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「ねーノーマッド、お腹すかない?暑いし喉乾いたしさー」


 この日数回目の問いをノーマッドへと問いかける。

 空調がロクに聞いていない室内は恐ろしく蒸し暑い。この貧乏探偵の住む事務所は空調が絶賛故障中のせいで人が住む場所としては不適合。まだ、夏の炎天下に晒される外の方がマシかもしれない。

 

「ん❤じゅるるっ❤ちゅぅ❤❤ズゾゾッ❤」

「これなら三人で食いに行けば良かったよねー。そう思わない?そんでラブホに泊まるとかした方がさー」


 だから今の問いはノーマッドへのちょっとした嫌味も含んでいた。俺の持っているコインも使えばこの貧乏事務所より良いところに住めるし、なんだったら夏の間はどっかのバカンスに行く事もできるのに。何故、そうしないのかと。

 

「ぶぅう゛うぅ❤じゅぼぉおぉ❤❤ん゛っふぅ❤」

「あー、ノーマッドは別に平気なのか。俺が汗臭い方が嬉しいしー、ちんぽしゃぶってれば腹も空かないしね」

「んぐお゛おぉ❤❤ぶふう゛ーーっ❤んん゛うぅうぅ❤」


 だが、今のノーマッドに嫌味を言ったって無駄だったかもしれない。なんせ、今のコイツは俺のちんぽをしゃぶるのに夢中だったから。

 精悍で男らしく、微妙なザンネンっぷりを隠せば女の子から黄色い悲鳴を上げられる虎が、今では鼻水やら涙やら我慢汁やらでベトベトのフェラ顔でちんぽに舌を這わせていた。

 

「はあ゛っ❤ふう゛うううぅぅ~~~っ❤❤ズズッ❤じゅぼおぉ❤」

「あーもう全然人の話聞いてねえし。ちょっと、正気に戻ってよ」


 俺は頭を叩いたり呼びかけたりしてみても、この淫乱虎はちんぽから顔を離す気配が無い。いつもはマガンとかホロケウが貞操観念ゼロでちんぽをねだるのを止めているくせに。ちんぽの匂いを嗅ぐとすーぐにぶっ飛んじゃうのが困り物だ。

 真っ赤なたてがみを振り乱し、じゅぶじゅぶと下品極まりない音を立てながらちんぽをストロークしていやがる。


 汗を吸って強烈な雄の匂いを発している陰毛に鼻を突っ込み、亀頭から根本まですっぽりと飲み込んでしまっている。普段はクソ真面目だけど気の良い兄貴分、なんて面をしているくせにそのフェラ技はヤリマンそのものだ。

 ざらついた口蓋に竿を擦りつけて、薄っぺらい舌は口内を占領するちんぽを器用に愛撫して。極めつけに喉マンコで俺の亀頭をキュウキュウと締め付ける。俺のちんぽを舐めたがる雄は何人もいるけど、ここまでテクニックが巧みな奴はそういない。これは天性の才なのか、それとも誰かに仕込まれたのか。おれと初めてセックスした時はどうだっけ?分からないので本人に直接聞いてみる。

 

「ね、ノーマッドって誰にフェラ仕込まれたの?」

「ん゛っ!?ぐ、げへえ゛っ❤な゛❤❤何言っでやがんだバカ野郎!」

 

 あ、ようやく反応してくれた。別にちんぽから口を離さないでそのまま答えてくれた良かったんだけど。

 ちんぽをしゃぶるのをやめた虎はまなじりを弛緩させたメス顔からいつもの顔に。俺にからかわれたりセクハラされて怒ってる時の、きつい顔立ちに戻っている。口周りがべとべとになってるのと、毛皮の上からでも分かるぐらい紅潮しているせいで完全に、とはいかないけど。

 

「あのな、オレにこんなクソッタレな事教えるのなんて、お前以外にな――」

「まーそれはいいや。ちんぽしゃぶらせるとバカになっちゃうから体勢チェンジ。ここ乗って」


 ソファに腰掛けたまま太ももをポンポン叩くと、ノーマッドは躊躇うような顔で歯ぎしりをする。俺の言いなりになってないってアピールなんだろうけど、尻尾がぶんぶん揺れちゃってるし、本心とか丸わかりなんだよな。そんな所も可愛いから良いんだけど。


 結局、不機嫌そうな顔をしながらも俺の上へと跨った。腕はソファに付いて、お前なんかに負けないぞと言わんばかりに睨みつけてくる。対面座位の体勢でも視線が全く揃わないのは、ノーマッドの屈強な体格のおかげだ。異種族が混在するこの街であっても虎の力強さとしなやかさを持ったこの男は大きい部類に入る、と思う。俺の知り合いにはデカすぎる雄が多すぎて分からなくなるけど。

 身長相応に重量も大きく、俺の太ももが悲鳴を上げている。しかし、早くセックスしたいと期待しているノーマッドを邪険にはできない。俺に抱き着いて頬ずりするのを、年長者としての意地でどうにか堪えている状態なんだから。

 

「なに見てやがる。さ、触るならさっさとすりゃいいだろ主様」

「いやー、ノーマッドはマジで可愛いし、エロい身体してんなって感動してたの」


 俺の言葉にいちいち口角をひくつかせるのは可愛いし、ライダースーツに包まれた身体ときたら、筋肉の輪郭が分かりやすくって全裸よりエロいかもしれない。

 

 ガチムチ、というには引き絞られていてアスリートの体形に近い。背中に指を這わせるとスーツ越しでも筋肉の盛り上がりを感じとれる。もう片方の手で太ももを撫でると、みっちり肉が詰っているのが分かる。無駄を削ぎ落し、獲物に食らいつく為に効率化された、まさしくハンターの身体だ。

 

「くっ❤お、おぃ❤❤ンな所ばっか触るなよ❤」

「えーじゃあ何処触れっての。ココとか?」

「ぐぅうぅ❤あっ❤ちがうぅ❤❤揉むんじゃねえ❤んおっ❤❤」


 カッコイイ筋肉を触るなと怒られたので、代わりにドスケベな雌の肉塊を揉んでやる。どこもかしこも男らしいのに、乳とケツだけは雌のそれだ。

 雄っぱいは身体をよじらせるとふてぶてしく揺れて、俺の指を食い込ませると嬉しそうに形を変える。筋肉の詰まり具合を表すように指を押し返し、心地良い感触を俺に提供してくれる。

 

 そしてケツはといえば無駄無く絞られた腰の下で豪快に膨らんでいた。肉でぱんぱんに膨らんだ饅頭は俺の手でつかみ切れないぐらいに馬鹿でかい。後ろから犯してやる時なんて、重力に逆らって上向きに飛び出してしまう力強さをみなぎらせている。もちろん揉み心地も最高で、上の爆乳にも劣らない跳ね返りっぷりは枕にして寝たくなるほどだ。

 

「んくうぅ❤オイ❤❤あっ❤いつまでもぉ❤触るなぁ❤んくぅ❤❤」

「何で?ノーマッドってケツも雄っぱいも感じまくるじゃん」

「ふ、ふざけんなっ❤オレはぁ❤❤んぐぅう❤んんっ❤」


 うるさいので生意気な虎口を塞いでやった。さっきは俺のちんぽだったけど、今度は舌を口内に突っ込んで。ほんの少しのしょっぱさと苦みが混じるが、ノーマッドにちんぽをしゃぶらせてやったって証のようで不快ではない。コイツはフェラしてる時こんな味を感じてたんだ。

 

「ふぅうぅ❤んちゅぅ❤んんんぅ❤❤」


 キスをしてやった途端にノーマッドの表情がフェラをしてた時と同レベルにまで蕩けだす。俺の舌肉は小さな蛇か虫のようにノーマッドの口内を這いまわり、口腔粘膜の隅から隅まで掃除する。唾液のいやらしい水音が、荒々しい呼吸音と混ざる。

 ノーマッドは抵抗するつもりなのか舌で俺を追い返そうとするが、相手にならない。ざらついた猫科の舌を搦め取り、巻き付かせたまま吸い上げる。唾液ごと舌をひっこぬくようなキスで、ノーマッドの瞳がグルリを裏返った。

 

「ん゛ん゛う゛うううううぅ~~~~❤❤❤」


 両手で鷲掴みしているデカケツが盛大に暴れ回る。ライダースーツの股間部分にある膨らみがひっきりなしに震えているし、キスだけでメスイキしたのかもしれない。

 もっと可愛がってあげようとケツ肉を強めに捏ねると、口内に甘ったるい声が反響した。ケツの谷間に指を這わせて肛門部分を圧迫すると、もどかしい刺激に背筋が弓なりに反りかえった。

