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※当作品は5月を目標に音声作品として作成中のものを、支援者様用に再編集したものです。

台本ベースなので、いつもと文体等が違いますが、お楽しみいただければ幸いです。

なお、登場人物は旧作「ボクのせいで、あこがれのヒロインが大ピンチ!?」にでてきた敵役がでてきますので、よければこちらもお楽しみください!

https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ386712.html


挿絵 阿井上夫様


序章 ???パート


ズドォオン…

宇宙空間で巨大な爆発がおこり、計画通りの結果に私はほくそ笑む。

「ふぅ…今回の仕事もこれで終わり…他愛もない仕事だったわねぇ。」

私の名前はサキュロス星人。

銀河を股にかけて暗躍する悪の宇宙人ってやつさ。

今日も銀河連邦の平和会議に出席しようって奴らが乗った宇宙船をドカンと一発、汚い花火にしてやったってわけ。

「つまんない仕事だけど、クライアントの金払いはいいからねぇ。まぁ、銀河守備隊の連中が来る前に、さっさとずらかるとしようか…」

宇宙船の中で部下に撤収の指示を出し、一息ついたあたしの耳に、いきなり警報音が飛び込んできた。

「何事だい!…銀河守備隊…にしては早すぎる…いや、こいつは…」

慌てふためく部下たちを尻目に、モニターに現れた反応を見てあたしの目は輝いていた。

「ははっ!飛んで火に入る夏の虫ってやつだね!…うん、一丁一芝居打つとしようか…くく…うまくいけば、また『あの子』に会えるかもねぇ…」

あたしの脳裏に浮かんだのは、辺境の星で出会ったひよっこの銀河守備隊員だった。

現地のか弱い生命体を守るため、その身体を張って痴態を晒したその隊員に、あたしは少しばかり思い入れがあったのだ。

「ククク…ミレーヌ…会いたいねぇ…そのためにはまず、その女を利用させてもらおうかしら。」

画面上には、私が起こした宇宙船難破事故の救助に駆けつけた美しき戦士・アルティマソフィの姿が映っていた…


第一章 ソフィ編


「こんな…ひどいわ…」

近くの宙域をパトロール中に出くわした凄惨な事故現場を前にして、私、アルティマソフィの表情は強張っていました。

おそらく助かる可能性のある人はいないでしょう…

誰も救えなかった無力感に打ちひしがれる私の耳に、微かに助けを求める声が聞こえてきます。

「あの星に不時着しているのね!すぐに行くわ!」

即座に脱出ポッドの反応を確認した私は、一路眼下に広がる惑星へと降りていくのでした…


「反応はこのへんのはず…」

降り立った付近には森が広がり、上空から落ちてきた宇宙船のかけらが隕石のように降り注ぎます。

感覚を研ぎ澄ませた私の耳に、幼女の泣き声が聞こえてきました。

「おかあさん…いたいよう…」

声のする元に急ぐと、そこでは身体の一部から血を流した女の子が倒れていました。

「大変!すぐに治療してあげるわ!」

すぐに回復の光を当て、少女の傷を癒していきます。

「よかった…そんなに傷は深くないわ…ああっ?!」

回復に集中する私の背後でなにかが蠢きます。

咄嗟に振り返った私の前に、巨大な怪獣が立ち塞がりました。

「くっ…森を焼かれて気が立っているのね…今は構っている暇はないのだけれど…」

背後の幼女の容態もまだ安定しない状態で、私の心は焦りに駆られます。

そんな状態では、背後で幼女がニタァっと笑いながら立ち上がったことには到底気づけませんでした。

「ふふふ…本当に優しいのねぇ。流石あの子のお母さんと言ったところかしら。」

不意に幼女の声が大人びて聞こえ、私は彼女へ振り返ります。

次の瞬間、シュルシュルっと音を立てながら這い寄る触手が、私の身体を拘束しました。


「きゃあああっ!?ど、どうして…」

「はじめまして、アルティマソフィ…あたしはサキュロス星人。あんたの娘…ミレーヌとは仲良くさせてもらったわ…」

敵性宇宙人の口からミレーヌと思わしき話が出たことで、私の表情に緊張の色が走ります。

「あなた、ミレーヌに何をしたの!?」

「あらあら、そんなに怒らないで、おかあさま。貴方達親娘は色々人気なんだから…あなたの可愛い顔が台無しよ。」

天の声のように聞こえてくる相手の挑発に、歯噛みすることしかできない私。

「卑怯者!姿を見せなさい…あぁっ…」

次の瞬間、声の主は返事の代わりに触手から私のエネルギーを吸い上げはじめました。

「くぁぁっ…これは…エネルギーを吸い上げられてるの?…へぁあ…」


強力なエナジードレインの前に、私のタイマーが赤く点滅を始めます。

エナジータイマーはエネルギーの減少や状態異常を色と点滅で伝える私たちの大事な器官…

もしこの輝きが消えてしまったら、もう二度と立ち上がることはできないのです。

