シーサイドジム開設2周年記念雑記(Miscellaneous notes on the 2nd anniversary of Seaside Gym) (Pixiv Fanbox)
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※新規カラーイラストなし(No new illustrations)
シーサイドジムがオープンしてから2周年目を迎えることができました!
これもひとえに、ジムを支えてくださった皆様が居てくださったおかげで運営を続けてくることができました。ありがとうございます!
今回はせっかくの機会ということで、2周年を迎えられたことと感謝を伝えさせていただき、その後、今後の目標についてたまには真面目に語らせてもらえればと思います。
そして最後は、普段僕が楽しんでいる鉛筆画の落書きをいくつか公開します。
た、大したものでなくて申し訳ないですが、たまにはこういう未完成なものも出しちゃおうと思ったのです。
このページはただの雑記ですので、付き合ってやってもいいぜ!と思われた方のみ、つづきをご覧ください。
…
あ、あと、文章、その、長いです…。
1.感謝
僕は、絵を描き始めてから今年の5月でまる三年が経過することとなりました。
それまではイラストを描いたことが全くなかった僕が、本当によくここまで続けてきたよなと改めて思ったりします。
続けられた一番の要因は、ジム会員になってくださった皆さんの支えがあったからです!!
ありがとうございますっ!
毎年言ってる気がするのですが、もしジムに会員のみなさんが来て下さらなかったら、やっぱり僕は絵を描くことを止めてるよなーと思うのです。
その理由ですが、絵を描くのって結構楽しいのですが、実はめっちゃくちゃ「タイムパフォーマンス(タイパ)が悪い」のです。
ちなみに僕は一枚仕上げるのに20時間以上かかります。
ちなみに最近の差分有りのイラストは全部の作業で30時間くらいかかってます!
ははは…。
20~30時間あれば、どれだけのことができるかと思うと途方もない時間が絵に消えています。
色々効率見直すべきなのですが、どうしてもかかってしまうんですよね…。
なので、仕事を終えて家に帰ってから疲れていようと絵を描かないと仕上がらないし、休日も一日かけて絵を描くことってざらにあったりします。ざらというか、ほぼ毎週。
(ちなみに僕は格闘技や楽器の演奏を習いに週4~5回仕事終わりに出掛けているので、時間のコントロールミスると全部崩れてしまうような生活しています。まさにラッドレース!がんばれ!!)
最近まで絵を描くって楽しいから全然気にしなかったのですが、今は絵に時間が吸われて本当めっちゃタイパ悪いしどうしようって思っています。もう少し人生にゆとりが欲しい。
ただ絵って、そういうものだからどうしようもないんですよね。
で、最近は絵を一枚仕上げると、もう疲れた休みたい…となることもしばしば。
でも、ジムメンバーの皆さんがいることを思い出して、喜んでもらいたい!
次、次も頑張らねば!と奮起しながら絵を描くことができるようになります。
あと、絵の技術の向上って本当に難しいんですね。
なのに周りを見渡すと神絵師様がたくさんいらっしゃって、この神々はどれだけの時間と努力を絵につぎ込んできたのだろうと思うし畏れ多いです。
好きだから描く、だけでは絵は良くならない。
常に本気でやらないとダメってことだから、「絵を描くのが好き」だけでは続けられない大変さが絵にはあることに、やっと最近気が付いてきました。
なので、僕はファンボックスに来て下さる皆さんがいるからこそ、絵を続けられているなと思いました。
通りすがりではなく、わざわざファンボックスまで来てくださり、メンバーさんになって下さる手間をかけるだけの意味が、僕のコンテンツにはある!そう自信を頂くことができるから続けられています。
本当に、ありがとうございます!!!!
