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おはよー。異澤だよ。 今回は現すばDB第2回めぐみん編です。 めぐみんはなんと言っても作中一番人気のキャラだけに少しこだわりがあります。ではでは。 ▷めぐみんとカズマ と、こだわりがあると言った手前申し訳ないのですが、めぐみんとカズマについては本編でかなりしっかり描かれる予定です。 なので、ここでは少し要素をかいつまんでお話ししたいと思います。 現すばに出てるキャラは多少デザインに手を加えてますが、骨格的なところに手を加えてるのはカズマとめぐみんになります。 カズマは原作より少し背が高く肩幅も少し広いです。これはカズマがまだ成長期だろうというのが理由です。原作でカズマが死んだのはいつかわかりませんが、アニメの描写を見る限りおそらく夏に入る前くらいだと思われます。現すばは高校一年の3月終わりが舞台なのでおよそ半年くらい時が経ってます。年頃の男の子なら背くらい伸びるだろうと思いました。 逆にめぐみんはカズマとのコントラストを出すために少し肩幅を狭くしてちっちゃく見えるように表現しています。 こうすることでめぐみんの少女性を強調するような演出をしています。 また現すば本編でめぐみんとカズマは中学時代の先輩後輩という関係ですが、地味にこれが厄介な設定でした。 まず、めぐみんが通う紅魔中は普通の公立の中学です。なので紅魔中の学生は紅魔中の近くに住んでいることになるため、必然的にめぐみんとカズマはわりかし近所に住んでいることになります。しかし、高校生のカズマは一人暮らしをしてて、かつめぐみんと登下校する仲なわけです。 この構造を成立させるのはとにかく厄介でした。今でもわりかし強引な設定だと思ってます。 例えばカズマの高校が家から遠いから一人暮らしをしてる設定の場合、近所の紅魔中に通ってるめぐみんと登下校するというのはあり得なくなってしまいます。なのでカズマが一人暮らししている場所はめぐみんの家から近くなければならないわけです。というわけでカズマの一人暮らしの理由は前回で述べたようなものになりました。 また高校生の男の子と中学生の女の子を物語で絡ませるというのも割と難儀です。 じつはカズマが中学を卒業してからカズマが復学するまでの間、めぐみんとカズマは接点がありません。しかもあのアパートに住んでいなければそもそもめぐみんがカズマと再会することも怪しかったわけです。この辺に関しては次章でしっかり触れる予定です。 現すばの“カズマの1日”で時刻も一緒にお見せしてましたが、カズマが高校までいくのにおよそ1時間半近くかかっています。しかもそれで始業時間ギリギリです。それに対しめぐみんは30分くらいで学校に着くわけですので、めぐみんは始業時間に対し相当早く学校に着く計算になります。また帰りもわざわざカズマがバイトが休みの日に合わせて一緒に帰っています。しかもめぐみんは基本、学校が終わった後はこめっこのお迎えがあるわけですがこの時だけは、母親のゆいゆいが代わりにやってくれています。 原作では、めぐみんの都合にあわせてやってた爆裂デートですが、現すばではめぐみんがカズマの都合に合わせる形になります。 ▷セーラーめぐみん 上述のことを踏まえると14歳という設定を無視して、カズマの同級生にしちゃうのが手っ取り早そうですがなぜそうしなかったのか。 結論から言うと、ロリ性を優先させたかったからです。 高校生になるとミニスカにしたり、制服の着こなしもおしゃれにし始めたりと大人性が増してしまいます。まためぐみんはオシャレには興味がないので、あまり洒落た見た目にはならないようにしたかったというのもあります。 現すばの舞台は紅魔の里並みの田舎なのですが、めぐみんには田舎にいる小娘感が欲しかったため、黒のセーラー服にロングスカートという昭和の少年誌に出てくるようなデザインにすることにしました。 もちろんそういうデザインの制服の高校でもよかったんですが、カズマの引きこもりを救うキャラはエリスでなければならなかった(とても重要!)のと、引きこもり時代のカズマにめぐみんが接触するのは物語上不都合が起こるため、めぐみんとカズマが同じ学校というのはNGになりました。 そんなわけでなかなか苦難の道でしたがめぐみんは中学生にすることにしました。 ▷めぐみんの生活 めぐみんは原作での知性の高さを引き継いでおり、学業はとても優秀ですがが他はからっきしです。技術家庭や体育、芸術科目などの含めると学年1はゆんゆんになります。原作ではレベルが高いめぐみんは力などのステータスもカズマより高い疑惑があったが、こちらでは体格に見合った体力や力しかありません。そのため、番外編で触れましたが基本運動音痴です。 中二病時代はなりふりかまわず喧嘩を買っていたりいろんな奴に挑んだりしていたが、今は落ち着いており、あまり無謀なことはしません。 カズマとアクアとは小学校が違うのでアクアとは面識はなく、カズマとは中学で初めて出会うことになります。(カズマ中3、めぐみん中1) めぐみんは学校が終わった後はこめっこを幼稚園に迎えにいきます。そのため部活には所属していません。また家は相変わらず貧乏で、家事はほぼめぐみんが担ってます。(収入源はゆいゆいのパート代) 原作では、5歳(7歳という噂も)のこめっこをほっぽりだして旅に出たり出稼ぎに行ってしまう、割と碌でもないめぐみん一家ですが現代でそれを行うのはただのネグレクトで下手したら虐待です。