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どうも、オヤジ草です!

突然ですが皆さんはUSJに行ったことがありますか?

私はありません。ディズニーにしか行った事がないです。


一度でいいからUSJに行ってみたい…!

と常々思っていましたが、陽キャのテーマパークに1人で旅行に行くのは、守護霊の大群に1人で突撃するディメンターと同じ。

陰のものである私はあっという間に陽オーラに当てられて消滅してしまうでしょう。


そこで私は、同じ陰の者たち「同人仲間」を誘い、現在死にかけのGOTOを利用して2泊3日、人生初のUSJに行ってきました!(タイトル回収)



空港だ〜。

久しぶりに空を飛びます。さらば東京!

着いたぜ大阪!

凄い!

ここはネズミの国でいうイクスピアリみたいなロードでしょうか?

気候的にはそんなに東京と変わりませんが、周りが全部関西弁なので不思議な感じです。


しかし、ここで旅の高揚感に当てられてエセ関西弁を話そうものなら周りのガチ関西勢に袋叩きにされるという偏見を持っているため、ザ・観光客に徹しようと思います。

満喫するぞ〜。

何はともあれホテルにチェックイン。

クッキーモンスターがお出迎え。

横の緑のゴミ箱はわからない…。

ディズニーのファストパスのようなエクスプレスパスがあると聞いて、受付で購入しようとしましたが既に売り切れ。

早くも連休のテーマパークの洗礼を受けます。

(ちなみにギリギリまでファストパスと同じで無料だと思ってました。)


パーク入園当日は帰りはヘトヘトになって夜のUSJを撮る体力がないと見越して、今のうちから撮りに行きます。

おぉー!凄い。逆光がよい。

シンボルの地球もライトアップされております。


もう既に行った気になってだいぶ満足した感じはありますが、本番は明日。

スタミナをつけなければと、オタクのエネルギー源、焼肉をたらふく食べます。

旅行の間に限り、全ての糖質と脂質は許される。

肉の油は旅行のテンションに負けるので実質カロリーはゼロです。


ただ、ここまで大阪らしいものを食べてないので、ホテルに戻る前にたこ焼きを買いました。

普段行かないテーマパークはオタクにとっては見知らぬ戦場。

戦の前の心配と高揚感を鎮めるためボードゲームをして平常心を取り戻します。

今回、各々がこれだと思うボドゲを持ち寄ってきてもらっています。


第一戦目、友人の1人が持ってきたボドゲはこちら

「フォントかるた」

?????


え…。は???


ゴシック体とポップ体、明朝体くらいしかわからない私にはどれも同じように見えます。

おまけに「可愛らしさが感じられるフォント」という所感のようなかるたの読み上げに脳が完全に思考を放棄して、当たり前のように負けます。



第二戦目は私が持ってきた「タイムライン」というカードに書かれた出来事の時点を並べるゲーム。

ここにローカルルール「fgoの持ち鯖のプロフィール欄で、わからない出来事を調べてもよい」というルールを追加します。

fgoのプロフィール欄に年号やその近辺で起きた戦争が書いてあったりしますが、(史実通りかは置いといて)

持ってない鯖は調べることが出来ないので日頃のガチャ運が勝負の分かれ目です。


しかし、ここで絆上げを怠っていたため、プロフィール欄が最後まで解放されておらず、情報不足になるという致命的な罠が。

こんなところで絆を上げていないことを後悔する日がくるとは思いませんでした。

その後もいくつかボドゲをし、明日も早いので早々に就寝。

明日に備えます。




そして2日目。決戦当日。

うぉーー!行くぞー!デッデッデデデデッ!デッデッデデデデッ!カーン!


