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挿絵 えすかとろまぎあ様


多次元が交わる謎の空間…

その中では地球侵略を目論む『多次元怪人ラポール』が、その尖兵たる凶獣の作成に臨んでいた。

地球から採取した中でも獰猛な生物であるワニと、宇宙怪獣を素体にした強力な凶獣…『ブロウケン』と名付けられたそれの誕生に、ラポールは歓喜する。

「ふふふ…アルティマミレーヌめ…ブロウケンの前に屈するがいい…」

そういって偵察モニターを除くラポールの目は、地球へ帰還する一隻の宇宙船を捕らえていた…


その頃防衛隊では、外宇宙への有人探索任務を終えて、1人の隊員が帰投するところであった。

1人の同僚としてそれを迎える準備をする『アルティマミレーヌ』の地球での姿・『卯月メイ』隊員。

しかし、司令室から大気圏突入時に宇宙船の信号がロストしたことが、緊急放送で告げられる。

心配するメイ隊員たち…

しかし、雲の隙間から宇宙船が無事に現れ、防衛隊の面々は安堵するのだった…


外宇宙探査船に1人乗り込んでいた大山隊員は、基地で帰還を祝福される。

メイ隊員もその輪に加わり、大山隊員に握手を求めた。

「人類史に残る偉業の達成、おめでとうございます!」

しかし、差し出されたメイ隊員の手を握ることなく、大山隊員は手を引っ込めてしまう。

「こいつ〜!美人の握手を無碍にするとは何たることか〜!」

その様子を周りが茶化し、笑いに包まれる防衛隊基地。

しかし、メイ隊員はその様子に少しの違和感を覚えていた…


その後、帰還後の手続きを進める大山隊員であったが、なぜかどんな場でも手袋を片方だけつけたままということを徹底していた。

本人曰く、最後の大気圏突入のトラブル時に火傷を負ったとのことだったが、メディカルチェックの時すら、頑なに手袋を外すことはなかった。

握手を拒否されたことを思い出し、訝しむメイ隊員は、こっそりと大山隊員の後を尾行する。

その日は家に戻った大山隊員。

杞憂だったかとメイ隊員が思い始めたそのとき、家の中から大山隊員の息子が飛び出してくる。

「お父さんが!お父さんが…」

要領を得ない少年に避難するよう伝え、家に飛び込んでいくメイ隊員。

そこには謎の目と口がついた手のひらをさらした大山隊員の姿があった。

「さすが防衛隊員、気がつくのが早いな!」

そういうと、怪しく目を光らせ目と口のついた腕を前にかざす大山隊員。

すると、腕が伸びてメイ隊員を絡め取る。

「くっ!離しなさい!」

しかし大山隊員には既にメイ隊員の言葉は届かなかった。

「グァアアアアアッ!!」

家を破壊しながら一気に巨大化し、姿を表すブロウケン。

その手にとらえられたメイ隊員は、意識を集中し自らの名前を叫んだ。

「ミレーヌ!!」

掛け声に合わせてブロウケンの手が眩く光る。

自らを捕らえていた腕を弾き飛ばし、光の中からアルティマミレーヌがその姿を表した。

「てぇい!」

腕をもがれて混乱するブロウケンの隙をつき、水平チョップを放っていくミレーヌ。

しかし、四つ足にミレーヌを遥かに凌ぐ巨躯を誇るブロウケンの体には、ダメージの入った様子はなかった。

「この大きさ…肉弾戦は不利ね…それなら!」

的が大きいならば、と腕を十字に組み、必殺光線の体勢に入るミレーヌ。

「ミレニウム光線!」

発射された光線が届くかと思われたそのとき、ブロウケンは四つ足で素早く突進し、攻撃を華麗に躱していく。

「え…きゃあああ!」

予想外に素軽い動きに驚き、動きが止まってしまったミレーヌに、ブロウケンの突進が命中する。

体格差による強烈な一撃の前に、ミレーヌは吹き飛ばされてグロッキーになってしまった。

「がはっ…立ち上がらないと…うぁ…つぎ…の攻撃が…」

意思とは裏腹に、体をよじることしかできないミレーヌ。

ブロウケンは余裕綽々とばかりに悠然と近づくと、後脚に生えた触手のような器官をミレーヌに巻きつけた。

「ぐぅう…なにをしようというの?…」

触手の締め付けの前に、苦悶の表情を浮かべるミレーヌ。

その質問の答えは、すぐに苦痛としてミレーヌに提示された。

バリバリバリィッ!


