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せっかく有料ですし、普段語らない自分のことなど描いておきます。同時に創作への心意気などお伝えできればなと思います。ここだけの秘密でおねがいします! 今は謎のインターネットお絵かきマンですが、 元は大手ゲームパブリッシャーで、ゲームプランナーをしておりました。 ゲームプランナーというのは幅広いお仕事ですが、 新しいゲームタイトルを考える……ということはほとんどなく、制作中のプロジェクトに配属されて、偉い人がやりたいことを仕様化し、プログラマやデザイナーとすり合わせをして、予定を立て、締め切りまでに仕様を実装します。 特に私の場合は問題解決のアイディアが出せたり、セクション間の調整がうまかったり、実装のスピードが速かったので、デスマ救出部隊としての配属が多かった気がします。 デスマも繰り返すと疲れるもので、もう他人が考えたゲームで命を削るのは嫌だ、ということで、自分のゲームを作るために、再就職はやめ、フリーになることにしました。 ※他人が考えた、といっても、作るときは自分の作品だというプライドは大事です(プランナーの心構えをここで説いてもしかたないですが) ゲームで生活をするためには、IP(知的財産)の創出が不可欠で、人気のキャラクターや世界観などを作り出せれば、ゲームのほか、小説、漫画、アニメなどにも展開するなど可能性が広がります。IPそのものを買い取ってもらえる可能性もあります。 ということで、pixivで人気のキャラを生み出すべく、お絵かきを開始します。 どのような絵を描くべきかは、ほぼ最初から決まっていました。 まずゲームに使えること。元々安倍吉俊さんの絵が好きだったので、厚塗りマンだったのですが、厚塗りの一枚絵は素材としては使いにくいので、個々のオブジェクトが独立して動いてもおかしくない、主線のある絵柄を選択します。 次に、経験を活かすこと。ゲームプランナーの仕事は多岐にわたり、特定のイベントを任されてシナリオを考えたり、映画のようなイベントシーンを作成したり、裏設定を考えて説得力のあるマップを作るなどします。 たとえば、ゲーム的に、細い道を作らないといけない場合、これを崖に囲まれた道にしてもよいですが、二軒の家の窓と窓を、壁の板をはぎ取ってつなげ、橋にした雰囲気にするほうが、ドラマが生まれます。 こんな感じで、絵にドラマを込められると面白い絵が描けるのではないかと思いました。 そんなわけで、私の絵は、主線のある絵柄と、小物を含めて物語を想起させるものを描くに至ります。 続く?

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