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ピコンピコンピコン・・・

自慢の必殺技を全てキングザウルス3世に阻まれたミレーヌに追い打ちをかけるように

カラータイマーが点滅を始める。

急激なエネルギーの消耗に、その場でへたり込んでしまうミレーヌ。

攻撃が止んだことで、今度はこちらのターン、とばかりにキングザウルス3世が眼前に迫る。

キングザウルス3世は長い首をしならせると、勢いをつけてミレーヌを弾き飛ばした。

「きゃあぁぁっ!」

吹き飛ばされたミレーヌは何とか体勢を整えようとするが、ふらついたところをキングザウルス3世は見逃さなかった。

頭を低くし突っ込んでくるキングザウルス3世にミレーヌは不意を突かれてしまう。

勢いをつけた頭部のツノが立ち上がりかけたミレーヌの太ももに突き刺さった。

「あああぁぁぁん!」

ミレーヌの体は変身時からエネルギーフィールドに包まれているため皮膚を貫通はしなかったものの、足に走る激痛に

ミレーヌは声を上げてしまう。

しかしキングザウルス3世の狙いはここからだった。ミレーヌの太ももに刺さったツノから直接振動波を流し込む。

「な、なにを・・・くぅぁぁあ!」

先ほど手の感覚を奪った衝撃が今度は足に殺到する。

何とかツノに手をかけ、太ももから引き離すミレーヌ。そのまま後方へとジャンプし距離をとるものの、刺された方の足は

感覚がなく、着地とともに膝をついてしまった。

「そ、そんな…足に力が入らない・・・」

ピコピコピコピコ・・・

カラータイマーは点滅を速め、ミレーヌのピンチを知らせていた。

それと同時にミレーヌの体に変化が訪れる。

胸には桜色の突起が現れ、ショーツに包まれた股間はうっすらと湿り気を帯びていた。

ウルトラ族の女性の体は性的な刺激に弱いため、日ごろは弱点となる胸や股間はエネルギーフィールドで保護されている。

もし、これらの箇所を攻撃されると、エネルギーが液状に放出されてしまうためである。

ミレーヌの体はエネルギーが消費されたことや、キングザウルス3世の攻撃を太ももに受けた際に衝撃波の振動が股間に達していたため、

その保護が薄れてきていた。

ピンチのミレーヌはそのことに気づいていなかったが、エネルギーを求めて地上へ現れていたキングザウルス3世はその変化に反応した。

突如相手の体から発生したエネルギーのにおいに、キングザウルス3世の興味が注がれる。

エネルギーを求めミレーヌへ突進し、そのまま押し倒すキングザウルス3世。

片足が動かないミレーヌはなすすべなく倒れこんでしまう。

キングザウルス3世はエネルギーがしみだしている股間に向けて舌を伸ばす。

突然の奇行にミレーヌは驚きを隠せなかった。

「いったいなにを・・・はぁぁあん・・・」

秘所から流れ出したエネルギーを舐めとりながら、四肢で倒れたミレーヌを拘束するキングザウルス3世。

ミレーヌもなんとか脱出を試みるものの、股間への刺激とマヒした足のせいで身動きが取れずにいた。

「なんとか脱出しないと・・・この怪獣、私のエネルギーが目的なの?このままじゃやられてしまうわ・・・」

焦るミレーヌと裏腹に、エネルギーを求めるキングザウルス3世は次のターゲットをミレーヌの胸に現れた乳首へ定めた。

前足を振り上げると、そのままミレーヌの胸をストンピングする。

全体重で胸を押しつぶされ、ミレーヌは悲鳴を上げる。

「くはぁっ!」

それと同時に乳首を刺激され、ミレーヌの体が痙攣する。

「はぁん・・・このまま刺激されたら・・・」

危機を感じたミレーヌは、まだ反応する足に力を込めてキングザウルス3世の腹部を蹴り上げた。

ストンピングのために上体を持ち上げていたキングザウルス3世は、バランスを崩してミレーヌの拘束を解いた。

その隙に後転して距離をとるミレーヌ。食事を邪魔されたキングザウルス3世は怒り狂って突進してくる。

足が動かないために避けることができないミレーヌは、ツノを受け止めて踏ん張った。

「くぅっ・・・止まって!」

何とか止めたものの、ツノの先端がミレーヌの乳首にあたってしまう。

「あぁあん、い、いけない・・・今振動波をうたれたら!」

ツノが当たる先端に甘い刺激が走り、ミレーヌは声を漏らした。

その様子に効果を見たキングザウルス3世はツノに振動波を走らせる。



乳首の先端にバイブを当てられたような刺激が走り、ミレーヌは悶絶した。

「はぁあぁん・・・っだめぇ・・・おっぱい刺激しないでぇ・・・!!胸が熱いぃ・・・」

うるんだ瞳で喘いでしまうミレーヌ。胸の内側からせり上がってくる未知の感覚に、体をびくつかせてしまう。

「?いけない!エネルギーが・・・!あああぁぁん!」

せりあがってきた快感が乳首へ達した瞬間、エネルギーが液状になって噴出した。

ぷしゅぅぅう・・・

まるで母乳のようにあふれ出るミレーヌのエネルギーが、足元に水たまりのようにたまっていく。

地面に落ちたエネルギーをキングザウルス3世は満足そうに舐め上げた。

もはや立っていることもできず、体を横たえるミレーヌ。

ピコ・・・ピコ・・・

胸のカラータイマーはかすかに点滅していたが、消え入る寸前といった様子であった。

もうエネルギーの尽きたミレーヌに興味が失せたキングザウルス3世は、地中へと去っていく。

「はぁ・・・はぁ・・・もうエネルギーが・・・あぁん・・・」

ミレーヌも変身を解除し、静寂を取り戻す山中。

初戦は完敗となったミレーヌ・・・

はたしてミレーヌはキングザウルス3世のバリアを打ち破り、勝利することができるのであろうか・・・



次回予告


ガンマ線の照射を浴びたミロガンダは巨大植物となり、グリーンモンスへと変貌した。

ウルトラミレーヌと夜の街で対峙する怪奇植物。

強力な麻酔ガスを武器にするグリーンモンスを相手にミレーヌはどう戦うのか。

次回『ミロガンダの秘密 前編』

さぁ、来週もみんなで見よう!




更新は6月中旬を予定しています。


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Comments

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更新お疲れ様です。キングザウルス3世に、流星キックを放てず、エネルギーを吸いとられて敗れしまうんですね。画像には載らないですが、このあとは、ミレーヌは流星キックを体得するために特訓をするんですね。

ガチピン@ご支援感謝

ご支援・コメントありがとうございます! 原作通り第一戦は敗北となりました。 この後特訓の末に勝利するところはヒロピンSSなので皆様の想像にお任せしようと思います。 ミレーヌはこの後も基本負けていきますが、見えないところで頑張って勝利していると思っていただければ・・・ 次回の活躍(?)にもご期待ください!

スカイブルー

挿絵2枚目のミレーヌの表情がとても可愛いです