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記事を書いていたらもう少し書きたくなってしまったので続きました。


前回記事

https://tmtjuice.fanbox.cc/posts/6028017

OCまわりで少し続けたかった内容を追記しつつ、

筆がのってきたら趣味などについても書いているかもしれません。

OCなど

こちらも少し前に描いて放置していました。

以前描いたエスカレーターのイラストのラフ時にはこのキャラクターが

立っていて、シリーズの1枚として描き始めようかと構想していました。


 この時の備忘録

 服装などにもこだわって、しっかりキャラデザをしようかと考えていたのですが

 このようにコンセプトアート調というか、背景がメインとして見えている場合

 キャラクターの情報量が多いと画面内で悪目立ちするように感じました。

 もちろん構図によって印象も変わりますし、一概にそうというわけではないですが

 この時にやりたかった表現は静的なイメージで、キャラクターにスポットライトを

 当てたいとは思っていても、それが主題として目立ってほしいというよりは、

 画面全体を通してみてほしいと思っていたので、絵全体を通してやりたい印象と

 キャラクター単体としてやりたいことが合っていないようでした。

 キャラクターをデザインしてしっかりと見せたい場合は、やはり設定画として

 立ち絵を描いたり、ヴィネットなどの背景要素を装飾の1つとして描いたり、

 それぞれにふさわしい表現があるなーと体感したので、方向性を変えることに

 なりました。


こちらも前回の記事で出ていた、SF系の世界観に出てくる主要キャラクターで

「第三公社」とは違う、所属不明の予定の野良の人形の「ハヴォック」です。

サイバーファッション的な雰囲気は他と合わせて踏襲しつつ、野良ということで

洗練されたイメージよりもヒッピーな印象を合わせてまとめたいと考えています。


 人形

 所謂人工知能が発達した意思を持ったアンドロイドなのですが、

 それぞれの企業が自社のファッションブランドのイメージを反映し、

 モデルとしての側面を持たせて服のみではなく一人の人間全てをデザインされた

 それらのことを人形と呼称しています。ルビはタイトルの関係でドールです。

 発表の際には、更に様々な機能を盛り込んだオリジナルのハイスペックモデルと

 機能を制限された一般向けの廉価版として販売されるローモデルへ分けられます。

 ハイブランドのオリジナルの人形を持つことが一種のステータスとされており、

 富裕層はそれらのブランドの人形を連れ添い、一般層はローモデルやローブランド

 の人形を着飾り、貧民層は廃棄されたパーツなどを改造して

 独自の文化を築いている、といった世界観です。


 ゲームが好きなのでゲームとしてプレイするなら、といつも考えていまして

 この世界でのファッションショーとは、企業の威信をかけた

 ブランド同士の戦いという設定です。

 独自の性能を詰め込んだ人形同士を戦わせ、

 強さと美しさを競う一大競技になっています。

 

この他にも花をモチーフにしたハイブランドの「グラジオラス」や、

複数の企業が連盟で活動している「企業連」など、ゆるーく設定だけは膨らんでいる

ので、ぽつぽつ専用記事を投稿していきたいと思います。

 なぜか先に作られたアイテムアイコンたち

 左上から右下に順に、強化素材(希少)・強化素材(普通)・回復(大)

 宝箱(エキゾチック)・ガチャチケット・回復(小)・課金石・スタミナ回復材

 こちらも古いため今では没データです

イラストについて

前回の記事で話にあげた、個人的な課題と取り組みについて。


また髪の話になりますが

今回の取り組みである程度ディテールを詰める作業はクリアしたものの

表現が重すぎるという点で、やはり新しい課題が残りました。

 そもそも髪があまり上手くないという点は触れないこととします


tmtは絵を描き始めて少ししたあたりの頃は厚塗りをとても好んでいました。

現在でもそのようなタッチに憧れがありますし、ずっと好きではいるのですが

今やりたい表現は、そのように塗りこまれた重厚感ではなく程よく抜けや透明感

を感じつつも、手数が足りていないと思わせない絶妙なタッチです。

個人的な感性の話に近いかもしれないので言語化が難しく意味不明かもしれません...


