救聖天使ブライトハート「植物園は危険がいっぱい？きれいな花にご用心！」敗北ルート (Pixiv Fanbox)

※今作は「植物園は危険がいっぱい？きれいな花にご用心！」

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の途中選択肢から分岐する、『敗北ifルート』になります。

お楽しみください！

挿絵　kirihalla様　碧月たゆら様

　「ハートが大変デビ！何か手がないか探すデビ！」

︎▶︎「ちぇっ…使えない女デビ…見捨てて後でコアジュエルだけ回収するデビね〜」

キィン…キィン…

紫に濁ったコアジュエルが明滅し、ハートの視界に霞がかかる。

「う、動けない…ぁ…ぅ…」

大事なところに卵管を挿されたまま喘ぎ続けるハートに背を向け、エンヴィは飛び去っていく。

「コアジュエルに適合するからちょっとは使えると思ったデビが…期待はずれもいいとこデビね。まぁ、『あのこ』じゃないんだからこんなもんデビか…後でコアジュエルだけ回収しておくデビ〜！」

一方、見捨てられたことにも気づかず、モスオウマの陵辱に苦しむハート。

「ああっ！？な、何か入ってきちゃう…んぁ…あっ…んっ…はぁっ…やぁ…」

身を捩ったハートの秘所に、液状の卵が大量に発射される。

ブシュッ…ブシャァ…

卵液と愛液が混ざり合った液体があたりに散乱し、ハートの瞳とコアジュエルから光が失われた。

「う…ぁ…」

次の瞬間ハートの身体が淡く光り、セイヴァーフォームが解除される。

白いレオタードを基調としたエンジェルフォームへと戻ってしまうハート。

この姿ではオウマと戦うことは難しく、胸のコアジュエルも黒く沈んだ色で、力の源・プラウスが尽きたことを表していた。

意識を失い横たわるハートを、モスオウマが抱えて飛翔する。

モスオウマは植物園のさらに奥へと、ハートを連れ去るのだった…

「ん…ここは…」

意識を取り戻すハート。

「さっきの蛾のオウマは…あれっ？…か、身体が…」

そのまま身体を起こそうとするも、力が入らないことに気が付き焦りの色を見せる。

自らが横たわっている場所が妙に滑り気を帯びている不気味さも、ハートの焦りを助長していた。

次の瞬間、周りに同じような材質の壁が現れ、ハートを閉じ込めるように囲い込む。

「うそっ…何これ…や、やめて…こっちに来ないで…」

なんとか手で押し返そうとするハートであったが、滑った壁で手が滑り防ぐことができない。

じゅぷ…ずぷ…

肉壁に挟まれたような形で体をもみくちゃにされるハート。

「はぁん…なに…これ…んんっ…身体のあちこち…べちょべちょにされて…あぁ…きも…ち…わる…んっ…はず…なのに…」

先程のモスオウマの陵辱で身体が発情してしまったハートは、胸やお尻が壁に擦れるたびに切ない声をあげてしまう。

一気に身体全体を擦り上げられる感覚に身悶えるハート。

「なに…か…おかし…ああっ…ぎぃ…くぁああっ！」

絶頂と同時に、先程体内に出されたモスオウマの卵が秘所から愛液と共に排出される。

「あああっ！」

擬似産卵の快感に脳が焼き切れそうになりながら、身を捩るハート。

その身体をぬらぬらとした肉壁がもみくちゃにしていく。

いつまでこの快感が続くのか…

「なんとか…抜けださなきゃ…」

ハートが熱を帯びる頭でなんとか脱出策を思案するも、肉壁がお尻や胸を撫ぜるたびに思考が中断させられてしまう。

「もう…いやぁ…誰か…助けて…あうっ…」

グパァ…

ハートが何度目かもわからない絶頂を迎えたころ、艶かしい音をたてながら肉壁が開いていく。

虚な目をしたハートの眼前に、肉壁の主・フラワーオウマがその花弁に包まれた顔を現した。

「あ、うぅ…」

そのきれいな花の中には鋭い牙を剥いた異形の顔が見え隠れし、ハートは恐怖に震えてしまう。

カカカ…

牙を鳴らして顔を近づけるフラワーオウマ。

肉壁にもみくちゃにされたことで露わになった乳首や股間へと触手を這わせ、ハートを値踏みするように嬲り始める。

「あんっ…離しなさい…っ！…そんなところ…なめては…だ…めぇ…」

なんとか抵抗の意思を見せるハート。

しかし、力の象徴たるコアジュエルは光を失い、彼女の命運は風前の灯であった。

シュワァア…

次の瞬間、フラワーオウマの開いた口から、ピンク色のガスが漏れ出していく。

怪しく匂い立つ香りを顔面へと吹きかけられ、それを吸いこんだハートの目から光が消えていった。

「どうしよう…なにも…考えられない…私…どう…なっ…て…」

ハートの意識が混濁し、抵抗のために動かしていた手が力なく落ちる。

獲物の弱体化を察知したフラワーオウマはゆっくりとハートを乗せた葉っぱを肉壁で包みなおした。

「あーあ…あれじゃコアジュエルの回収が面倒デビ…最後まで役に立たないデビね〜」

安全なところから様子を見ていたエンヴィは、面倒臭そうに空へ飛び立っていく。

「運が良ければ生きて外に排出されるかもデビが…ま、期待しないほうがいいデビね。バイバイ、灯ちゃん…」

果たして灯はどうなったのか…

その後、行方不明者を多数出した植物園は閉鎖されたが、失踪者は誰一人として戻ることはなかった…

バッドエンド