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挿絵 笹木まる様


前編あらすじ


地球を守る戦いから20年…

侵略から地球を守り抜いた女戦士・アルティ・マミィは地球で家族と平和に暮らしていた。

ある日、月面で宇宙船らしき反応が確認され、マミィは現地へと飛ぶ。

しかしそれは、マミィに恨みを抱くマグマ星人の罠であった。

一瞬の隙を突かれ、マミィはかつてエンペラ星人に刻まれた淫紋をよびさます「スレイブリング」を装着させられてしまう。

体の疼きに耐えるマミィに勝機はあるのか…


「はぁ…はぁ…んんっ…」

マミィは20年ぶりに感じる体の火照りになんとか抗おうとするが、もうすでにまともに立っていることすら難しかった。

背後に回ったマグマ星人が、サーベルでマミィの太股を撫でさする。



「や…やめなさい!」

マミィは言葉では拒否するものの、腕に力は入らず、カラータイマーもピンクに明滅していた。

「さすがはエンペラ星人様の淫紋…歴戦の勇者ともあろうマミィが一瞬でこのザマとはな!」

マグマ星人が空いている手で身体を軽くなぞるたびに、マミィは痙攣するようにビクついてしまう。

「…つぅっ…こんな辱めには屈しないわ!私をどうするつもりなの?」

まさかこれで満足するマグマ星人ではないだろう…

そう踏んだマミィは、彼の真意を探ろうとする。

もしも地球侵略を諦めていないのであれば、ここで差し違えてでも…そんなマミィの考えを察したのか、マグマ星人は軽薄に答えた。

「そう構えるな、マミィ…今日は挨拶がわりさ。まぁしかし、ここまで淫紋の影響が深刻とは思わなかったがね。せっかくおいでいただいたのだから、少しは歓迎させていただこう!」

そう言ってマグマ星人が指を鳴らすと、床から十字架が迫り上がる。

十字架に向かってマミィを突き飛ばすマグマ星人。

マミィがもたれかかった瞬間、謎の緑色の軟体生物がその体を十字架に拘束する。

「っくぅ…何をするつもり…?」

その豊満な胸を突き出す格好で、無防備にさらしてしまったマミィは、不安を押し殺しながらマグマ星人を睨みつけた。

「後学のために貴様の弱点を探らせてもらおうと思ってなぁ…まずはここはどうだ!」

マグマ星人の指示に合わせて、軟体生物に口が出現する。

そしておもむろに狙いを定めると、淡くピンクに点滅する胸のカラータイマーへとむしゃぶりついた。



「…!!いやぁあああ!そこはっ…なめたらだめぇ…」

意識が白く弾けるような快感に襲われ、マミィが叫ぶ。

ピコピコピコピコ…

すっかり乳首の形に形状を変えたカラータイマーは、男体生物になぶられるたびに、悲痛な点滅音を上げる。

その中心に盛り上がった突起には、エネルギーが白い液体と化して浮き上がっていた。

「その生物は光のエネルギーを好んで食べるのだ…その堕ちた身体でいつまで耐えられるかな!」

マグマ星人の勝ち誇った声に反論することもできず、男体生物に自らの象徴とも言えるカラータイマーを責められるマミィ。

「お願い…これ以上タイマー虐めないで…エネルギー全部吸われちゃう…」

焦点の合わなくなった目を泳がせながら哀願するマミィ。

しかし軟体生物の舌はさらにタイマーを責め上げる。

「…!?ああっ!だめぇ!もう…でちゃうぅ!」

マミィの絶叫と共に、南泰生物によだれでベトベトに汚されたタイマーが激しく発光する。



次の瞬間、タイマーの頂点からマミィのエネルギーが白い液状に迸った。

「いやぁあああ!わたしのエネルギーが…止まらない…それ以上舐めないでぇ…」

絶頂と同時に射乳したマミィは、十字架の上で身体を跳ね上げて痙攣する。

軟体生物は、美味しそうにその液体を舐めとっていった。

「無敵のアルティ・マミィもこうなってはかたなしだな。まだ意識はあるか?」

マミィの前に立ち、顔を覗き込むマグマ星人。

マミィは光の消えた虚な目で、それでもマグマ星人を睨み返した。

「こんな…責めには…あんっ…屈しないわ…」

マグマ星人はそれでこそ、と喜びながらマミィに告げる。

「そうでなくては張り合いが無いというもの!その足に装着したスレイブリングの起動装置は、貴様を恨む宇宙人たちに配布済みだ。これから襲いくる奴らに、せいぜい犯されないように頑張るのだぞ!」

そう告げると、マグマ星人はマミィの拘束を外して十字架から解放した。

もはや立つこともできないマミィはそのまま床に崩れ落ちる。



「加減してやったのだ、死にはすまい。地球に帰り、その淫紋に疼く身体を慰めて過ごすのだな…次の刺客はすぐにでも現れる。果たしてその身体で地球を守り切れるのか、楽しませてもらおう!」

そう言い残すと、マグマ星人はマミィを月面に放置し、宇宙船で飛びたっていった。

その数時間後、なんとか地球に帰還するエネルギーを回復させたマミィが、自宅へと帰っていった。

夫である長官には、迷子になっていた宇宙人を案内したと嘘をついてしまい、罪悪感に苛まれるマミィ。

変身を解除した時には見えなくなったスレイブリング。

おそらく変身後、自らを苦しめる枷となることを予感しマミィは戦慄した。

これから襲いくる宇宙人軍団を迎え撃ち、地球の平和を守ることができるのか…

マミィの苦しい戦いは、まだ始まったばかりである。


続く


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