アルティマミレーヌ 「恐怖のスノウアート 後編」挿絵増量版 (Pixiv Fanbox)
Content
挿絵 sfry@あぶそーぶろぐ様
※今作は2月投稿の前編の続きになります。
前編のあらすじ
宇宙から飛来した謎の結晶体。
その中に閉じ込められていたのは、他者の精神を乗っ取り支配してしまう、悪魔のような怪獣・デヴィロンであった。
既にデヴィロンに乗っ取られてしまった人間を救うため、自らの体を差し出すアルティマミレーヌ。
その精神力でデヴィロンの乗っ取りを阻止しようとするミレーヌであったが、記憶を読み取られたことで、忘れたかった過去を思い出してしまう。
動揺した隙をつかれ、デヴィロンに身体の支配を許してしまうミレーヌ。
デヴィロンは次なる目標をアルティマリオナに定め、空へアルティマサインを放つのであった…
地球のミレーヌから飛んできたアルティマサイン。
特に目的も書かれずに呼び出しを告げるその内容に、リオナは違和感を憶えながらも、地球へと降り立っていく。
指定された座標は山間部の人気のない場所であった。
「ミレーヌ!どこにいるの?」
あたりを見回し、声をかけるリオナ。
「ここよ…お姉さま…」
背後に音もなく現れ、ミレーヌが声をかける。
「内容も書かずにアルティマサインを出すなんて…どういうつもりなの…?!」
お小言モードで振り返ったリオナは、妹の変わり果てた姿に絶句する。
白い肌を美しく彩っていた赤いラインは黒く染まり、戦士の誇りだったはずのエナジータイマーも輝きを失っている。
そして何より、女性のはずであるミレーヌの股間に、どう見ても不釣り合いな膨らみができていた。
「あなたは何者です!ミレーヌではありませんね!」
咄嗟にファイティングポーズを取り、構えるリオナ。
ミレーヌはねっとりとした笑みを浮かべながら、リオナと対峙した。
「ひどいわ…お姉さまったら…少し容姿が変わったからって偽物扱いなんて…」
そういいながら自らのボディに手を這わせるミレーヌ。
「自分で言うのもなんだけど、けっこういい身体してるでしょう…とくに『ここ』」
ミレーヌの視線の先で、股間が大きく屹立した。
「…っ…おやめなさい!ミレーヌの体に一体何をしたの?」
顔を赤らめ、視線を逸らしながらリオナが尋ねる。
「デヴィロン様は私の欲望を叶えてくださっただけよ…お姉さまをこの手で汚したい…その願いを」
うっとりとした表情で答えるミレーヌ。
「デヴィロン?それがあなたを操っているものの正体ね!」
黒幕の名前にリオナが反応する。
「そうよ…今の私はデヴィロン様と一体になっているの…止めたいのならば私を殺すしかないわ…お姉様にそれができるのかしら…」
煽るようなミレーヌの視線を真っ正面から見返すリオナ。
「安心しなさい、ミレーヌ。すぐにあなたの体からデヴィロンを追い出してあげるわ!アルティマウェ…」
リオナはすぐに浄化のエネルギーを相手に注ぐ、アルティマウェーブの発射態勢に入る。
しかし次の瞬間、ミレーヌはリオナの背後へと一瞬で移動する。
そのまま背後からリオナを拘束し、その体を弄ぶミレーヌ。
「あぁん!…は、はやい…ミレーヌ…やめてぇ…」
ミレーヌはまるでリオナの弱点を承知しているかのように胸や股間を弄り、責め立てる。
たちまち胸には乳首が現れ、エナジータイマーがピンクに点滅を始めてしまうリオナ。
「お姉様ったら…油断しすぎでは?戦闘力では私の方が上なのに…」
そのままリオナの首筋を甘噛みし、エネルギーを吸い上げていくミレーヌ。
「はぁん…いやっ…あぁあ…ミレーヌ…正気にもどって…」
