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ミリタリー・クラシックス78号が7月21日に発売となりました。

今回のすずきあきら先生による『WW1兵器名鑑』は「レベデンコ戦車」です。

見るからに変な巨大戦車です。

「皇帝戦車」という呼び名のほうが有名かもしれません。

こんなのが大挙して攻めてきたら凄いだろうなぁ~と思います。

でも現実は・・・その顛末は本誌を読んでいただくとして、僕が驚いたのはその駆動装置です。


レベデンコ戦車の巨大な車輪はフリクションドライブという方式の駆動装置によって回転します。フリクションドライブとは摩擦によってその動力を伝達する仕組みなのですが、およそ巨大な車輪(しかも戦車の!)を動かす駆動装置とは思えません。

▲イメージ図(内部写真なんてありません。想像です。)

もちろん、この駆動装置では様々なトラブルに見舞われます。なぜこのような仕組みを選んだのだろうと想像してみたのですが、巨大な車輪をギアやドライブシャフト、チェーンなどで駆動させるとそれらを防御するために車輪の支柱に装甲を施さねばなりません。フリクションドライブだと車体のみに装甲を集中させることが理屈の上では成り立つような気がします。

まぁ、、、それ以前の問題が多々あるので何を考えていたのかはレベデンコさんに聞いてみないとわかりません。

とにかく、とても不思議な戦車です。

描いててとても不思議な気分になるメカでした。


さて、本誌の特集ですが、ドイツ軍の「フンメル」や「ヴェスペ」「グリレ」などの自走砲が解説されます。今まさにウクライナ軍とロシア軍が熾烈な砲戦を行っていますが、「自走砲ってどんなもの?」というところを知る手がかりになると思います。

そして第2特集では日本海軍の水上機母艦「瑞穂」「日進」が解説されます。

こちらも水上機母艦なんてじっくり知ることができる貴重な特集です。


今回もあれこれ盛りだくさんなのでぜひ!

ミリタリー・クラシックス(Amazonリンク)


Sorry. I'm in the midst of a manuscript production emergency, so please translate the manuscript into English by yourself.><

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Comments

蒼衣わっふる

珍兵器としてよく紹介される皇帝戦車ですが、このイラストのアングルで見るとたしかに理にかなった配置ですよね 兵士視点のアングルと色合いも相まって怖い! ツァーリ・タンクを怖いと思ったのは初めてかも!?

みこやん

あまりみかけない構図を選んでみましたー(´∀`)兵士から見ればかなり怖いですよねぇ