「あがぁあっ!」

強力な電撃がミレーヌの身体を焦がし、周りには皮膚の灼けた匂いが広がっていく。

ミレーヌはなんとか踏ん張ろうと堪えるも、体はダメージを隠すことはできなかった。

ピコピコピコ…

激しく明滅し、その身の危機を赤く知らせていくエナジータイマー。

バチバチィ!

さらなる電撃が触手から放たれ、ミレーヌは白目を剥いて痙攣した。

「くぁ…が…けはっ…」


声にならない嗚咽を漏らし、力なくうなだれるミレーヌ。

どこからかそれを見ていたラポールから、ブロウケンに指示が飛んだ。

「待て!ブロウケン!殺してはならぬ…お前の触手の先端についた吸収口で、ミレーヌのエネルギーを奪え!そやつのエネルギーを利用して、さらに強力な凶獣を生み出すのだ!」

ブロウケンは触手の先端を膨らませると、そのままミレーヌの乳房にあてがって密着させる。

「…え…なに…?」

ミレーヌは薄れゆく意識の中で、自らに行なわれている行為に恐怖した。

ジュボッ…

ミレーヌの胸に密着した吸収口の内部が粘液に満たされ、ぬらぬらと乳房を濡らす。

抵抗する力を失っていたミレーヌは、胸に走る刺激に身をよじることしか出来なかった。


「うぁ…や、やめて…そんなに粘液にベトベトにされたら…乳首…固くなっちゃう…」

吸収口の中で乳首が刺激され、粘液に塗れて硬く勃起してしまう。

ズポ…ズポ…

乳首を吸い上げるように吸収口を窄め、エネルギーの排出を促すブロウケン。

「ああっ…ダメっ…乳首擦り上げないで…エネルギーでちゃうううぅ…っ…ぁあっ…」

ブシュッ…

はしたない音を立てて、惨めに絶頂するミレーヌの乳首。

先端からは粘り気を帯びたエネルギーが真白い母乳状にポタポタと溢れ出し、吸収口へと注がれてれいく。

ピピピピピ…

エナジータイマーが、エネルギーの喪失に点滅の速度を上げていく。

ミレーヌの運命は、まさに風前の灯であった…


それから幾度もの絶頂を経て、ついに吸収口がミレーヌの胸から外される。


粘液と母乳が混ざり合った液体がミレーヌの体を汚し、地面へと落ちていった。

ピ…ピ…

淡く光を放っていたタイマーも消灯し、その目からも光が喪われたミレーヌ。

「フハハハ…でかしたぞブロウケン!」

凶獣の勝利に、ラポールの高笑いが空に響く。

「ミレーヌは捨て置け!復活したところで、そいつのエネルギーで作った凶獣で返り討ちにしてくれるわ!」

ラポールの勝利宣言と共に姿を消すブロウケン。

後には敗北したミレーヌの亡骸だけが無惨に転がっていた…




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Comments

Addition2

Very nice defeat scene. I really like how you use Brocken in this story.

551

ミレーヌのエネルギーは凶獣を強力にする力があるのですね。

ガチピン@ご支援感謝

551様 いつもご支援、コメントありがとうございます😊 ミレーヌに限らず、ヒロインたちのエネルギーは滋養強壮の効果が高く、狙われやすいのです。だからみんなおっぱいを責めるんです(笑)

syonnai_hito

えすかとろまぎあ様のミレーヌは肢体描写が肉感的でいいですが、電撃を食らった時や搾乳された後の表情も実に堪らないです。この後、ミレーヌのまま放置されていてもメイ隊員の姿で倒れていても今度は「地球の男たち」が楽しんだであろうことを想像するとゾクゾクしてきます。

ガチピン@ご支援感謝

syonnai_hito様 いつもご支援・コメントありがとうございます! えすかとろまぎあ様の描かれるむっちり感がミレーヌにでよく表現されていて、私も嬉しかったです! ミレーヌが倒れていたら…色々したくなっちゃいますね〜

帳號沒有x

Expecting えすかとろまぎあ様 could drawing more f アルティマミレーヌ.