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挿絵 炭酸水様


光の星…

それはアルティマミレーヌたちの出身地であり、宇宙を統べる『銀河連邦』の中心となっている星である。

その星の女王『アルティマユウリ』は、数千万年前とも言われる建国の時から、ずっと女王として君臨していた。

今回はその正体と秘密の一端を公開しよう…


光の星は今から数千万年前、地球とよく似た青き星であった。

ひとつ違うのは、地球のコアに当たる部分が『スパークルフラッシュ』と呼ばれる光のエネルギーの集合体で構成されている事であった。

アルティマユウリも、元は地球人と同じ普通の人間であり、スパークルフラッシュの研究を行う研究者の1人として活躍していたのである。

そしてある時、スパークルフラッシュのエネルギーを取り出す実験中に、そのエネルギーが暴走する事故が起きた。

その事故で研究者数名が大量のエネルギーを浴びた事で身体が変質し、アルティマの戦士としての進化を遂げたのである。

この時ユウリはスパークルフラッシュとリンクし、不死ではないが不老の肉体を手に入れた。

その後彼女は光の星で唯一、スパークルフラッシュの力を引き出せる存在として、星の民を導いていくのであった。

やがて星の民全体がアルティマの戦士としての進化を終え、それを為したユウリは絶対の権力を手に星を統治する。

女王の神秘性とカリスマを維持するため、元の人間としての記録は光の星には残っておらず、光の力を操る聖女としての伝説のみが、今も言い伝えられているのである…


時は流れて…

ガルデン大王による侵略騒動から少しの時がたち、とある行事が王宮で準備されていた。

祈りの時』という一定期間、女王が儀式の間に籠り、一切の外部との連絡を断つ。

その間にスパークルフラッシュとのリンクを修正し、光の星を維持する力を調整する…というのが、儀式の表向きの名目であった。

数十年に一度、数ヶ月単位で行われるものであったが、ガルデン大王の侵略により疲弊した光の星のため、今回は早めの開催となっていた。

その有用性は儀式を行うユウリしか知る由もなかったが、彼女以外スパークルフラッシュの加護を受けられない以上、他の民には意見のしようもない。

「後のことはお願いします…基本的には慣例の通りに…」

儀式の期間中の動きを側近に指示し、ユウリは祭事へと臨んでいく。

そうしてこの時も、側近たちは儀式の間に消える女王を、ただただ見送ることしかできなかった…


儀式の間…

その入り口を入ると、中の部屋の半分は異空間へと繋がり、その深淵には完全な闇が広がっていた。

「…んっ…」

数歩進んだところで、頬を赤らめて膝をつくユウリ。

その腹部には、薄らと淫らな紋様が浮き出ていた。

「よく来たな…ユウリ…」

部屋の奥の闇から、くぐもった声が響く。

声の主は外宇宙に住むスパークルフラッシュの対となる存在…ユウリは彼を『アンチスパークル』と呼称していた。

彼らとの出会いは数千万年前に遡る…


当時、スパークルフラッシュの力を引き出し、ユウリたちは繁栄の一途を辿っていた。

そんな時、アンチスパークルは現れた。

アンチスパークルはユウリへと、スパークルフラッシュの原理を伝えに来たのである。

光の星のコアとして存在していると思われていたスパークルフラッシュであったが、その正体は別次元の宇宙のもっと強大なエネルギーが漏れ出している、というものだった。

エネルギー溢れた次元の裂け目に、幾つもの星が吸い寄せられ、巨大な一つの星となったもの…それが光の星の成り立ちだったのである。

アンチスパークルはそのエネルギーを活用し始めた知的生命体を感知し、スパークルフラッシュの力が拡大するのを止めるために暗躍する存在であった。

もはやスパークルフラッシュの加護なしでは生きていけない存在となっていた光の星の民は、ユウリの指揮の下にこれに反抗する。

しかし、圧倒的上位存在であるアンチスパークルの前に、光の星は大敗を喫してしまうのであった。

敗北ののち、リーダーであるユウリを連れ去られて万事休すか…と思われていたその時、不意にユウリが光の星へと戻ってきた。

ユウリはアンチスパークルと交渉し、スパークルフラッシュの使用量を自らが管理することを条件に手を引いてもらったと、星の人々へと告げた。

その後、ユウリが箝口令を布いたことで、この話は王宮以外では『無かったこと』として、歴史の闇へと葬られたのである…


話は現代に戻り…

なんとか立ち上がり、儀式の間の暗闇へと近づくユウリ。

アンチスパークルの声が、そんなユウリを嘲笑うかのように響く。

「“今回”はもう辛そうではないか…まだ始まってすらいないのだぞ…」

ユウリは杖を支えになんとか立ち上がり、暗闇の深淵を睨みつける。

「誰のせいでこんな…よくも抜け抜けとそんな言葉が言えますね!」

体の疼きに屈しないように、声を荒げるユウリ。

「そんな偉そうな口がきける立場かね…まさか約束を忘れたわけではあるまい。」

そんな彼女の気勢を削ぐように、アンチスパークルの声が暗闇より響く。

「…っ!それは…」

俯くユウリに、念押しするような声が被さる。