 

「くちゅっ❤はふぅ❤んふぅ❤❤あぁぁ❤」


 ノーマッドはもはや欲情を取り繕うつもりも消え失せたようで、俺の背中にしっかりと腕を回したまま舌と身体全てを摺り寄せる。

 キスだけでもあっけなくメスになるところも可愛くて、ご褒美とばかりに唾液を流し込む。唾液をすすらせながら歯列をなぞるだけで、股間の膨らみは分かりやすく震えるのだ。

 

「……ふぅ、もうトロ顔になってんじゃん。口マンコモロ感すぎじゃない?」

「う゛うぅ❤ぅ、うるぜえぇ❤❤これは、お前がぁ❤」

「そうだねー、俺がフェラさせまくったせいだねー。ケツ穴も俺のせいで雌マンコになったよね。そろそろハメて欲しくなった?」

「ん゛お゛っ❤ケツっ❤当だるう゛❤❤」


 ライダースーツ越しの肛門に押し当ててやるのは、俺のちんぽ。俺専用のちんぽケースと化したノーマッドの肛門は直接触れなくても熱と硬度で発情し、オマンコしたいと愛液を分泌しだす。ライダースーツの中は汗と愛液でグチョグチョになってるに違いない。

 交尾の昂りに加えて、サウナも同然の事務所の中でライダースーツなんか着てるんだ。ノーマッドの全身はさぞや雄臭く蒸し上がってることだろう。たっぷりと吸い込んでやりたくて、俺はライダースーツのジッパーに手をかける。

 

「んぐぅ❤ち❤ちんぽ❤❤❤我慢できねェ❤早く、生ちんぽぉ❤」

「いいねー素直になってきたねー。今日は久しぶりに座ったままヤろっか。ベロチューして乳首いじりながら――」


 ヤりまくろうね、と囁いてやったその時だ。ノーマッドは耳をピクピク動かした後、俺の上から跳ねるように逃げ出した。俺のちんぽはガチガチなのにどういうともりだと問う前に「その汚ぇモンしまえ!」と叫び、自分用のデスクに座ってしまう。

 雌野郎にしてやったはずのノーマッドの反応が解せなかったが、ドアの方から聞こえてくる音で遅れて俺も理解した。鉄製の階段を鳴らす豪快な足音。上機嫌な鼻歌。アイツが帰ってきたんだ。俺は勃起ちんぽを無理やりズボンにしまいこむ。

 ちんぽ狂いのノーマッドだけど、アイツの前では恰好つけたがるからなあ。全く帰ってこないからセックスでもしようかって思ってたのに。絶妙に空気が読めない足音だ。

 

「ご主人サマ、帰ったぜぇ!」


 ドアを乱暴に蹴り空けたのは、ノーマッドと同じ虎の獣人。ただ、同じなのは混じる獣の特性だけ。緑の混じりたてがみとか、粗野な顔つきとかいろいろあるけど、圧倒的な違いは肉の質だ。

 ドアに足形を残すほどに力強い蹴りを放ったのは、俺の胴体ぐらいはあろうかという逞しすぎる大腿筋。ふくらはぎなんて俺の両手を使っても掴み切れるか危うい。

 

 そして、視線を上に上げていけば豊満過ぎるケツ肉が目に入る。きわどすぎるホットパンツに包まれたケツ肉は、あまりにも肉が詰っているせいで正面からでも大臀筋が目視できてしまうのだ。ノーマッドが無駄を削ぎ落した刀のような肉体とするならば、この虎の身体はとにかく詰め込めるだけ詰め込んで、鍛えるだけ鍛えたせいで肉の鎧を造り上げている。

 

「良い子にして待ってたか?美味いモンたらふく買ってきたぜ、兄弟、ご主人サマ!」


 当たり前だが上半身も化物じみていて、鉄骨でも入ったような腕を振り回せば俺をたやすく血の詰まった肉袋に変えられる。腹には筋肉と脂肪をぎっちり詰め込んで、刃を突き刺そうとすれば逆に折れそうだ。

 でも、一番大事なのは雄っぱいだ。歩くだけでディープタンクトップからはみでたデカ乳が揺れるんだ。ゆっさゆっさと肉塊が跳ねて、その重量感を俺にアピールしてきやがる。乳肉の片っぽだけで俺の頭ぐらいはあるんじゃねえかって爆乳は食らってくれとねだる果実のようで、今すぐしゃぶって揉んで噛んでやりたい。でも、本能を抑えてまずは一言。

 

「おかえり、マガン」

「オウ、帰ったぞ!メシか交尾やろうぜ!中途半端に食ったモンだからかえって腹減ってんだ!」


 ドスケベな顔に反して豪快で、釣られて口が緩んでしまうような笑み。

 コイツは――マガン・ガドゥンガンは、戦っている時のケダモノ同然の姿からは想像できない懐っこい顔で笑う。

 

「兄弟もコッチ来いよ。腹すかして待ってたんだろ?三匹でよ、腹ァいっぱいになるまで食い合ってやろうぜ?なぁ!」

「うるせえ!バカ二人で勝手にやってろ!」


 片方は池袋バーサーカーズのランキング一位で、片方は加速装置やらなんやら使える貧乏探偵。性格も立場も生き方も、セックスの好みだって何もかも違うように思えるけど、マガンはノーマッドを兄弟と呼んで懐いている。自分と同じだから、と言っているけどどこらへんがそうなのか話を聞いてもさっぱり分からない。

 ぶっちゃけ分からなくても困らないし。俺にとっての二人は可愛くて格好良くてエロい雌猫で、夏休みの間限定の同居人。そう言うとノーマッドからは『雌猫でもねえし同居人でもねえ!』って怒られるんだけど。

 

「兄弟は腹に溜まるのが食いたいって言うからよ、何だ?ハンバーガーだかってヤツに、コロッケって美味そうなのに、あとフライドチキンだ。なかなか美味そうじゃねえか、なぁ?」

「おー本当だ。ノーマッドもこっち来て食べようよ。食費は俺らが払うんだしさ、我慢しても損だよ」

「う、うるせえ!食いたきゃてめえらで勝手に食いやがれ!」

「つまんない意地はってー。同居させてもらう分の金は出すって言ってんだからさ、受け取ればいいのに」


 俺、そしてマガンはノーマッドの家に居候している。ただし、夏休みの間限定で。

 理由は大したものじゃなくって、単純に夏休みの間はゴロゴロしていたかった。臨海学校とか夏休みの宿題とかついでにアプリバトルとか何もかも面倒くさいので、ひたすら食っちゃ寝とセックスだけする夏休みを過ごす事にした。

 そこで俺が選んだのが口うるさいけどおねだりすればなんだかんだで折れてくれそうなノーマッドで、マガンは俺とノーマッドの同居を知って押し掛けてきたってわけだ。

 

「あと、ご主人サマにはジュースも買ってきてやったぞ。なんか分からねえから店員に勧められたの適当に買った!」

「おっ、新発売のヤツじゃん。マガンって本当気がきくよなー。良い子良い子」

「だろ?もっと褒めて良いんだぜ、ご主人サマ!」


 ノーマッドとの同居は適当に決めたけど、結論から言うと大成功だった。ノーマッドは厳しいようで甘えさせてくれるし、マガンは意外にも常識的だったし、俺の喜ぶ事ならなんだってしてくれる。今だって冷蔵庫の中に何も無い貧乏事務所の為に炎天下の中買い物に行ってくれたのだ。人食い虎っていうよりは馬鹿な大型犬みたいだ。しかも俺に懐いていて身体も最高にエロい。最高。

 

「それによ、ご主人サマの言いつけ通りの服着てきたんだぜ、そっちも褒めてくれ」


 可愛いバカ犬は俺の目の前に立ち、両腕を頭の後ろで組んでおねだりをしてくる。

 こうして俺好みのファッションをさせてやっても、嫌がるどころか喜んで着てくれる。上半身には身体の正中線ぐらいしか隠せないタンクトップで、横乳だけじゃなくでっかい乳首まではみ出させている。脇腹も背中も丸見えで、今みたいに腕を上げたら汗で塗れた腋マンコも曝け出される。炎天下を歩いてきた毛皮全てで汗を吸っているが、腋マンコは汗臭の発生源となって鼻腔をくすぐってくる。


