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持論ですので正確ではないです。 魅力というといくつか要素がありますが、今回はキャラクターの魅力について。人体の魅力もありますが、S字だのエロい塗り方だのはもう世にありますし、その辺は自分は練習しなきゃいけなかったり、さほど興味が無かったりするのでスルーして、私が得意な、人間的な魅力に絞ります。 人間的な魅力を構成するもののひとつに、共感があります。 共感とは何かというと、感情が伝わること。絵というメディアで感情が伝わるというのはどういう状態かというと、相手の表情や動きを真似できる、真似したくなる状態です。わかりやすいのは笑顔ですね。相手が笑顔であれば、こちらも笑顔にしたくなります。笑顔だけでなくて、子供の時は顕著ですが、変な動きをしていると、同じような動きをしたくなる、というのも似たようなもので、これは仲間であることをアピールする、人間に備わった強力な機能なんじゃないかと思います。 この共感を絵に落とし込むには、筋肉の緩急がわかるように描くのが重要です。どこに力を入れたら、もしくは力を抜いたら、その動きになるのかがわかると、真似ができるからです。真似の仕方がわかると、実際にその筋肉が意識され、その筋肉が意識されると、真似た対象の感情と同じ感情がわき上がります。 笑顔を見る→笑顔を作る→笑顔を作る気持ちになる ミラーニューロンとかそういうやつですかね。専門的なことは専門書に任せますが。 気持ち悪い話ですが、絵を描くとき、描いているキャラクターと同じ顔をしている場合があります。楽しい表情の顔が描ければ、実際楽しく絵を掛けますし、思わず真似してしまった表情は、他の人も真似したくなります。この状態はとても良くて、公開したときの反応もとても良いです。「おおっー」の絵なんかは特にそうでしたね。 あの絵は、眉、目、口、肩、手腰、足と、力がはいっているように感じます。逆に猫ちゃんは力が抜けてます。 というわけで、キャラクターを魅力的に描く秘密の一つが、共感=力が入っている箇所がわかる=真似できる、でした。 続く? (FANBOXがアツいうちに、食いつきの良さそうな話題を早めに出しておこうかなと思いました。このペースや情報量で更新はしていけないのでご了承を……)

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