2.今後こんな感じでやっていきたいと、ふわっと語ってみます
昨年からAIが絵を描きはじめ、そして急速な成長を迎える姿を見て「うおお、強ええ…勝てねえ…」と呆然とその状況を眺める僕が居ます。
ちなみに、昨年たてた一年間の目標は、絵をうまくすることでした。
陰影とか背景を描くとかなんかそんなこと言っていた気がする。
けれど、もはやそんなのに意味がなくなってしまったのです。
どんだけ頑張っても、AIには追いつけぬのです。
で、今の自分がAIにはないコンテンツの魅力をどうやって皆さんに届けることができるのかなと考えました。
これで勝てる!っていうものはさすがに出ないですが、人間の優位性はやっぱり熱意とこだわり、なのかなと思ったりします。
AIって、最高にうまいけれど、ずっと見ていたい魅力がなんか薄い、気がする。
という考えから、人間だから表出される要素はこういうことかな、と思いながら今年やろうと思っているポイントを以下に5つ列挙してみます。
①とにかく格闘男子と格闘シーンにこだわり、ニッチなコンテンツを供給する
②安定した供給の継続
③自分が作るコンテンツ制作の熱量を全部ファンボックスにそそぐ
④ジムのキャラクター性や魅力を伝えることを意識した絵作りを行う
⑤画面の中に格闘、打撃、筋肉といった自分が好きな要素を追求し、ぶっこむ
特に①②は重要視しています。
当サイトは格闘技を行い闘う!という強い限定条件を魅力に感じてもらえる方向けに作られております。なので、かなりニッチです!
本来ならもっと一般的なわかりやすいエッチなイラストを描けたほうが良いのはわかるのですが、僕が好きなのは格闘男子。描きたいのも格闘シーン。おお…。
なので、僕の好きを詰め込んだニッチなイラストを、これからも脇目も振れず発信します。
供給数の少ないジャンルなので、その分頑張るぞって思います。
そして、最近は②も大切だと考えています。
どれだけ魅力的なコンテンツが作れても、コンテンツ制作を終えればそこから皆さんに忘れ去られ存在がなくなるのがコンテンツの命なのだと最近思うようになってきました。
なので僕は、コンテンツの供給の継続性も重要視します。
皆さんに認識していただける間は、コンテンツが作り続けるように頑張ります!
あと、今は絵を描く作業で時間がいっぱいいっぱいで、なかなか頭を使う時間が取れていません。絵の上達よりも、どんな絵を描くかにもう少し時間を使えるよう、作業時間を工夫していければと思います。
キャラクターごとの良さも、今年はよりこだわっていければと考えています。
3.個別メッセージについて
ジムの運営を続けていると、ジム生徒の皆さんと継続的なつながりを感じる機会を頂くことが度々あったりします。
たとえば僕はツイッターをやっているのですが、ジムメンバーの会員さんからDMでメッセージを下さる方がおられるのです。
わざわざダイレクトメールでメッセージを下さるくらいなので、どなたも本当に僕を応援しようという気持ちが伝わってくる文面ばかりで、本当に励みになります。
ありがとうございます!
また、ジムのキャラクターたちの物語を送ってくださる方もいらっしゃて、本当にジムメンバーの皆さんの多彩さ・巧みさに感動することばかりです。
僕は、気の利いた言葉でメッセージを返すのが得意ではないのと、返事に時間をかけて絵を描く時間が取れなくなるのは本末転倒なので、しっかりとお返しができていないのが現状です。
本当に申し訳ないです。
その分僕は、絵を頑張って、そのお気持ちに応えたい!と思っております。
そして本当のところ、いただいたメッセージは、描くときによく思い出していたりします。
筋肉のこだわりを感じるというメッセージや、前よりもよくなっているという比較のメッセージなどなど、僕の絵をこんなに見ていただける、そう思うと、自信がなくなっていたとしてもやる気が復活することもよくあります。
そういったところも、皆さんに支えてもらっているなと思っております。
また、長期間ジムメンバーになってくださっている方や、クラスエグゼクティブ会員の継続をしてくださっている方も、ありがとうございます。
きっとジムを楽しんでくださっていて、活動を応援してくださっているのだと僕は考えております。
まだまだ未熟者の僕ですが、皆さんに支えられてここまで頑張ってこられたので、これからも楽しめる絵作りを意識し、長く活動ができるよう頑張りたいと思います!