原作のこめっこはそんな家庭環境のせいか、年齢にたいしかなりませた子になっています。 ただ現すばでは年相応に子供にしてあります。年齢は一つさげて4歳です。これは嵐を呼ぶ5歳児よりかしこい5歳児はいてはならないという持論のもとです。 めぐみんとこめっこの演出は『赤ちゃんと僕』という漫画の拓也と実を参考にしています。 実際問題、めぐみんはこめっこを受け入れるのに結構時間がかかったのではと思ってます。というのも現すばでは10歳まで一人っ子だったわけですし、めぐみんの性格からして親の愛情がこめっこに向くのは割と耐えられなかったのではないかと思います。またこめっこのお世話の関係で友達と遊んだりすることなどかなりできなくなってしまったでしょうから、その怒りの矛先が赤ちゃんで妹とはいえこめっこに向かってもおかしくはないと思います。 めぐみん家出エピソードとかも実はあったりしますが、それはまた機会があれば。 ▷ゆいゆいとひょいざぶろー 2人のエピソードに関しての妄想をここで。 ひょいざぶろーは若い頃から作家活動をしている売れない芸術家で2人が大学生の時にゆいゆいと出会う。基本、ひょいざぶろーはダメ男で生活力がないため、ゆいゆいが面倒を見るようになり、自然と男女の関係になる。その後、めぐみんがお腹にできちゃったゆいゆいだったが、両親に将来が不安なひょいざぶろーとの関係を認めてもらえず、在学中に駆け落ちしてしまう。家賃が劇的に安い紅魔の町に移り住んだ2人はそこでめぐみんを産む。そのため、めぐみんは祖父母の顔を知らない。めぐみんを産んだ後もひょいざぶろーは作家業を続けるが売れない作家のままなため、ゆいゆいが主に生計を立てていた。めぐみんは幼少期、幼稚園で1日を過ごすことが多かったので、子供の頃あまり親の愛情を受けなかったこともあり、かなりわがままに育ってしまう。めぐみんのひねた性格はこの辺に由来する。 家計が苦しかったので、第2子は当初予定してなかったが、めぐみんが10歳の頃、あまりに売れなくて落ち込んでるひょいざぶろーをなぐさめた勢いでこめっこを作ってしまう。こめっこの養育費を稼ぐため仕事を増やさないといけなかったゆいゆいはこめっこの世話を当時10歳のめぐみんにお願いするわけだが、上記で述べたようにめぐみんがこめっこを受け入れるのに時間がかかったので、この時期はめぐみん家も波乱に満ちており、流石のひょいざぶろーも作家活動を一時止め仕事に就くことになる。 その後、中学生になり中二病を患っていたものの、だいぶお姉ちゃんとして落ち着いてきためぐみんがこめっこの世話や家のことをちゃんとできるようになり、ひょいさぶろーは作家業を再開し、現在に至る。 といった妄想でした。自分の経験上、長女は父親に似る傾向が強いですが、周りの目を顧みず自分のこだわりを貫くあたりは父親譲り。ダメ男に惚れる性格は母親譲りになります。こめっこは両親を反面教師にしながら、また異質の存在になりつつあります。 ちなみにゆいゆいは親に反抗して駆け落ちしちゃう人だけあって昔はやんちゃであり、めぐみんが作中できているスタジャンはゆいゆいのお下がりになります。そのためめぐみんに対し少し大きいです。(基本めぐみんの服は母親のお下がりです。) ▷ウォルバク 今のところちょろっと出ただけですが、次章ではもう少し出番が増える予定です。前述の通り、ゆいゆいはパートで忙しかったので、子供の頃からめぐみんの世話を焼いてたのはこの世界ではウォルバクです。原作ではめぐみんの憧れの存在でありながら最後は悲しいお別れになってしまいましたがこちらの世界ではかなり親密な関係となっています。原作のような争いがなければこんな関係になっててもよかったのではと思い、ウォルバクを登場させました。 着想は『のんのんびより』という作品のれんげと楓(駄菓子屋)の関係からです。れんげには一穂という歳の離れた姉がいるのですが、れんげがほんとに小さい時、一穂は大学生で家にいなかったので楓が面倒見ることが多かったそうです。れんげが楓に懐いてるのはそれが理由ですが、現すばのめぐみんとウォルバクはこの関係に近いです。 めぐみんの成長というのもこの物語で描く予定ですが、それを見守るキャラが欲しく、ゆいゆいでは少し役不足を感じたのでウォルバクが採用されました。 あと、単純に自分が赤髪ショート(しかも巨乳)のキャラが好きというのもありました。(むしろそれが全てじゃないのか。) ▷現すばはめぐみんの話 第2回目にアクアを差し置いてめぐみんを持ってきたのはそれだけ現すばではめぐみんは重要なキャラだからです。現すばは、このすばの設定やストーリーをどう現代で再現するかというのが演出の基本ですが、どうしても再現できないものがあります。 その割を一番食ったのはめぐみんです。 ・・・・・・今はこれだけ。 ではでは、次回のアクア編でまたお会いしましょう。

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AlvaroKillers

めぐみんは一馬と結ばれるのか?

ウジョー

ひょいざぶろー著作はウィズのような独特のセンスの人の心に強烈に刺さるタイプの作家かな?実在のとんでも文豪列伝とかテレビでめぐみんが見たら共感するのかウチはまだマシと安心するのか、これからの活躍に期待してます