開園30分前に行きます。

連休かつクリスマスシーズンに変わったばかりなので、どのくらい混雑しているのか全くわかりませんが、続々と入園者が進んでいくのを見るとディズニーを思い出して気持ちが焦ります。

昼の地球

30分前についたと思ったら開園が30分以上前にスタートしているということを知ってUSJのランダムさに驚きを隠せない。

今日の主目的は

・ハリー・ポッターのやつに乗る

・3本の箒に行く

・マリオストアに行く

・スパイダーマンのやつに乗る

・ターミネーターのやつに乗る です。


下調べによるとどうやらハリー・ポッターエリアに入るには混雑時は整理券が必要なようです。

入る前から人権チケットを手に入れないと魔法エリアに入れない。

魔法界はマグルに厳しい。

ということで開幕、魔法界に行きます。


幸いにも開園直後なので整理券の発行はなく、直接入れるようです。やったー!

きっと昨日飲んだビールに「幸運の液体」が入っていたのでしょう。


森の小道を抜けると魔法エリアの門が見え、映画のBGMが流れます。

ホグズミード村かな?

屋根に雪が積もっている演出。冬にきて正解でした。

門に入ってすぐ右手に見えるのは9と3/4番線からきたホグワーツ特急。

世界観がしっかりしている。


ゆっくりと村を散策したいところでしたが、既に「フォービドゥン・ジャーニー」の待機列が伸びていたため、急いでそこに並びます。

右端の人の山は全部待機列。

魔法使いのローブを着たスタッフが最後尾を持っていて、つい「持ちます」といいそうになりました。コミケが染み付いている…。

80分以上待ちの長蛇の列でしたが、周りには初めて見る映画で見たハリー・ポッターの景色。写真や動画を回していたら全く退屈はしませんでした。

フクロウ可愛い。

窓越しにマンドレイクが叫び続けていたので、この時点で鼓膜は死にました。


そして村を抜けると奥にホグワーツ城が。

校門

快晴のため、いい意味で日本らしくなく、本当にホグワーツのようです。


わぁーすごーい。

圧巻の光景に知能がピクシーレベルにまで下がります。


待機列は城の中まで続いていきます。結構長い。

城の中に入るとミゾの鏡や組み分け帽子などの作中のキーアイテムが展示してあります。

(写真は暗すぎてあまりよく撮れなかった)


そして城内をぐるぐるして漸く乗れるようになり、USJ最初のアトラクション

「フォービドゥン・ジャーニー」を終えた感想は!


めっちゃ揺れる!


いや、ちゃんと楽しかったです。

ディズニーでいうスターウォーズとホーンテッドマンションを足したようなアトラクションで、複数人乗る乗り物に乗り、展開される映像や飛び出してくるギミックに合わせて上下左右ぐわんぐわん揺れ動きます。


ジェットコースターではないので、速度は出てませんが映像による速度が凄く、ハリー達のスピード狂ぶりがよくわかります。


魔法使いは骨折しても魔法で治せるけどマグルは箒から落ちたら死ぬんで…。

内容は映画を見ていれば楽しめるものでした。

ついでに目も覚めました。


さて、メイン種目が終わったので次は朝食を「3本の箒」でとります。

丁度開店の10時だったのでスムーズに入れました。


写真だと分かりませんが、メニュー表は映画同様に「動く写真」仕様になってました。

細かい。

クリスマスシーズンなので丁度映画のような豪勢なターキーなどがありましたが、朝かつフォービドゥン・ジャーニーで胃がぐるぐるしている状態だったので、大人しくサラダと名物バタービール、

そして魔女鍋レモンケーキをインスタ映えしそうという理由で注文しました。

ちなみに我々は圧の強い料理を見るたびに頻繁に「インスタ映えしそう」と言って写真を撮るのですが、全員インスタをしていないので架空のインスタにアップしていることになります。


この魔女鍋レモンケーキ、食事時に魔法界スタッフから「魔法薬を振って、かけてお食べください」と言われます。

これがポリジュース薬や惚れ薬ではないことを祈り、振ってみると…。

わぁー!ピンクだー!

…これやっぱり惚れ薬じゃね?