「お前がこの星を統べることを許す代わりに、我の求める期間、その身を捧げてもらう…反抗的な態度を取るなら、約束を反故にして貴様の星を全滅させてもよいのだぞ…」

かつて戦いに敗れたユウリを連れ去った後、アンチスパークルはその美貌をいたく気に入ったのか、陵辱の限りを尽くしたのである。

その後、光の星の存続と引き換えに、一定期間その身を捧げさせる契約を、ユウリと結ぶ…

それこそが『祈りの時』の正体であった。

ちょうど今は、ガルデン大王の侵攻で受けた被害を復旧するため、スパークルフラッシュの力を大きく引き出している…

そういった時にこそ、アンチスパークルはその代償として、ユウリの身体を求めてくるのであった。

「くっ…言葉が過ぎました…お許しください…」

光の星では絶対的な存在であるユウリが深々と頭を下げる。

その姿を国民に見られることのないことだけが、この場での救いであった。

「ふふ…よい…気の強い女は嫌いではないぞ。その調子で楽しませてくれれば、そう長い時間は拘束せんよ…」

アンチスパークルの不遜な物言いに、唇を噛むユウリ。

しかし次の瞬間、ユウリは自らを絡めとる触手に、その身を拘束される。

「な、何を…やぁっ…」

これから起こるであろうことを想像したユウリの胸には、うっすらと乳首の輪郭が浮き上がる。


「ふふ…なんだかんだと貴様も期待しているのではないか…」

アンチスパークルの挑発に、頬を赤らめるユウリ。

その心情を示すかのように腹部の淫紋が淡く光る。

「今回はその触手が貴様の相手だ…うまくいけば、貴様を解放する『子孫』が生まれるやもしれん…頑張ることだ。」

アンチスパークルの言葉の間にも、触手がチュパチュパと乳首を舐る。


「んっ…はぁぅ…いや…」

ピコンピコンピコン…

ピンク色に点滅するエナジータイマーが暗闇を妖しく照らし、ユウリの悩ましい声がこだまする。

こうして、今回も『祈りの時』が始まったのだった…


果たしてどれくらいの時が儀式の間で過ぎたであろうか。

儀式の間の中心では、ユウリが跪き触手にその身を委ねていた。

その身を飾っていた神具は全て剥ぎ取られ、幾度もの陵辱で破壊されていた。

もちろん全てこの儀式用に作ったレプリカであったが、ユウリの尊厳を奪い去り、1匹の雌に堕したことを表すには十分な効果を発揮していると言えた。

「ふはは…こんな女王の姿を見たら、臣民はどう思うのだろうな!」

アンチスパークルの挑発にも、もはや反論する力もなくしてしまったユウリは、いいように嬲られるだけであった。


ピコ…ピコ…ピコ…

もう何度もエナジーが尽きながらも、そのたびにほんの僅かに回復させられる。

意識を失うことすら許されず、ユウリは永続的な快楽の前に、度重なる絶頂にさらされていた。

何度も触手の卵を植え付けられ、出産まがいの行為をさせられたことで、ユウリの精神はボロボロな状態になりつつあった。

「さて…今回も楽しませてもらったぞ…最後にもう一度イかせて終わりにしてやろう!」

アンチスパークルから指示が出たのか、触手がユウリの秘所と乳首へ伸びる。

何本もの触手が殺到しユウリの体を舐り倒していった。

「ぁ…もう…ぃゃ…やめて…んっ…」

か細い声で喘ぐユウリの抵抗も虚しく、触手たちはその身体を責め立てていく。

「もう…これ以上は…だめぇ…」

ユウリの胸はもう何度目かもわからない絶頂を迎え、乳首からはもう尽きかけたエナジーが母乳状に噴き出す。

触手から分泌された粘液と、自らの母乳で汚された身体を震わせるユウリ。

ズボッ…

意識が飛びそうになったところに、触手がユウリの秘所に突き刺さることで再度覚醒を強要される。

「うぁ…もう許して…」

すでに解れきった秘所は簡単に触手を受け入れ、ピストンの衝撃がユウリを蝕んでいく。

ドビュッ…ドクッ…

最後とばかりに盛大に粘液を吐き出していく触手たち。

ピコ…ピコ…ピ…

ユウリのエナジータイマーはまたも光を失い、その目からも生気が失せていく。


日頃は表舞台に顔を見せることがない故に、民に神格化されてすらいるユウリの姿とは程遠い姿が、儀式の間に放置されていた。

「こんなところか…次もまた、せいぜい楽しませてくれ…」

儀式の間の暗闇が引いていき、そこにはユウリだけが残されるのだった…


こうして今回の『祈りの時』も終わりを告げた。

光の星の繁栄…その裏に潜む闇を知るものは少ない。

果たしてユウリがこの責め苦から解放される日が来るのか…

それは誰にもわからなかった…





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Comments

syonnai_hito

ユウリ女王の触手レイプが実に艶めかしいですが、スパークルフラッシュの暗部、実に恐ろしい・・・。 ユウリに「子孫」ができるか、アンチスパークルがユウリに飽きて他のアルティマ戦士に手を出し始めるか、それも恐ろしくかつ面白そう・・・。

ガチピン@ご支援感謝

syonnai_hito様 いつもご支援・コメントありがとうございます😊 実はユウリさんも色々計画して動いてはいるのですが、効果が出るのはいつになるやら…といった状況です。 この辺はお話にすると収拾つかなくなるので、そのうち設定だけ開示すると思います(笑) そんなものよりエロじゃ!ヒロピンじゃ!😋