「な、いつものご褒美くれよぉ❤外行ってる間マンコがヨダレ垂らしちまってたんだ❤❤❤」


 そして俺に向かって突き出してきたケツにはホットパンツが。ケツをちゃんと隠せるようなマトモなデザインじゃなく、ケツの谷間とちんぽぐらいしか隠せないビッチ御用達の布切れだ。

 マガンのでかすぎるケツ肉と合わせると、もう視覚の暴力だ。虎柄と青いデニム生地で彩られた肉塊はもうちんぽを咥えこむ為にあるとしか思えない下品さだ。毎日のように揉んで、しゃぶってやってるのに慣れる気がしない。俺のちんぽは再び硬度を増し始めていた。

 

「へっへぇ❤❤ご主人サマはすぐにオレの欲しいモンをくれるから好きだぜぇ❤ご主人サマのちんぽじゃねえとちっとも腹が膨れねえんだ❤❤❤早く食わせてくれよ❤」


 雄らしすぎるおねだりをしながら、マガンは俺に抱き着いてきた。むちむちな雄っぱいで俺の顔を挟み込み、全身余すところなく擦りつけてくる。

 ノーマッドに抱き着かれるのとは違って、圧倒的な肉の巨体に包みこまれる感覚。全身を濡らす汗の臭いと雄っぱいの柔らかさを感じられて、まるで肉のベッドに寝そべっているかのようだ。男を嗜好するなら永遠にこの肉に埋もれていたくなるだろう。


 スーハースーハーと雄っぱいに頬ずりながら呼吸をしていると頭の奥が痺れてくる。ノーマッドで晴らせなかった欲望までマガンに受け止めて貰おうか。今すぐこの場で。ノーマッドの目の前で、俺のちんぽをマガンにブチこんでやるか。

 なんて考えながら顔面は大胸筋を昇る。首筋をくすぐって、夏の暑さで乾いている喉に唾液を与えてやろう――としたのだが顎のあたりにさしかかったあたりで俺はある臭いを感じとった。

 汗でも獣臭さでもなく、マガン・ガドゥンガンの野趣溢れるどの体臭にも合致しない鉄臭さ。そして、顎下を染めるわずかな緋色。この不快な匂いがなんなのかすぐに分かってしまい、ため息を雄っぱいにぶつける。

 

「マガ~~ン。外で何してきたの。なんか臭いよ」

「お、これかァ?買い物行く前に遊ばねェかって誘われたからよ。何人かと纏めてヤってきたんだ」


 あー、バトルじゃなくてそっちの方かぁ。それじゃまず死んでるだろうな、合唱。

 マガンは食欲と性欲と闘争本能が直結したような衝動を内で暴れさせている。リングの外では気の良い好漢って感じだが、飢えを覚えると本能が牙を向く。

 

 マンコが疼いたらちんぽがでかそうな男をケツで犯す。殺し合いがしたくなったら強そうなヤツに襲い掛かる。それで満足できればいいが、もしも満たされなければ腹をいっぱいにする事で欲望を解消しようとする。つまりは、自分を悦ばせなかった男を食い殺してしまう。大食いなこの虎の事だから、憐れなナンパ野郎は全員胃の中で消化されちまっただろう。

 

「ま、それは良いんだけどさ。ヤってきたんならケツもザーメンまみれじゃない?」

「おうよ!粗チン野郎ばっかだったけどザーメンはたっぷり出したからなァ。マンコがザーメンでいっぱいになってんぞ、見てみるか?」

「いらない。じゃあヤる前に風呂入るぞ。綺麗に洗ってやるよ」

「あァ!?何でだよ、腹が減ったら好きに食って良いって言ったじゃねえかよ!」


 言ったけど、見ず知らずの男で汚れたマンコは舐めたくないってのは別問題。マガンの欲望に素直な所は好きだから、今度はゴムを持ち歩かせよう。マガンはゴムありじゃ気持ち良くねえって文句を言うだろうけど、その分可愛がってやると言えば問題無い。

 

「風呂入りたくねェんだよぉ……ご主人サマの匂いも好きだからよ、汗塗れのまんまヤろうぜ、なぁ」

「光栄だけどマンコは綺麗なの舐めたいからね。一緒に洗いっこすれば楽しいよ、ほら」

「しょうがねぇなァ。風呂の後はご褒美くれよ?」


 腹が減ってさえいなければ最後にはお願いに従ってくれる。実に良い子だ。こういう所はノーマッドと似ているかもしれない。あっちはもう少し面倒くさいけど。

 椅子に座ったまま背を向ける虎を見て、もっと素直になればいいのにと苦笑してしまう。耳をピクピク動かして、俺たちの会話が気になっているのが丸分かり。セックスを中断させられて欲求不満にちんぽを勃たせてるくせに。

 

「ねー、ノーマッドも一緒に入る?風呂場でヤっちゃってもいいよ」

「お、そりゃいいな!兄弟も一緒に汗流そうぜ!オレが洗ってやるからよ!」

「ウチの狭い風呂に三人も入るわけねえだろ!入れてもテメェらと風呂なんてゴメンだ!」

「残念だなー。じゃあ、風呂に入ってる間にご飯食べちゃってて。お腹すいてるだろうから全部食べていいよ」

「食わねぇって言ってんだろ!さっさと入ってこいエロガキ!」

 

 ノーマッドおじさんの怒声を聞きつつ、風呂場へ向かう。

 マガンみたいな大型犬もいいけど、ノーマッドみたいな分かりやすいツンデレ猫もいいよなぁ。風呂から上がるまでちゃんとご飯食べてくれるといいんだけどな。

 

***


「やっぱ洗う前にヤっちゃダメか?ご主人サマの汗舐めてえんだよォ❤」

「俺もマガンの汗は好きだけどね。二人でヤっちゃったらノーマッドがかわいそうじゃん?」

「ンー、そうだな。ご主人サマは兄弟と二人で食い合いてえしなァ」


 ノーマッドを出すと大人しくなるんだからなー。仲の良さにほっこりしちゃったので先にご褒美をあげよう。

 腕を上げると、黒々とした茂みをマガンへ見せつける。サウナみたいな事務所の中で蒸され、汗を染み込ませた腋毛。俺だったら死んでも舐めたくない不快な匂いの集合体。

 でもマガンにとってはご馳走も同然で、あっという間に涎を口の端から垂らしてしまう。

 

「マガン、舐めていい――おわっ!」

「ふぅうう゛っ❤ジュルルルルッ❤❤フーッ❤んっ❤ん゛ふぅうぅぅ❤❤❤」


 いいよ、という前にマガンの鼻先が腋に突っ込まれた。おあずけをされたペットのように浅ましく、汗のしずくの一滴も逃すまいという舌遣いで腋を舐めすする。

 鼻息は荒く、腋の茂みを吹き飛ばす嵐のようでくすぐったくてたまらない。そんなに呼吸を荒くしたらきつい腋臭で嗅覚がやられちまうだろうに、マガンはドラッグでもキメたみたいに顔を弛緩させている。

 

「ふーーっ❤すっげぇ❤❤❤クッセェ❤ご主人サマの匂いサイッコウだぜぇ❤❤」

「そんなに?バーサーカーズのトップランカーのマガン様は、俺の腋汗が好きなんだ?」

「ああッ❤❤好きに決まってんだろォ❤脳みそぶっとんで、ん゛おぉ❤❤ふう゛っ❤」

 

 興奮しすぎて脳がショートしたのか、マガンの瞳が一瞬まぶたに隠れかけた。尻尾まで硬直してるあたり軽いメスイキをしたのかもしれない。

 でも止まったのは刹那の間だけで、すぐに腋への奉仕を再開する。ふごふごと鼻を鳴らして汚い部分を舐める姿は、虎っていうより豚に近い。俺の腋マンコをクンニして雌イキする雌豚。それが今のマガン・ガドゥンガンだ。

 

「んっ、マガンってばそんな必死に舐められたらくすぐったいって」

「んじゅぅ❤だってよォ❤美味ぇよご主人サマぁ❤もっどぉ❤そ、ソッチの腋も舐めさせろよォ❤❤」


 腋毛の一本一本を愛おしむように舌を動かして、腋汗を掬い取っていく。汗に加えて唾液までも塗りたくられた腋毛はぐっしょり濡れそぼり、惨めにも腋にへばりつく。

 腋をしゃぶるマガンの姿がいじらしくてもっと続けさせてあげたいんだけど、長風呂してたらノーマッドが可哀そうだしね。

 マガンのたてがみを鷲掴みにして引き剥がすと、べたついた腋周りを毛皮でぬぐった。マガンはいかにも物足りなさそうだったけど、俺だって虎マンコを早く舐めたいんだ。

 