魔法薬をかけるとクリームがとけて花弁のようになります。

味はレモン風味が強く美味しかったです。


ちなみにホットバタービールは下調べではめちゃくちゃ甘くプリンのようだとありましたが、個人的にはカラメルシナモン味で甘くはありますが飲みにくいというわけでもなく体が温まってよかったです。


3本の箒のテラスからは湖に映るホグワーツ城を撮ることができます。

本当に映画みたいだ。


休んだことで体力が回復したので村の散策へ。




これにてハリー・ポッターエリアは終了。

早々にメインの乗り物をこなしたことで余裕をもって次へ向かえます。

帰り道には秘密の部屋に出た空飛ぶ車が。

そしてポッターエリアを出ると、そこには入場制限の看板が。

整理券が必要なフェーズに入っていたようです。

朝イチで入って本当に良かった…。


次なる目的地はマリオストア

子供の頃、任天堂ゲームばかりやっていた自分は任天堂パークがあればなぁと何度も夢見ていたものです。

できればマリオエリアが出来てから行きたかった…とホグワーツの出来を見ると尚更思います。

まだ空いてるマリオストア。

さっき食べたばかりなのでマリオカフェは

見るだけにして

隣のショップへ移動。

グッズはマリオ、ルイージ、ピーチの3人がメインでクッパやパックンフラワーなどはありませんでした。残念。

その辺は任天堂エリアが出来てからになるのかな?

マリオの帽子を買おうか悩みましたが、陰キャスキルが発動して「でも普段使いできないしな…」と日和って買わずに終わりました。

ここで「いや、今いるのはパークなんだから今日を最大限楽しむために買おう」となれないところが陽キャではないところです。


後ろ髪を引かれつつ、次の目的地アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライドに行きます。

パスがないので60分待ち。

しかし、ここでトラブル発生、アトラクションの安全装置が作動してアトラクションが一時休止に、並んでいる人たちにはエクスプレスパスを配布して退出となりました。

不幸中の幸いでエクスプレスパスを手に入れた我々はその効果がどれくらいなのかを楽しみにその場を去ります。


次はジュラシックパークのエリアに向かいます。

これは怖いから乗らない。

だって見てくださいこれ

何かの耐久テスト?

これを見た瞬間、脳裏にGと三半規管の限界に挑むプラネットコースターの映像が浮かび、体が明確に拒否反応を出します。


私はディズニーシーのインディジョーンズやセンターオブジアースなら乗れるのですが、昔「ホーンテッドマンションみたいなやつだよ」とハメられてタワーオブテラーに前知識なしで乗った結果、事故ったエレベーターの様な急落下アトラクションに、金玉が喉のあたりまで引っ込んで、喉ちんこが本来の意味でちんこになるほど、絶叫系にトラウマを植え付けられたので、この手のぶっ飛んだやつは乗れません。


「お、お昼取ろうよ。ポークリブとターキーレッグがオススメらしいよ」と仲間の軌道修正をはかり、なんとか安全な方へ行きます。

屋台を一周するほど並んでいましたが、近くで恐竜のショーがやっていたので気は紛れました。

映画のようにこのラプトルを3匹並べて手を前に出して抑えるやつをスタッフの人やって欲しかった。

これがポークリブ。ジャンクな濃さをイメージしていたら割と料理的な味付けで肉って感じでした。美味しい。

そしてターキーレッグがこちら。

これ、見た目より量が多いです。

恐竜の指を食ってるのではと思うほど太いです。神経が入っていたりしてちょっと食べづらいですが、しばらく何も食べなくていいかなと思うほどのボリュームでした。



満腹になり、ジェットコースターに乗るとリバースする可能性があるため穏やかなアトラクションのジョーズに乗ることに。

今も尚、根強い人気を誇る一大ジャンル「サメ映画」

何故か脳裏に天使にラブソングをの歌が流れてきますが、これはちゃんとしたサメ映画。

頭が一つしかない原点にして頂点、ジョーズです。


朝から列に並んで立ちっぱなしだったので、丁度いい休憩になります。

穏やかだと思っていましたがバチクソ濡れました。

USJの乗り物は全般的に攻めの姿勢のものが多いですね。

内容はディズニーでいうジャングルクルーズみたいなやつでジョーズという映画のベースがあるので分かりやすく面白かったです。



スパイダーマンが復活したというので、早速パスの効果を実感しに行くことに。

するとどうでしょう。写真を撮る間もないくらいどんどん進み、5分も経たずに乗ることができました。流石本来は有料なだけあって効果が段違いです。

そして肝心のアメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライドの感想は


映像のどこを切り取ってもスパイダーマンらしいアトラクションでした!


