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挿絵 セロリー様


アルティマミレーヌが守護する地球へ、新たな侵略者の魔の手が迫る。

自らを『多次元怪人ラポール』と名乗ったその敵は、宣戦布告とばかりに怪獣を超える怪獣『凶獣』を操り、平和な街を恐怖へと陥れた。

ラポールは地球の生物と未知の宇宙怪獣を組み合わせて凶獣を作り出し、侵略の尖兵としていた。

地球の珊瑚と宇宙怪獣の掛け合わせで生み出されたミサイル凶獣ヴェノムロンが、その力を見せつけるかのようにコンビナートを破壊して街へと迫る。

出動した防衛隊も奮戦虚しく全滅し、もはやこれまで…と思われたその時、眩い光が辺りを包み、アルティマミレーヌがその姿を現した…


「セヤッ!」

ファイティングポーズをとりながら、ヴェノムロンと向き合うミレーヌ。

相手から発せられる今までの敵とは違うオーラに、ミレーヌも迂闊に飛び込めずに距離を計る。

ジリジリと向き合う両者の均衡を破ったのは、ヴェノムロンであった。

「ガアッ!!」

大きく開けた口や手の甲から、ミサイル状の攻撃を連射するヴェノムロン。

ミレーヌはなんとか捌こうとするが、いなしたミサイルが街を破壊してしまう。

「このままでは被害が…一度距離を詰めなくては…トゥッ!」

大きく捻りを加えたジャンプでヴェノムロンの背後へ着地するミレーヌ。

間髪入れずジャンプを繰り返し、ヴェノムロンを翻弄する。

身軽に飛び回る標的を捉えられず、ミサイル攻撃が止まるヴェノムロン。

「…!攻撃が止んだ…いまなら!」

動きの止まった凶獣に、スワローキックを放っていくミレーヌ。

ジャンプしながら、胸・背中にキックを集中させ、体勢を崩していく。

「グアアアッ!」

仰向けに倒れたヴェノムロンに、ミレーヌは必殺の光線を放つべく、腕を十字に組もうとする。

「いくわよ!ミレニウム…きゃあああ!」

しかしそれはヴェノムロンの罠であった。

やっと動きを止めた標的に、倒れた体勢からリング光線を放つヴェノムロン。

ちょうどミレーヌの胸の真下でリングは止まり、ミレーヌを締め上げる。


「うぅ…外れない…これじゃあ、身動きが…」

強烈な締め上げの前に悲鳴をあげるミレーヌ。

逆に獲物を捕らえたヴェノムロンは満足そうに立ち上がる。

「ガアッ!」

ヴェノムロンは手を体の前で組み、その指先から破壊光線を発射し、ミレーヌを痛めつける。

「あああっ!」

ピコンピコンピコン…

ミレーヌのエナジータイマーが激しく点滅し、胸の先端には薄桃色の乳首が露出してしまう。


「そ…そんな…どうして…」

性的な刺激を受けたわけではないのに…

困惑するミレーヌに、空からラポールの声が響く。

「無様だな、アルティマミレーヌ!地球の守護者というからどれほどのものかと思えば…所詮は小娘よ…」

嘲笑うかのようなラポールの挑発に、ミレーヌは唇を噛んだ。

「とはいえ、貴様がこの星の希望である事には変わりはない…ならば民どもの前で辱め、このラポールに歯向かう気など起きなくさせてやろう!」

ヴェノムロンは光線の照射をやめ、ミレーヌの様子を伺う。

光線とリングから解放されたものの、ミレーヌは膝をついて肩で息をしていた。

「くぅ…力が入らない…」

目の前が霞み、体が言う事を聞かない…

苦しむミレーヌの頭上にラポールの高笑いが響く。

「フハハ…そのヴェノムロンには、貴様らの星の珊瑚を素材としているのだ!珊瑚には毒を持つものも多い…戦いの中でその毒に侵されたことにも気付かないとは…この戦い、もう勝利は決まったようなものよ!ゆけ!ヴェノムロン!」