「俺も腹減ってるからさ、早く脱いで脱いで。マガンだって腋より舐めたいモンがあるでしょ?」

 

 腰を軽く揺らすとマガンの知能指数が更に低下した。ディープタンクトップもホットパンツも破るように脱ぎ捨て紐パンだけの姿になる。全く色気の無い脱ぎ方は少々もったいない。バーサーカーズでもストリップとかやらせればいいんだ。大儲けできるだろ。

 

 でもまあ、こうして服を脱ぎ捨てたマガンは演技なんてしなくても完成されたエロスがある。むちむちな身体も素晴らしいが、が勃起しているせいで下半身がやばい事になっている。いつも試合の時にはいているのと同じ紐パンは勃起ちんぽの亀頭にひっかかったまま引き伸ばされ、横から見るとちんぽのほとんどが丸見えの状態。紐部分はケツ肉に食い込んでボリューミーなケツの肉感が増している。これは脱がせるのがもったいない。


「マガン、ビキニ着たままにしといてよ。それ、すっげぇエロくていい」

「あぁ❤こんなんがいいのかよ❤❤わっかんねえなァご主人サマは❤ヤる時なんて全部脱げばそれでいいだろ❤❤」


 ちんぽがビクビク跳ねるあたり悪い気分じゃないのだろうが、マガンは何が良いのか分からないって呆れ顔だ。

 女物の下着をはかせたりレスラールックでヤろうとした時も怪訝そうにしていたが、マガンはちょっと男の浪漫を理解できてないな。今度エロ衣装コレクション着せて、どこがどうエロいのか教えながらヤってやるか。

 

 なんてアホな事を考えながらズボンを脱ぎ降ろすと、ノーマッドの唾液で濡れてかるちんぽが勢いよく腹筋にぶち当たった。どんな雄臭い奴でも雌にしてしまう肉の槍。使い込んだおかげでその表皮はドス黒く、凶悪な血管瘤が蔦のように絡みついている。雌虎どもにとってはマタタビよりも脳を駄目にする、天然物の麻薬が全貌をあらわにしていた。

 

「ご、ご主人サマ……❤すっげぇガチガチじゃねえか❤❤❤」

「早くマガンと交尾したいからね。って事で早く俺の身体洗ってよ。丁寧にね」


 本当はノーマッドにフェラされたせいなんだけど、そこは黙っておく事にする。風呂用の椅子に座って背を向けると、背後にマガンが跪く気配がした。

 

「洗いっこじゃねえのかよォ❤❤ご主人サマもオレを洗ってくれよ❤マンコの中指で掻きまわして、なァ❤」

「俺を綺麗にした後。マガンが上手くできたら、愛液でドロドロになるまで手マンしてやるよ」


 そんなじゃれあいをしながらも、マガンの手は俺へと伸びていた。毎日バトルを続けて皮膚が硬質化した指が、ボディーソープを纏わせたまま這いまわる。毛皮と肉球の生えた指はスポンジなんかよりずっと良い肌触りで背中を滑ってくれる。

 

「んっ、いいよマガン。上手になったね」

「だろォ❤ご主人サマに悦んで欲しくてよォ、試合の後に練習してたんだぜ❤❤」

「練習って誰相手にしてた、のっ!んんっ!」


 指先の繊細な動きにぞくぞくした感覚が拡がった。くすぐったさだけじゃなく、マガンって極上の雄に背中を慰撫させているという事実が俺を昂らせている。息を漏らしてしまうような心地よさと、背徳感のような快感が指の触れる箇所から伝播する。

 背中を滑った肉球が今度は肩に触れて、痛く感じない程度の力で揉み洗う。次に肩甲骨、そして腰へと手が滑り落ちる。その手つきは俺の肉体を指先で味わうような淫靡さがあり、俺を昂らせる。バーサーカーズの戦士、マガンに娼婦まがいの奉仕をさせている事実が征服欲を充足させる。

 

「どうだ❤ヤりたくなったらすぐ言えよ、ご主人サマ❤❤」

「な、なかなか悪くないけどなぁ。これじゃまだちんぽはやれないな」


 嘘。今すぐこの指遣いでちんぽをしごかせてやりたい。でもこの虎に弱々しい所を見せたらどうなるか分からない。猛獣を相手にする時はいつでもふてぶてしく、だ。

 俺の内心を知ってか知らずか、マガンの指先は横腹から腋、腋から再び背中へ。虎の毛皮という天然のブラシが俺の隅から隅まで撫で擦り、そのたびにちんぽへ流れ込む血流が増す。時おり耳元へ吐きかけてくる吐息も興奮を後押しする。

 だが、これくらいじゃ俺は負けないぞ。童貞じゃないんだから、身体を洗われるぐらいで――

 

「――ならこれでどうだよ❤❤ご主人サマの大好きなモンだぜ❤」

「うひっ!あ、マガン!ちょっとそれはっ!」


 背中に触れる、指とは違った柔らかい感触。そしてコリコリとした硬い突起。

 俺が喘いでもマガンは構う事なくソイツを押しつけてくる。反射的に椅子から立ち上がろうとする前に腕が絡みついてきて、逃げられない。あー畜生。顔は見えないがマガンがニヤついているのが分かる。

 俺の背筋で潰れてしまうような柔らかさと、そのくせ押し返してくる弾力を持つ蠱惑的な肉――雄っぱいが俺の背中に触れている。

 

「マ、マガン。雄っぱいはちょっとズルくない?」

「あぁ?ならかかってこいよ❤❤マガン様のマンコはいつだって勝負を受けてやるからよ❤❤」


 俺の抗議を無視して、マガンはボディソープを塗りたくった雄っぱいで背中を擦りつけてきやがる。指先の繊細な愛撫とは正反対で、ただ肉を触れさせてくるだけだがその興奮は桁違い。

 肉の感触もたまらないが、なんといってもそサイズが凄まじい。俺の顔面よりもでかい乳肉面積は、もう爆乳って領域に突っ込んでいる。そのでかさとつきたての餅のような柔らかさを兼ね備えた乳は圧迫され俺たちの間から肉をはみださせていた。背筋に食い込んで熱を放つのは、言うまでもなくマガンの雌乳首。乳肉とは反対のガチガチな乳首はせっつくように背筋に突きささっている。

 

「へへ❤ご主人サマが気に入ってくれて嬉しいぜ❤❤❤いつでも揉んでいいんだぞ❤」


 俺の反応が嬉しいだろう。マガンの愛撫はより直接的に、淫らになった。

 腕をしっかりと巻き付かせた抱き着くような体勢のまま、乳肉を使って身体を洗い始めたのだ。

 むちむち、ぬるぬる。柔らかさをアピールするかのように形を変え続ける雄っぱい。そして、ざらついた舌は耳元や首をピチャピチャ舐め上げてくる。こんな事どこで覚えてきやがったっていやらしい奉仕に、ちんぽがビュルリと汁を飛ばした。

 

「おら、ちんぽも射精してェってヨダレ吐いてんじゃねえか❤❤一発でいいからよォ、出しちまえよ❤❤❤ご主人サマのくっせぇザーメン出すトコ見せやがれ❤」


 マガンのちんぽからも先走りがだらだらと。亀頭に張り付いたビキニ越しに小さな噴水が噴き上がり、俺の背中に擦り付けられる。さっきから勃起ちんぽが背中に押し付けられていて、早く早くとおねだりをしている。

 そんな真似をされたら、俺も我慢の限界だ。仕方ないな、なんて表情を取り繕って許可を出してやる。

 

「しょうがないなぁ。いいぞ、一発出したら終わりだからな」

「おう❤兄弟をイラつかせねェように速攻でイかせてやるよ❤❤❤覚悟しとけよ❤」


 マガンが更にきつく身体を摺り寄せると、火照った吐息が首筋にかかり、より深く虎の匂いを感じとる事になる。

 そして滑り落ちる馬鹿でかい手のひら。すぐにちんぽに掴みかからずに肩から乳首、脇腹や臍までくまなく擽りながら落ちて行く。全く、こんなテク本当にどこで覚えてきやがったんだ。

