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森の民であるオーロールは、森の見まわりの最中、森に迷い込んだ一匹のゴブリンに出会いました。 ふだん森の民たちは、迷子の魔法を使ったり目くらましで誘導したりして、侵入者たちを追い払うのですが、オーロールは弓矢を肩にしまうと、ほがらかにその醜い小さな生き物に声をかけました。 「あら、ゴブリンさん。こんなところでなにをなさってるの?」 突然木陰から声をかけられた小鬼はおどろいて粗悪で刃のかけた短剣を抜きましたが、目の前に現れたたいへん美しいむすめが敵意がないしぐさをしめすと、そのあらわになった二の腕や太ももを見て息を荒くし、いやらしい笑みを浮かべました。 オーロールは木の実や果実を取り出して与えたり、小鬼には通じない言葉ながらいろいろ話しかけたりしましたが、とてもおいしい果実をほお張って飲み下した小鬼が興味を持つのは、オーロールの草色のチュニックの下に隠れているすらりとした肢体だけで、しきりにチュニックのすそをつまんでまくりあげたり、オーロールの股の間に手を差し入れたりしてくるのでした。 「あん、だめよゴブリンさん。…あすこにとても心地よさそうな木陰があるから、そちらにいきましょう」 オーロールは小鬼を木陰の下生えの中にいざなうと、そこで寝転んで小鬼がしきりに見たがっているものを見せてあげるのでした。 --------------------------- 作者のbaraagのアカウントをフォローしていると いいことがあるかもしれません https://baraag.net/web/accounts/266332

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