リオナの哀願を無視するように、愛撫を強めるミレーヌ。
「ふふっ、なんでお姉さまの弱いところを私が知っていると思う?」
エネルギーを奪いながら耳元で囁くミレーヌ。
「昔見たからよ…お家でお姉さまが自分を慰めているところ…当時は小さかったからなにかとおもっていたけど、今ならわかるわ。」
リオナは快感に震えながら背後のミレーヌを引き剥がそうと手をかける。
「あぁ…んっ…そんな…」
ミレーヌに責められながら、リオナの胸中には光の星で学生をしていた頃の思い出がリフレインしていた…
まだリオナが聖十字隊の学校に通っていた頃、当時の学校で卑猥な映像や写真が裏でやりとりされていたことがあった。
年頃の少年が集まればよくあること…とリオナも見て見ぬふりをしていたが、その中に自らの師でありミレーヌの母親・ソフィが戦争時代に性的な責めを受けているものや、拷問を受けているものを加工した映像などがあることを知り、リオナは激怒した。
将来ミレーヌが通う学校でこんなことを許すわけにいかない…当時、その映像を販売していた教師を告発したリオナ。
その資料集めの段階で、何度かソフィの映像を見てしまったことが、彼女に変化をもたらしてしまう。
夜に一人でベッドに入りそのことを思い出すと、胸に痛みが走り苦しくなる。
それに体は熱を帯び、エナジータイマーはピンクに輝いてしまう。
保健体育でその症状が発情のサインだと知ってはいたものの、自らがソフィの痴態を目にすることでその状態におちたことにリオナはショックを受けた。
「いや…ソフィ様…助けて…」
自室で興奮を収めるため、火照る体を慰めるリオナ。
混乱していた彼女は、姉の泣き声に心配して様子を見にきたミレーヌが扉越しに様子を見ていたことには気づかなかったのである…
「お姉様ったら、お母様の名前を呼んでエッチなことをしていたなんて…お母様が聞いたらどう思うかしら?」
耳元でねちっこくミレーヌの声で囁かれ、リオナはますます身体をビクつかせる。
「やめてぇ…そんなこと言わないで…はぁん…」
リオナの意に反し、今度は程よく濡れた股間に逸物を滑り込ませるミレーヌ。
「そんなこと言わないでもっと繋がりましょ…お姉さま…」
そのまま腰を打ち据え、リオナを犯していく。
「ああっ!いやぁ!だめよ、ミレーヌ…抜いてぇ…」
パンッパンッ…と激しく打ち付けられる快感に涙を流して哀願するリオナ。
「えぇ…いやよぉ…私もっとお姉さまを汚したいもの…それに感じているお姉さまのエネルギー…とってもおいしいのよ…デヴィロン様もお喜びだわ。」
もはや快感に酔いしれ、リオナの言葉を聞き入れないミレーヌ。
「ふふふ…まずはそのエネルギーを全て奪ってあげる…そのあとお姉さまもデヴィロン様の支配を受けるといいわ!」
恍惚とした表情で腰を振るミレーヌ。
「あぁっ!あんっ…もぅ…だめぇ…」
ついに絶頂を迎えるリオナ。
「ふふっ!お姉さま!一緒にいきましょっ!」
ミレーヌの逸物からは精液がほとばしり、リオナの中を満たしていく。
同時にリオナの乳首からはエナジーが母乳状に噴出し、周囲を甘い香りが包む。
ピコ…ピコ…ピ…
ピンクに点滅していたエナジータイマーも消灯し、リオナのエネルギーの全てが失われたことを示していた。
「お姉さま…妹にイカされてどんな気分?まだまだ可愛がってあげるわ…」
満足したように、ミレーヌは動かなくなったリオナを連れて山中からテレポートする。
果たしてこれからどんな責め苦が彼女たちを待っているのか…
それは誰にもわからなかった…
終