 

「なかなかのモンだろ❤でもこっからが本番だぜ❤❤」

「おっ!おおっ!」


 野趣あふれる声が耳朶を打つと、俺のちんぽが包み込まれた。

 ボディソープをローション代わりにし、肉球付きの手のひらでちんぽを優しく握りしめてくれている。

 

「はあぁ❤あっちぃな❤❤オレが焼き殺されちまいそうだ❤やっぱご主人様のちんぽがサイッコウだ❤❤❤」


 事務所の中が蒸されているのだから、風呂場も例外なく熱と湿度で満ちている。俺たちの身体からは汗が噴き出して風呂場の中はサウナ同然。そして熱気を煽り立てるのが俺のちんぽ。マガンの手が触れた時から火が点いたように加熱している。

 ぬるぬると、俺の先走りをローションの加えてマガンの指が滑る。マガンの指先は戦う男のそれ。傷ついて硬質化した肉球はがさついているけれど、それがちんぽを擦るとめちゃくちゃ気持ちいいんだ。

 

「痛かったら言えよ❤❤ちんぽが美味そうで、オレも加減できねェからな❤」


 マガンの手はちんぽだけじゃなく、下にぶらさがる玉袋にまで伸びた。手のひらの上で転がしつつ、ボディソープを皺に染み込ませるように塗りたくる。言葉に反して宝物を扱うような丁寧な指遣い。単に激しく愛撫されるよりも精嚢が刺激される。

 金玉から会陰、そしてまた竿を丁寧にしごきながら、マガンの指は亀頭を捉えようとしていた。

 

「ご主人サマは先っぽが弱ェんだよなぁ❤タップリ可愛がってやるよ❤❤❤」

「んっ……!よく覚えてるじゃん。お利口になったね」

「オレぁバカだけどよ、ご主人サマのちんぽならなーんでも覚えてるぜ❤❤ココが感じんだろ❤」


 亀頭をねっとりと撫でる指。リングの上では獰猛で豪快な闘士が、淫らで湿った手つきでちんぽに媚びている。傘と鈴口を肉球で優しく洗い、カリ首の汚れをほじくってくれる。淫乱ローションが亀頭をぬらつかせるたびに、腰が自然とくねってしまう。

 マガンは俺の反応を楽しみながら、カリ首の敏感なところばかりをしつこくいじってきた。浮き上がる腰。くねるつま先。マガンは親指でカリ首を擦りつつ、裏筋には人差し指と中指の腹を押し当てキュッキュと責め立てた。

 

「んうぅ、はぁぁっ!」

「いいぜェ❤タップリ声出せよ❤❤聞いてるだけで腹いっぱいになりそうだ❤」


 そう言うマガンの声も淫らさを帯びていた。ケダモノが交尾をねだるように身体を擦りつけ、雄っぱいを背中に押し付ける。筋肉の塊のくせに恐ろしく柔らかい肉を背筋で潰しながら、しつこく首筋へキスをしてくる。

 こんなの我慢できるわけがない。俺は自分から腰をへこへこ動かして、マガンの手というオナホで射精に向かって駆け上がる。

 

「うはっ!ああ、すげぇ!もうイキそうだぁ!」


 グチャグチャと鳴るちんぽはボディソープを洗い流す勢いで我慢汁を流し、きつい雄の匂いを振りまいている。

 それは射精のサインであり、あと一押しでザーメンがぶちまけられるとマガンならばもう気付いているだろう。こんな早くにイかされるなんて、完全に計算外だ。

 

「我慢しなくてイイんだぜ❤出しちまえよ❤出せ❤❤イけ❤ご主人サマの特濃ザーメン出るトコ見せてくれよ❤❤❤」


 耳元で囁かれたのが引鉄となった。金玉がキュっと持ち上がると、ザーメンが尿道をせり上がる。

 

「イくっ!イク!んぅうううぅっ!」


 敗北を認めるかのように咆哮し、鈴口から快楽が爆発した。

 ビュルビュル。ドクドク。ノーマッドにフェラさせてからずっと我慢してきた興奮が、ちんぽから弾けている。

 

「すっげぇ量だなァ❤❤いいぞ❤もっと出せよ❤おらぁ❤❤」

「あっ!この、やめろっ!まだイってんだろ!」


 射精中の竿をまるで乳を搾るみたいに揉みほぐされて、更に精液を吐き出してしまう。金玉をやわやわと揉む手の動きも拍車をかけている。

 悔しいが、めちゃくちゃ気持ち良かった。マンコを知らない童貞野郎並みにみっともなく射精して、風呂場の中の俺の匂いをマーキングしてしまう。それもマンコでも口でもなく手コキだけで。


「おー出る出る❤❤❤今日ヤってきた粗チン野郎全員よりザーメン出す量多いんじゃねェか❤」

「と、止まらねえ!んううぅ!」


 マガンがしつこく竿を扱き続けるからちっともザーメンは止まらない。風呂場にぶちまけられたザーメンは暴力的なまでの臭気を放っていて、自分でも頭が痺れそうなほど。もちろん量も粘度も濃厚で、飲んだだけで孕んでしまいそうな雄臭さだった。

 

「はあ、ああぁ……」


 ようやく射精がおさまる頃には気力を使ってしまっていて、マガンにぐったりと身体を預けてしまう。

 悔しいがマガンのテクは極上だった。最初の頃は俺に責められてよがるだけで、フェラも何もかも下手くそだったのに。なんだか悔しいぞ。

 マガンは俺とは反対に嬉しそうで、つがいをいたわるように俺の首筋を舐めてくる。

 

「どうだった❤オレも成長しただろ❤❤ご主人サマに悦んで欲しくてよォ❤ギルドで練習したんだぜ❤❤」

「どいつ相手に練習したのか気になるけど、確かに上手だったよ。バーサーカーズとかやめて娼夫でもなればいいのに」

「ハッハァ!情けねぇ野郎を百匹食うよりギルドの連中やご主人サマ相手してる方が楽しいからな。バーサーカーズのが性に合ってんのさ……それよりも、だ❤ご主人サマはまだ満足してねぇだろ❤❤」


 ゆるゆるとしごかれるちんぽはまだ硬度を保ったまま。マガンの手コキによって我慢汁を垂らし、まだ足りないと訴えている。

 そうだ、足りるわけがない。毎日マガンやノーマッドを始めとした淫獣どもを満足するまでハメてやってるんだぞ。今のザーメンなんて上澄みも同然だ。それにここでやめたらマガンがどれだけ荒れ狂うか考えただけでも恐ろしい。マガンはまだ射精すらしておらず、俺の背中にガチガチちんぽを押し付けているのだから。

 

「当たり前だろ?おねだりしたのはマガンなんだからさ、キッチリ始末をつけろよ」


 ふてぶてしく笑うと、マガンの鼻先へちんぽを突きつけた。改めて見合ったマガンは湿った毛皮が筋肉へと張り付いていやらしく、射精した分の精液が瞬く間に補充されていく。

 このまましゃぶらせてやっても良いが、やはりむちむちな爆乳に心が惹かれてしまうなぁ。

 

「次は雄っぱいでやってくれよ。パイズリも得意でしょ、マガン」

「パイズリかぁ❤アレはあんま気持ち良くねェんだけどな❤❤仕方ねえなァ❤マガン様の雄っぱいでちんぽをひねり潰してやるよ❤❤」


 そう言うと、ちんぽを掴んで乳首とキスをしてくれた。池袋で、いやこの街で一番強いかもしれない雄は、自慢の筋肉をオナホ代わりにする事に何の抵抗も無いらしい。マガンのファン連中は、こんな所を見たらどう思うのかな。お前達の憧れている雄は俺のちんぽが大好きな雌野郎だと教えてやりたくなる。マガンはそれすらも面白がるのだろうけど。

 

「今度ハメ撮りとかしてさ、マガンのファンに売ってみようか」

「ンな事しなくてもよォ❤リングの上でオレを犯せばいいじゃねェか❤❤❤ご主人サマのちんぽに食われて、オレのマンコで食ってやってるトコをぜーんぶ見せてやりゃぁイイ❤❤」

「はは、そりゃいいや。その時の為にもセックスの練習しとかないとな」


 そして、俺は再び椅子へと座り込んだ。

 目の前にいるのは跪いてちんぽを勃たせる浅ましい雌。

 豊か過ぎる乳を揺すっておれを誘っている。バキバキになったちんぽと、対照的に柔らかく膨らんだ胸。凸凹の激しい腹筋と、優美な曲線を描く胸。肉でぱんぱんなケツに負けないデカを持つ胸。正対するとどうしたって雄っぱいに惹かれてしまう。こんな巨乳に挟んで貰えると思うと自然にちんぽが硬くなるというものだ。