4.鉛筆での落書き
最後に、僕が普段どのように絵の練習をしているか見ていただいちゃおうかなと思います。
僕は鉛筆描きをクロッキーに1日1時間~2時間位やっていて、大体はこんな感じの絵を描いています。
練習の9割はこういう練習なのですが、今回見ていただくのは、もう少し遊び心で描いたものを見ていただこうかなと思います。
昨年の4月から今年の3月までの1年間で、ちょっとずつ絵が上達している?様子を皆さんにお届けします!
2022年4月
格ゲーの画面を見ながら楽な気持ちで落書き。
今と比べると少しだけつたない。
5月
胴着の構造を知りたくてラクガキしていました。
胴着ってはだけると胸元から腹筋ががばっと見える構造がすごくエッチくてたまらない。
ファンボックスのために、柔術の絵を描く練習をしていました。
人の密着度が描けず苦戦。
で、僕はこんな感じで適当に鉛筆画で描き散らしてから、ファンボックス用のイラストの内容を考えます。
気まぐれで三点透視図。
しかしこの後一回も練習できず。
背景苦手、分からない…。
今後は、AI様が助けてくれたりするのだろうか?という他力本願。
8月
服を着せたうえで体の立体感の理解をしようとしていました。
この時は、今よりフォルムが分かってなくて立体感が甘い気がする!
この後出てくる半年後のイラストと比べてください。
9月
武虎のピヨり顔。ラクガキですがコミカルで気に入っています。
11月
狼が忍者になったら、なんていたずらで考えていろいろ描いていました。
ラフだとこういうのってパッと描けますが、これを清書するとおっそろしい時間になるんですよね。
遊びで描くこういうラフをやっているときが、僕は一番楽しいです。
12月
「10センチぐらいの小さいコマにラフを描くと細かく描けないから取り組みやすい」らしいのでやってみると、確かに力が抜けて素早くいい感じに描ける。
12月のこの時は、狼と朝陽の闘いのシーンのイメージをいろいろ考えながら描いていました。
ちなみに、ファンボックスでは2人が対等に登場することを意識しすぎて、完成作の絵にメリハリが少なかったなと反省。ラフの方が生き生きしている気がする。
2月
キム・ラッキ先生の本の模写。
参考にする元絵が良いからではありますが、初めのころと比べると立体感が分かってきたし、描けるようになってきた気がします。
絵の前後感とか、空間とか。
ただ、1年間毎日絵の練習をしてもこのくらいの変化なので、絵の道は厳しいです。
3月
バスケ好き高校生が学ラン脱ぐとムキムキな闘士だったという謎設定で落書き。
絵を描いた後で、適当にセリフをくっつけて遊びました。(なので、絵につながりはないです)
普通の高校生に見えて学ラン脱ぐとすごいって、エッチくないですか?
ということで、一年間の鉛筆画を見ていただきました。
鉛筆画は自分の技術がモロバレするのですが、それはそれでいいやと思って出しました。
経験が少ないから、つたないのは当然。
ただ、一年前よりは、なんか最後のほうはいい感じになってませんか?
なってません?なってますよね。
え?
なってますよね…。
ま、ま、とにかく、来年はもっといい感じに描けるように練習も頑張るぞ!
ちなみに、ここ数か月は指の腱鞘炎がやばくて、絵を描けない?という日もあるくらいだったのですが、持ち方が悪いことに最近気が付き、小学生がよく使う鉛筆の持ち方矯正グリップを購入しました。
うん!
鉛筆画持ちにくく絵がかなり描きにくいのですが、指が正しく使えている感じがします。
マジで指がダメになるかも、ってくらい指が痛い中で絵を描いていたので、この矯正グリップ感謝です!
最後までご覧くださりありがとうございます。
今後AI旋風が吹き荒れ、絵師は生き残る道の模索は必至ですが、当ジムが何とか継続して頑張って運営を続けていきたいと思います。
今後ともシーサイドジムをよろしくお願いいたします!!