ミレーヌの動きが鈍り、体に異常をきたしたのはヴェノムロンの毒牙原因であった。

ラポールの号令で、止まっていたヴェノムロンがミレーヌへ襲いかかる。

背後に回り込んでミレーヌの頭を掴むと、そのまま無理やり立ち上がらせた。

「あぐっ…は、離しなさい!」

ミレーヌは強がるものの、毒の回った体は、既に立っていることも難しい状態であった。

目の前でフラフラしているミレーヌの体を押さえ込むと、ヴェノムロンの下腹部にペニス状の突起が現れる。

「ヴェノムロン!貴様のヴェノムロ毒液をミレーヌの体内に直接注射してやるのだ!」

ラポールの指示に応え、背後からミレーヌを拘束するヴェノムロン。

そのままミレーヌの無防備な秘所へ、突起を差し込んでいく。

「あああっ!だ、だめっ…ぁあっ…挿れないでぇ…」

ズクッ…

ミレーヌの秘所はあっさりとヴェノムロンの突起を受け入れてしまう。

「ああぁあ…身体が…熱い…」

挿入の快感でミレーヌの体が震え、その刺激を受けたヴェノムロンもすぐに射精の体勢に入る。

「い、いま毒液を注入されたら…負けてしまう…なんとかしなくちゃ…」

ヴェノムロンがミレーヌに打ち付けるために腰を後ろに引いた瞬間、ミレーヌはなんとか足に力を入れる。

体勢を少しずらすと、ヴェノムロンの突起はミレーヌの秘書の表面をなぞり、太ももへと挟まれた。


ブシュッ…

それと同時にヴェノムロ毒液が発射され、ミレーヌの内腿を汚していく。

「うあああっ…いやぁ…」

膣内への発射こそ避けたものの、身体にまともにヴェノムロ毒液を浴びてしまい、痙攣するミレーヌ。

「フン、小賢しい真似を…ヴェノムロン、次はしっかりと抑えて狙え!」

ラポールはミレーヌの無駄な抵抗を鼻で笑い、ヴェノムロンにトドメを支持する。

ドシュッ…

「はぁうっ…だ、だめっ、抜けない…」

今度は確実に突起を差し込まれ、その衝撃に身悶えするミレーヌ。

ピボッ…ピボッ…ピピピピピ…

エナジータイマーも毒による異常とエネルギーの低下で、聞いたことのないような点滅を続けていた。

「地球人どもよ、よく見ておけ!貴様らの希望・アルティマミレーヌの最後だ!」

ラポールが地球人を煽った瞬間、ヴェノムロンの毒液がミレーヌの体内に注がれる。

「ーーーーっ!」

声にならないミレーヌの悲鳴が街に響き、ヴェノムロンの満足げな咆哮が、それをかき消していく。

ピピピピピーーーピッーーー

エナジータイマーと瞳から光が消え、ミレーヌはそのままこと切れてしまった。


満足したヴェノムロンはミレーヌの体を投げ出し、街の破壊へともどっていく。

地面に突っ伏し、秘所からだらしなくヴェノムロ毒液を漏らして痙攣するミレーヌ。

やがてその体は、光の粒子に包まれて消えていった…

「アルティマミレーヌは死んだ!貴様らは我らの支配を受けるのだ!」

ミレーヌの消えた街に、暴れまわる凶獣とラポールの声だけが響いていた…







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Comments

イースト

このミレーヌちゃんも可愛いです。少し幼い感じがしていいですね。また犯されてそれを見られるのは屈辱ですね!ウルトラヒロイン敵とまぐわってばかりで過酷ですね。もっとイジメちゃってください

Addition2

The new artist made Milene looks cute, I love this. The defeat scene is also great, along with the new Choju attack. Thank you for making this. I am looking forward to the new artist, as well as more defeat scenes from Choju.

ガチピン@ご支援感謝

イースト様 いつもご支援・コメントありがとうございます😊 今年は基本負け続けになる予定ですので、お楽しみに!😏

syonnai_hito

これまでヤプールと超獣モチーフの敵はいなかったのは意外でしたが今回も面白く読むことができました。ベロクロン・・・ではなくヴェノムロンは、リング状の拘束光線も特徴ですがそれを活かしてくれて良かったです。この絵師さんもかわいらしい絵を描ける方ですね。

ガチピン@ご支援感謝

syonnai_hito様 いつもご支援・コメントありがとうございます😊 しばらくエース強化月間でエピソードを作っていくので、よろしくお願いします!

551

ミレーヌがエースに登場した超獣と戦うですね。ミレーヌが大ピンチの戦いが続きそうで楽しみです。

ガチピン@ご支援感謝

551様 いつもご支援・コメントありがとうございます😊 今年はエース強化年間でいこうかと思っております。 バッドエンドも増やしてヒロピン感を上げて行きますので、お楽しみに〜!