 

「パイズリの前にしゃぶったって良いんだぜ❤ご主人サマよォ❤❤腹空かせてんだろ❤」


 どうだとばかりに下乳を手のひらで掬い上げながら、マガンは野性的に笑う。女性のそれとは違って筋肉で作られたはずの雄っぱいは、剛毅であると同時に酷く淫靡だ。たぷたぷと揺すられ、いやらしく形を変えるのを見ていると口とちんぽの両方から涎が垂れる。

 マガンは食いついてこいと煽るように乳を揺らす。両手でデカ乳を鷲掴みにすると、ムチムチでたぷたぷな筋肉の塊は指の隙間からむっちりとはみ出し、乳肉のエロさを視覚からアピールしてくる。


 揉んでやりたいところだけど、今は奉仕をさせたい気分。椅子に座ったままちんぽを突き出し命令すると、マガンは乳を鷲掴みにしたままにじり寄る。

 

「んじゃ、行くぜ❤オレの乳とご主人サマのちんぽ、どっちがタフか勝負といこうじゃねえか❤❤」


 宣言の直後、俺のちんぽは化け物じみたデカ乳にたやすく呑み込まれた。

 

「ん、く……!」


 ちんぽが蕩ける……。やべぇ、ちんぽを抱擁する、天上の柔らかさ。毛皮の下にある筋肉と脂肪が混ざり合った乳肉に亀頭から竿まで丸ごと刺激され、すぐに射精してしまいそうだ。ちんぽを押し込めばずぶずぶと沈み込んでしまいそうなトロ肉であるくせに、低反発クッションのように押し返してくる力強さも持っている。

 さっきも背中で堪能したし、パイズリもこれで初めてじゃないが、今日のマガンの雄っぱいはちんぽが腑抜けてしまいそうな甘やかさを持っている。

 

「オレぁ毎日戦って、食いあってんだぜ❤そりゃ肉だって良い具合になるってモンだ❤❤」


 ニタニタ笑いながらマガンは奉仕を開始した。握りしめた乳肉でちんぽを抱いたまま、上へ下へと動かして摩擦する。ゆっさゆっさと乳肉がくねり、雄っぱいの谷間から亀頭が突き出て、また大胸筋の中に隠れる。ボディソープでぬるついた乳肉の間を潜行する快感は、手や口でされるのとはまた違う快楽をもたらした。


 思わず腰をくねらせ、ちんぽを大きく跳ねさせるが雄っぱいはちんぽを捕まえたまま。柔肉がぬめぬめと竿をしごき、裏側の筋をねっとりと揉みたてられる。ちんぽの付け根の周囲にもぬらついた乳肉が密着して、いやらしくこすられた。

 

「イイ顔してんな、ご主人サマ❤❤もっと喘いでくれよ❤オレにエロいとこ見せてくれ❤❤❤」


 マガンは俺が感じ入るのが嬉しくてたまらないと言いたげに笑う。性格も顔もエロいマガンだけど、一番良いところはこれだと思う。奉仕精神とでも言うのか、俺が悦べば悦ぶほどにマガンもマンコを蕩けさせる。猛獣としての側面を持ちながらも、セックスの時には情の深い雌となってちんぽを愛してくれる。

 

 自分で乳首をこねくり回しながら、デカい乳肉を前後左右に擦り付けて雄の象徴を責め立てる。その痴態と快楽に俺のちんぽからは熱帯植物の濃密な芳香のような淫臭が立ち上がり、マガンの嗅覚を直撃していた。幾度となくマガンの身体にぶちまけられ、擦りつけられた俺という雄のフェロモン。

 

「たまんねェ臭いしてきやがったなァ❤❤食いたくなっちまうぜ❤❤❤もう、我慢できなくなるじゃねえかァ❤はあぁ❤❤スッゲぇ❤」


 マガンは大きく乳肉を擦り降ろす。俺のデカマラが大胸筋のオナホを貫いてマガンの鼻面にまで飛び出し、一層強烈になったフェロモンで鼻腔を焼く。俺のちんぽに躾けられた肉体は血液を媚薬と化したように沸き立たせ、マンコといわず内臓といわず、全身至る所に狂おしいまでの疼きを生じさせる。俺のちんぽにむしゃぶりつき、舌を絡ませ、喉マンを犯されたいとマガンの瞳にハートが浮かぶ。

 

「鼻が曲がっちまうぜ❤んっへえぇ❤❤嗅いでると、脳みそブッ飛びそうだぁ❤スーーッ❤」


 ノーマッドもそうだったけど、猫科のオスケモどもは俺のちんぽの匂いで酔ったような顔を見せるのが面白い。まぶたをヒクヒク痙攣させて、ちんぽ臭だけで気絶するんじゃないかと思うようなトロ顔だ。

 マガンはもっと匂いを搾り出そうとするように、パイズリをしながら官能的に上半身を揺らす。蠱惑の肉谷間に埋もれていたちんぽは、たっぷたぷかつムチムチの乳肉に、激しく捏ねくられる事になった。

 

「くっ!んうぅ!」


 ドスケベ肉が絡みついてくる心地よさ。マガンは両側から乳肉を押しつぶしてちんぽを圧迫したりと、実に巧みにちんぽを責める。匂いだけじゃなく雄の汁までもとろとろと流れ出てしまう。

 

「お゛ほっ❤ちんぽ汁まで溢れてきやがったぜ❤❤❤おおぉ❤」


 鈴口から溢れ続ける先走りは、乳肉を覆う毛皮をあっという間にべとべとにした。

 さっきの石鹸やちんぽ汁を洗い流す勢いで出てくる汁のせいで、俺のちんぽはすぐさまヌルヌルだ。みっともないな、と自分でも思うが射精してないだけマシだろう。マガンという最高の雄に奉仕されてこうならない奴はいない。もっとエロい顔にしてやるのも仕方がない。

 

「マガン……汁まみれになっちゃったからさ、綺麗にしてよ」


 俺の命令にマガンをすぐさま理解してくれて。嫌がるどころかご馳走を与えられた犬コロみたいに舌をはみ出させた。

 

「へへえ゛えぇ❤❤んじゃ味見させてもらうぜ❤」


 そのまま舌は俺のちんぽを這いまわる。鈴口から垂れる先走りをひと掬い。次は裏筋にざらついた舌肉を。

 

「れろぉ❤ぢゅっ❤❤ペチャ❤れえ゛ろぉ❤ちゅっ❤ぢゅるるるぅ❤❤」


 竿に塗りたくられた雄汁をまんべんなく舐め取った後は、鈴口にキスをして中の汁を吸いだそうとしてきやがる。

 なんて下品なパイズリフェラだろう。ノーマッドの巧みなフェラチオに比べると舌の動きは物足りないが、デカ乳でのパイズリはそれを補ってあまりある快楽を提供してくれる。

 

「ちゅむっ❤ズズッ❤ああぁ❤❤ご主人サマのちんぽぉ❤美味すぎて舌がバカになっちまうぅ❤❤❤」


 亀頭全体を甘く吸い立てながら、舌先で鈴口をほじくり返す。平行して乳肉での摩擦。乳と口での波状攻撃で、イったばかりのちんぽが発射準備をしてしまう。

 

「ン、もうイきそうなのかよ❤いいぜ、何発だって出していいんだぜ❤❤❤ご主人サマならオレが腹いっぱいになるまで出してくれるだろうしな❤」


 好き勝手言いながら、マガンはパイズリを休めない。窮屈極まりない乳の隙間は汗と我慢汁によってちんぽの滑りを快適なものにする。乳肉に潜るたびに走る刺激は強さを増し、苛烈になっていく。

 俺は思わず首を仰け反らせ、天を仰ぎ見てしまう。汗を分泌させた雄っぱいは当然のように温まり、マンコの中のように加熱しながら勃起を擦過する。

 