揺れ度で言えばハリーポッターよりぐるぐる回るので酔いやすいかもしれませんが、アトラクションの動きとスパイダーマンの行動が凄く自然に繋がっていて先が読めるけど楽しいといった感じでした。

ちなみにこちらのアトラクションもハリーポッターみたいなタイプのやつです。ジェットコースターではないです。


次に向かうのは最後の目的、ターミネーター。

ターミネーターは残念ながらクローズしており、ウォーターワールドも時間が合わなかったので、早い時間のうちに目的は全部達成してしまいました。

他にもコロナの影響なのかわかりませんが、結構なアトラクションがクローズ中だったので、なかなか厳しい情勢だな…と遠方の地でも感じます。


流石に一つはジェットコースターに乗っておこうということでジュラシック・パーク・ザ・ライドに乗りました。

いや、もうこんなん濡れない方がおかしいでしょ。


乗りたいものはだいたい乗り、土踏まずも限界を迎えたので、残り時間はパークを一周して写真を撮りつつエントランスまで歩きました。


そういえば同人作家同士は本名よりペンネームの方が呼ばれる歴が長いため、こういった場所でも普通にPNで呼び合いますが、少し前ならあまり大きな声で言えないようなとても人間とは思えない名前で呼び合うことに躊躇を感じていましたが、最近はユーチューバーの台頭で人間離れした名前で呼び合っても、そんなに変な目で見られないというのが利点だなと感じました。

ヘトヘトになり、腰も限界のため、まだ若干明るいですがこれにてUSJは終了

ホテルに戻り、混みあう前に夕食を戴きます。


夕食はホテルにあるビュッフェ。

疲労で知能が幼稚園児まで退化しているので端から順番に取っていたら揚げ物×茶色×炭水化物という筋肉に真っ向から喧嘩を売る恐ろしいラインナップになってしまい、慌てて野菜を取りに行きました。


そして最早見栄えを気にして綺麗に料理を並べる体力もない…。

それでも写真を撮るのは体に染みついた条件反射のようなものです。

世界がゾンビで溢れかえり、自分がゾンビになったとしても、おそらく人間を噛む前に一回写真を撮ってから噛むと思います。

コロナ対策で料理を取る時は常に手袋・マスク着用、パーク内も至る所に検温とアルコール消毒の設備があり、徹底してるなと感じました。


夕食を終えて部屋に戻り、またボドゲしたりスイッチでポケモンとかスマブラをしていたような記憶がありますが、正直疲労でよく覚えていません。


余談ですが、ポケモン剣盾のエキスパンションパスを買うと第一弾だけではなく第二弾も遊べるんですね。てっきりそれぞれで買わないといけないと思ってました。

そしてここだけの話、USJのエクスプレスパスを何度もエキスパンションパスと言い間違えました。


体力が尽きたところでその日は就寝。

3連休、思えばあっという間だった…。



最終日、チェックアウトを済ませ、USJを背にホテルを出ます。

心残りのないようにお土産を買いにショップへ。

私はグリフィンドールのマフラー。

スリザリンのコップ。

9と3/4線マークの帽子

家族への土産(チョコとクッキー)

を購入し、最後の締めとしました。

そしてフライトの時間になり、3連休と共に大阪を去る…。

よい旅でした。


ということで今回はGOTOを使って2泊3日のUSJ旅行に行きました。

正直GOTOで安くなって、更にクーポンが出るという状況じゃないと行かなかったんじゃないかと思ってます。

それだけに今のGOTO中止するかもという流れは非常に残念ですね。

コロナが怖いというのは確かですが、こういった観光地の方が都心の映画館よりきちんと検温やアルコール消毒が徹底している記憶があります。

なんとかまた旅がしやすい情勢になってほしいものですね。

2泊3日有意義な時間でした。お土産も沢山買えたし。


それでは今回はここまで。さようなら。


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