書いていて思ったことですが、

例えば顔の周辺部分には、肌の色に近い色をのせることで毛先の透け感を表現する

ようなイメージが近いかもしれません。

なぜそうしなかったのかと今甚だ疑問を抱いています。

 試しに簡易的にやってみましたがなんとも言えません。

 彩度が低い絵にはくすんで見えるため不向きなのか、もう少し試してみたいです。


もう1点、毛束の中に髪の一本一本をそれらしく見せたいです。

カスタムブラシなどを駆使したり、単純にストロークで細く描いたりしていますが、

どうも理想的な繊細さが表現できません。

ディフォルメしているところと、さりげなくきめ細やかなタッチが入っているところ

がうまく混在すると、その2点で髪は透け感のようなものが出ると感じているので

こちらもひたすら試していくしかなさそうです。

 こういう部分

 トリミングしてみると見えづらいので、明度を上げています

やはり現状のブラシでは満足いく結果が得られないので改修が必要なのかも。


その他に試している内容では、随所にハッチングを増やしていっています。

襟などがわかりやすいでしょうか。

実際にはこのように拡大して見てもらえることは稀なのと、

遠巻きに見るとほとんどが潰れるため期待する効果は低く、あくまでこだわりレベル

のものになるかなと感じました。

ただ繊細さという点では売りにしたいポイントでもあるので、キャラクター主体の

大きくうつるイラストでは今後も取り入れつつ研鑽していきたい点の1つです。


最後は選択範囲(なげなわ)の利用です。

胸元やベルト、ジャケットの裏地などはなげなわでシルエットを作り、

その中を更にカスタムブラシで塗ったりグラデーションで処理をしています。

本イラストの記事で最後に記載していた内容がこちらになります。

海外のアーティストのライブペイントを何度か見せてもらったことがあるのですが、

全員ではないものの、筆が早い方はこの手法をとってる方が多い印象でした。

現在tmtが目指しているタッチに必要な手法なのかはまだピンときていませんが、

参考資料としてよく目にする作品は、よく見るとそういったエッジのきいた

シルエットが目につくため、うまく活用すれば再現性が得られるかもしれません。


それ以前に人体の構造の理解や、ライティングや構図などといった

基礎知識として学ばないといけないことが多く残っていますが、

やはり塗りの工程は一番楽しいところなので、研究して試す過程も面白いです。

ブラシについて

Photoshop専用になりますが、

この次の記事で【1I/2017 U1】プラン以上の支援者様限定で

前回記事にて話題にあげたオリジナルブラシを配布します。

ただのラインなので大したものではありません。


クリスタを使用されている方の方が圧倒的に多いと思うので、

クリスタユーザーの方々はそちらのブラシを使用された方が良いと思います...

趣味

最近兼ねてより欲していたArtemideのフロアランプを買いました。

TOLOMEO Floorの通常サイズです。

 写真はなにやらいい感じにしてくれるFUJIFILMのアプリで撮っています


奥の鎌首をもたげている感じのやつです。ベッド汚くてすみません

これまで小さい安物のスタンドライトを使っていたのですが、

間接照明で浸りながら作業をしたかったのでいつか買いたいと思っていました。

大きなお部屋でなければこれ1つで夜間も十分に保ってくれるサイズで、

見た目も抜群にいいのでひたすら満足しています。

ご飯を作りながら遠目に見てニコニコする毎日です。


特別知識があるわけではないので、ひたすら好きなものを集めるだけではありますが

こんな感じにインテリアや小物を集めるのが1つの趣味になっています。

好きなものに囲まれながらする作業は気持ちがいいので、これを見てくれている人で

興味はあるけど手を付けていないという人がいたらとてもおすすめです。

お金がかかってしまいますが時間をかけてこつこつと集めるのも楽しみになります。


画面にうつっているのは、

エムールのすのこベッド・マットレスに無印の枕・布団類、

シルバーのアルミブラインド、枯れて再生中のウンベラータ、モンステラの造花

猫の毛がからまりすぎて異音のするboltzのサーキュレーター、

Francfrancのアートテーブル、などです。

改造中なので不要でごちゃついているものも多いです。

イラスト全然関係ないですが、趣味前回のルームツアー的なこととかを

いつかしたいなと思っていまして、お前の部屋に興味はないという人がほとんどだと

思いますが、趣味としてどこかでやるかもしれません。


あとは今デスク周りを整えていまして、リメイクシートを貼って良い感じになったら

作業環境まわりの紹介もしてみようかと考えています。

何も特別なものはないのでプロっぽい紹介とかはできませんが...



そんな感じで以上です。

イラストの作業工程や、How to的な記事は

コストから現状月1程度となってしまっているのですが

こういったラフや設定の公開、イラストについて考えていることなどを

定期的に挟みつつペースを上げていきたいと思います。



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Comments

Anonymous

tmtさんこんにちは。いつも素敵なイラストをありがとうございます。以前からFANBOXに入りたいと思っていまして、入る機会が出来たので質問をさせて頂きたいのですがtmtさんの少し薄暗い肌の色を自分の絵にも取り入れてみようとしたのですがなかなか上手くいかず…もしよろしければベースに使う肌の色や塗り方を教えていただけると嬉しいです。 これは個人的希望なのですがtmtさんのキャラ塗りがとても好きなので今度お時間有りましたら解説記事を出していただけると嬉しいです! 長くなりましたが是非読んで頂けると幸いです。今後のご活躍をお祈り申し上げます。

tmt

すこさんこの度は支援プランへの加入ありがとうございます! キャラクターまわりについてお褒めいただき大変嬉しく思います。 タイミングが合いそうでしたら、今月の記事でtmtの考え方などを含め それらにまつわる記事を作成してみようと思いますので、よければ御覧ください!