「はっ!はあぁ!」

「どんどんちんぽ汁出てきやがる❤もっとだ❤な、パイズリマンコもっと具合よくしてやるからよォ❤❤エロ汁いっぱい出してくれ❤」


 ちんぽ汁を燃料にマガンの淫欲は燃え上がり、乳肉で挟み込んだちんぽ向かって舌先を近づける。また舐めるのか、と身構えたが亀頭に触れたドロリと絡みつく涎だった。

 深々とした雄っぱいの渓谷に、泡立つ唾液を搾り落す。次から次へと滴る涎は、ちんぽの滑りを良くするオイルだ。唾液を味方につけたマガンは大胸筋を急加速し、ぐちょり、ぬぢゅりとちんぽをしごく。

 

 ぬらつく潤滑油をまとったつきたての餅のような乳肉は、俺を狂わせる生肉の拷問具。たっぷりの筋肉と脂肪を内に満たしたエロ乳が、敏感になったカリ首をぬるりと擦り上げ、そのたびにちんぽ汁が噴き上がる。

 

「オレの乳でビクビクしてやがる❤❤はあぁ❤オレもマンコが疼いちまってる♥❤❤ご主人サマのエロ汁を飲みてえってマンコが吠えてやがる❤」


 その言葉を証明するように、マガンのデカケツは愛液を溢れさせていた。マンコに詰め込まれた他の雄のザーメンは、愛液で流され風呂場のタイルへ垂れ落ちる。まるで、俺のザーメン以外はいらないのだと示しているかのようだ。

 マンコだけではなく乳肉も淫猥にうねり、肉棒を乳肉に埋めてキュゥと締め付けてみたり、乳首を裏筋の弱い部分に擦りつけてきたり。亀頭にうっとりした頬ずりをしてみたり。雄を煽る行為を織り交ぜながら、俺を追い詰める。

 

「すっげぇ❤❤❤ドロッってした汁が出まくってやがる❤飲みきれねぇっ❤ンズズッ❤❤じゅぞぞぉおぉ~~❤❤❤」


 濃くなった先走りは射精の証。

 さっき出したばかりのちんぽはまだまだ物足りないとザーメンの発射準備を整ええている。マガンのドスケベ大胸筋が、毛皮のものではない白色で汚されていく。

 

「あーやば、イきそう。マガンのせいでまたイっちゃいそう、だ……!」

「我慢なんてすんなよ❤オレに負けてザーメンたらふく食わせてりゃいいんだよ❤❤」


 猛虎は俺のちんぽにトドメを刺さんと舌腹で先走りを舐め上げる。亀頭に、竿に、あらゆる箇所に降るのはキスの雨。

 不敵に睨め上げるマガンは勝利を確信していた。リングの上のケダモノと違って淫らな知性を宿す瞳には、みっともなく顔を歪める俺が映っていた。

 

「ううぅ!ああっ!あーもう!分かったよ!射精する!だから全部受け止めろよ!」


 今すぐ発射しそうな熱いちんぽを自分でも突き上げて。乳肉をマンコ代わりに、蕩け顔の虎に向かって俺は自分で射精へのラストスパートをかける。

 生意気な虎の口にちんぽを突っ込んで、引いて、遠慮なく射精へと向かう。

 

「じゅるうぅ❤れろお゛おぉおぉ❤❤いっでぐれぇ❤いつでも゛ぉ❤いいがらよぉ❤❤❤」


 たてがみをがっしり掴んで腰を振ると、マガンもそれに応えてザーメンを搾り取るかのように乳肉で締め付けてきた。


「んあっ!ううあぁ!ああっ!」


 そして、ついに煮立ったザーメンが金玉からせり上がる時が来た。鈴口という発射口が開いたかと思うと、白濁がビュルビュル打ち上がる。

 

「んお゛ぉ❤おおぉ❤❤ぉおおぉおおおおぉぉ❤❤❤ちんぽ汁きたあぁぁ❤❤❤」


 はしたない声をあげたのは俺じゃなくマガンの方で、後から後から湧き出るザーメンを浴びながら顔面をみっともなく緩ませる。マガンの身体を綺麗にしてやる為だったのに、逆の雄臭く穢してしまっている。

 しかもマガンはもっと出せとばかりに射精ちんぽを乳肉で擦るものだから、破裂した水道管みたいにいつまでもザーメンが出て、止まらない。二発目だというのに勢いは一発目以上かもしれない。射精中のちんぽをマガンのマズルに押し付けると、美酒でも味わうように口で精液を受け止めた。

 

「はああぁ……❤すんげええぇ❤❤❤」


 尿道に残った精液までも吸い出して、マガンは淫猥な声を漏らした。口に残った精液を舌で転がしつつ、顔や雄っぱいにへばりついた精液をぬぐっては口に運ぶ。べろべろと指に舌を這わせ、綺麗にしていく姿は猫が毛づくろいする姿に似ていた。 精液を舐める行為でも感じているのか、紐パンが張り付いたちんぽは小刻みに震えていた。風呂場のタイルに垂れる我慢汁は小便並みの量で、マガンの性豪っぷりを思い知らされる。

 

「元気だなぁ、マガンは」

「当たり前じゃねえかァ❤❤❤こんな美味ぇちんぽ汁❤ん゛っ❤飲んじまっだらぁ❤❤お゛おぉ❤美味すぎるっ❤❤口マンコばがになっじまうぜェ❤❤❤」


 ザーメンを堪能しながら、マガンは感極まったように顔面の筋肉を緩ませていた。俺を悦ばせようとしてくれるのも可愛いけど、こうして素直に喜んでくれるところもまた良いんだよな。こんなにエロくて可愛い馬鹿虎を俺の物にしているというのはなんとも心を震わせる。

 マガンの笑顔を楽しんでいると、顎のあたりに付いた血に気が付いた。そういえば風呂場で洗ってやるつもりだったんだ。せっかくだから綺麗にしてやる前にこの血の持ち主について聞いてみる事にした。

 

「ね、マガン。今日食べてきたのってどんな男だったの?」

「んあ❤もう顔もちんぽも覚えてねえよ❤❤ザーメン美味すぎてよォ❤どうでも良くなっちまったぁ❤❤」

「せっかく食べたのに忘れちゃったの?マガンらしくないね」

「だってよォ❤❤アイツらの肉よりご主人サマのザーメンのが美味いんだぜ❤❤❤覚えてらんねェよ❤」


 どうやら名前も知らない連中の血肉は俺のザーメン未満の価値しか無かったらしい。憐れだけれど、人生最期にマガンとセックスできたんだしまだマシな死に方だろう。という事で、マガンマンコにへばりついてるザーメンを綺麗にしてやるといしましょう。

 

「マガン、次は俺が洗ってあげるから立って」

「お゛ほっ❤いよいよか❤❤気合入れて洗ってくれよ、ご主人サマ❤」


 マガンの喜びようときたら相当なもので、尻尾をぶんぶん振り回して風呂場の壁を打ち付けている。精液を飲んで興奮しっぱなしなのか、薄緑の瞳も腑抜けたまま俺のちんぽを見つめている。真っ赤な紐パンはデカマラのせいでひきちぎれそうになっていて、乳首もビンビン。更には疼きを堪えるように、でかすぎるケツ肉をわずかに震わせていた。兄弟――ノーマッドの事はまだ頭に残ってるんだろうか。残ってたとしても、自分の欲望には逆らえないか。

 

「ご主人サマ❤❤キスしてくれよォ❤舌食いあいながらマンコかき回してくれ、なァ❤❤❤」


 マンコから溢れる愛液で川を作りながらマガンは立ち上がり、可愛いおねだりを続けつつ俺の唇を舐めてくる。黙って唇を開けば舌肉が滑り込み、じゅるじゅると絡み合う。

 俺よりずっと大きな身体のエロ猫は縋るように抱き着いてくる。良い子良い子と、ザーメンまみれになった顎下のあたりをくすぐってやると喉をゴロゴロ鳴らした。

 

「んんじゅるぅうぅ❤んはっ❤❤キス❤もっとベロチューさせろよォ❤❤キスぅ❤」

「焦らなくてもいっぱいしてあげるから、先にオマンコ綺麗にしようね。マガンもこの淫乱マンコごりごりされたいっしょ?」

「ほぉお゛❤さ、されでぇ❤❤❤はやくっ❤はやくブチこんでくでぇ❤❤」

 

 太い腰を抱いたまま、デカいケツを鷲掴みにしたまま、マンコを指先でくすぐるとマガンは発情した雌特有の声をあげながら見悶えた。

 うるさい口にまたキスをして、ちゅうちゅうと唇を吸ってやると人食い虎は首に腕を回して娼婦のような仕草で媚び始めた。

 