「ふふふ…あなたの娘も私の前でピコピコ鳴らして喘いでいたわ…正義のエネルギー…もう尽きちゃうのかしら〜」

煽るような言葉に思わず俯いてしまう私の顔を、タイマーの点滅光が惨めに染めます。

「そんなこと…ありませ…ん…はぁん…やめ…てぇ…」

そして、その間もエナジードレインが続き、タイマーはその点滅を早めていきました。

「うーん…このまま倒しちゃうのも味気ないわね…そうだ!」

何か思いついたように声を上げるサキュロス星人。

次の瞬間、ワームホールが目の前に開き、中から赤茶けたゴブリンのような宇宙人が現れました。

「そいつはドノボン…光る綺麗なものに目がないやつでね…ドノボン!目の前の女…好きにしていいわよ!」

上位存在であるサキュロス星人のゴーサインに、舌なめずりをしながらドノボンが私に迫ります。

「いや…こないで…ああああっ!」

私の嫌な予感が的中し、ドノボンはそのゴツゴツとした手で私のエナジータイマーを鷲掴みました。


「や、やめなさい!あんっ…そこっ…乱暴にしないでぇ…」

私の哀願など知らぬ存ぜぬと言わんばかりにタイマーを乱暴に握るドノボン。

「あが…うぅ…へぁ…んっ…あああっ…く…」

くぐもった点滅音と私の苦しむ声があたりへと響きます。

「これ見よがしに弱点晒しながら戦って、そこを責められたらアンアン喘いで…あんたたちってマゾなんじゃないの?」

心底バカにしたようなサキュロス星人の声も、苦しむ私には届きません。

体内エネルギーの制御器官であるエナジータイマーを傷つけられ、胸の内部のエネルギーが行き場を求めて体内を暴れ回ります。

その排出口として、乳首が胸に露出し、母乳状のエネルギーが一気にそこへ殺到しました。

「あぅっ…だめぇ…おっぱい…エネルギー漏れちゃう…ああああっ!」


私の絶頂と同時に、無惨にもエナジータイマーがむしり取られ、乳首からエナジーが噴出します。

「へぁあ…うぁ…ふっ…んく…ぁぁ…」


私の目から光が消え、触手から解放された身体は力なく地面へと崩れ落ちます。

ドノボンはむしり取ったタイマーをシゲシゲと眺めますが、光の消えたそれに興味を失ったのかポイっと放り出しました。

「ドノボン!上手に取れてえらいわよ!あんたにはご褒美をあげる…その女、好きに犯しなさい!」

目の前に横たわる美しいメスを前にして、エナジータイマーに向けた視線とは違う色めきを見せるドノボンの瞳。

そのまま太もも掴んで股を開かせると、自慢の肉棒を秘所へとあてがっていきます。


「だ…だめ…ぬい…て…!…んく…はぁっ…いや…うぁ…んんっ!…い…っくぅ!…あああっ!」

私はドノボンの凶悪なピストンに絶頂し、その締め付けに刺激されたのか体内に差し込まれた肉棒が熱いザーメンを吐き出します。


だらしなく胸から漏れるエネルギーとドノボンの精液で、はしたなくデコレーションされてしまう私。

「その女にはまだやってもらうことがある…ドノボン、連れて帰っておいで!」

ワームホールが開き、戦利品として担がれた私と共に、ドノボンはその中へと消えるのでした…


リオナ編へ続く…


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Comments

Addition2

This is nice, I really love this story. I always wonder what happened when Milene and her friend's Energy Timer was removed. It seems that even without Energy Timer, they can still react, not completely dead. Correct?

Addition2

So basically means that when their timer is removed, they became something like a living meat doll?

イースト

変身ヒロインならぬ変態ヒロイン

yukimi

タイマーを失ってしまったソフィ、その余命は何日、いや何時間、いや何分か? 果たして、救援は来るのか? 続きが気になります。

ヒロヒサ

タイマーがとられても意識があるのはエチエチ宇宙人たちにとっては最高の獲物ですね! それにしても…タイマーをつけてないから宇宙人側はデメリットなしになるのはいいですね!

syonnai_hito

歳を感じさせないほど美しいソフィが、触手拘束され不細工というよりは醜い(誉め言葉💦)なドロボン・・・ではなくドノボンに凌辱&タイマー没収されるシチュエーションにはグッときました😿 リオナ編も今から楽しみです。

train8620

What a good idea! Maybe I can use for reference in my next work!