「入り口だけじゃなぐっで❤中ぁ❤❤❤マンコ肉ズボズボっでしでぐれよぉ❤」

「んー、でも触った感じだと綺麗になってない?マガンのマンコはすぐビショビショになるからさあ、ザーメンも流されちゃったかも」

「んな事ねえよ❤❤奥までタップリ種付けされたからよぉ❤まだまだザーメンへばりついてんぜ❤ご主人サマが綺麗にしてくれよおぉ❤❤❤❤」

「うーん、どうしよっかなー」


 はしたなく甘えてくる恋人のケツ肉を揉みほぐしてやりながら口づける。マガンはおねだりとキスの両方をしようとして、迷った結果俺の首筋に鼻先を擦りつけて言葉を伴わないアピールをした。

 ちょっと意地悪をしてやっただけなのに、こんなにも愛らしく快楽を求めてくる。頬にキスをしてなだめていると、片足を大きく持ち上げ手マンをされやすい体勢を取った。紐が食い込むマンコが丸見えでこの上なく下品だけど、俺もマガンも気にしない。

 

 ぶ厚いケツ肉の最奥にはるのは火山口のようにぷっくり盛り上がった雌の穴。他の男にも使わせてやってはいるが、所有権は俺にある。排泄器官でなくなるまでオマンコし、ちんぽ狂いのオナホに開発してやったのは俺なんだから当然だ。

 マンコのいやらしさにあてられて、マガンと深く舌を絡め合いつつ指を進ませると愛液でとろとろに仕上げられた雌肉に包まれた。

 下品な喘ぎ声をわめいて欲しかったので唇を離し、淫乱マンコを指でぐにぐに押し込むと期待通りの嬌声を上げてくれた。

 

「ぐひい゛いいぃいぃ❤❤❤おおおぉん❤ん゛お゛ほおぉ❤❤マンコきてやがるッ❤❤❤ぐゥぉおおぉおぉ❤❤❤❤」


 指を根本までずぶずぶと沈み込ませるのに同期してマガンがわめきちらす。俺が毎日のように開発してやった成果として、虎マンコは腕だろうと咥えこめ、そのくせ緩さとは無縁な最高のオナホとして仕上がっている。加えて、中出しされたおかげか精液が染み込んでいつもよりも柔らかくほぐされていた。食い殺されたどこかの誰かも俺の為に虎マンコをほぐしてくれていたように思えてしまうな。

 

 指先を緩慢に這わせていると、肉襞がこれでもかとばかりにすがりついてきやがる。

 肉圧で、ギチギチと指を締め付けてくるくせに、更に進ませようとすると迎え入れるように開くマンコ襞。もしも引き抜こうとすれば逃がすものかと言わんばかりに肉が絡みついてくる。俺が俺の為に躾けてやったマンコは、雄を虜にする名器として完成している。無論持ち主であるマガンにもたらす快楽も凄まじく、舌をはみださせ、だらしなく涎を漏らしていた。このまま指一本でイキ殺してやれそうだ。

 

「まだ一本しか入ってないけど、もうイっちゃいそう?マガンのマンコってマジ弱いよね。そこらのチンピラちんぽにも負けそう」

「あ゛あぁ❤なら試して゛っ❤❤みやがれ、え゛えぇ❤負かしてやるがらよお゛おぉ❤❤❤」

 

 挑発すれば挑発で返す、それがマガンという雄だ。

 許可を貰ったので指先でマンコを好きにかきまわし、ぷっくり膨れた前立腺をゆっくりくすぐってやる。

 そうすれば虚勢とは裏腹に膝が笑いだし、片足で支えていた巨体が崩れ落ちそうになる。

 

「おっ❤おんっ❤❤腹にくるぅ❤そこぉ❤❤マンコの弱点ぐちゅぐちゅしてくれ❤ぐちゅっでぇ❤んおぉお❤❤おっおっ❤」


 前立腺を撫でだり指を抜き差ししたりとマガンは雄臭すぎる声を吐きつつしがみついてきた。マガンの巨体を支えるのは少々骨が折れるが、このエロすぎる姿を間近で見られるならお釣りがくる。

 

 俺と出会うまでは、俺がマガンの召喚主になるまではこんな淫乱じゃなかった。貞操観念も何もなくて、セックスも腹を満たす為だけの行為で、ヤる時も男をケツで押しつぶすだけ。自分より強い雄を知らないマガンにとって、セックスは一方的に犯すものだった。

 だから俺に抱かれて初めて快楽に酔う喜び、自分が奉仕する快楽を知ったのだと聞かせてくれた。俺が教えてやった事はすぐに吸収し、淫乱として磨きをかけている。

 気付けばこんな雌野郎になってしまった。闘士としてのマガン・ガドゥンガンはそのままに、人目もはばからずにケツを振る姿は初めて会った頃の無垢さが思い出せないほどだ。

 

「お゛っお゛おぉ❤ぞごぉ❤❤ずっげ❤そごかき回せ❤❤そこ、ちんぽに来るぅ❤オレのマンコいがれじまう゛❤❤❤」

「ここかな?マガンはここぐりぐりされるの好きだよね」

「ずぎだぁ❤❤たまんね゛ェ❤❤❤そこいじられる、どお゛おぉ❤ちんぽ汁漏れるぅ❤❤マンコいぎずぎでちんぽ止まらね゛えええぇ❤❤❤」


 マンコが気持ち良かったらちゃんと報告しましょう。して欲しい事は大きな声でおねだりしましょう。俺の躾けをマガンはちゃんと守ってくれる。

 飼いならすなんて不可能であろう猛獣を、快楽という首輪で調教してやるのは実に面白かった。ちんぽの為なら足の指だって平気で舐めてくれるに違いない。プライドを無くした――いや、野生の虎はプライドなんかの為に獲物を諦めないだろう。マガンは貪欲なケダモノとして何も変わっていない。

 指よりもっと太いとねだるように身体を密着させようとするマガンに、俺は鼻先をべろりと舐めてやる。

 

「あああぁ❤指ぃ❤❤指いぎじだいぃ❤いやだぁ❤❤指よりブっといのでマンコガン掘りじでぐれえぇ❤❤❤もうぅ❤指マンよりも゛お゛おぉお❤❤❤」

「言ってる事めちゃくちゃだよ。指マンして欲しいの?嫌なの?マンコ気持ち良くなりたくないの?」

「なりでぇ❤ご主人サマの指マン好きにぎまっでんだろお゛おぉ❤❤❤アクメさせろぉ❤マンコアクメキメさせやがれえ゛ぇ❤❤じゃねえどぉ、ご主人サマくっちまうぜえぇ❤❤❤」


 色気よりも恐怖を覚えそうなおねだりだけど、まあ合格点としよう。

 俺の唇をしつこく舐めるマガンにお返しのキスをしてやりながら、マンコに差し入れた指をゆっくり引き抜く。最後に前立腺を強くひっかいたせいか、マンコ肉が大きく痙攣した。

 

「んじゃ、次ね。ケツ向けて」


 マンコから指を抜かれても抵抗はせず俺の命令に従ってくれた。これまでの調教で従えばより気持ち良くなれるんだと分かってるからだ。

 浅いメスイキの波で肩を上下させつつ、俺から離れると狭い風呂場の中で柔らかく身体を動かしてケツを突き出した。肛門に食い込んでいた紐はケツたぶにひっかかり、何も隠すものはない。

 

 風呂場の壁に頬を預けたまま、両手で馬鹿でかいケツ肉掴んで左右に割り開く。見事なまでに綺麗な円を描いているデカケツの間では、グロテスクにさえ思えるかもしれないマンコがアクメしたいと蠢いているのが見える。

 

「エロマンコひくひくしてるね。指増やしてあげようか?」

「ちんぽおおぉおぉ❤指よりぢんぽぐでよぉおぉ❤❤❤ザーメンほしぐでマンコ、とじらんね゛ぇ❤❤」

「そっかーちんぽ欲しいのかー。でもアクメするまで指マン続けるね」


 別に意地悪したいわけじゃなくって、俺の回復の為だ。まだまだ精力は有り余ってるけど風呂場から上がった後はノーマッドが待っている。マガンだって2、3回種付けされた程度で満足するわけがない。インターバルと、ついでにマガンの体力を削いでおく為にも指でイかせまくっておきたい。

 

 という事で、媚びた目でこちらを見ている虎のマンコへと人差し指に中指、ついでに薬指もまとめて差し込んでやる。

 まともな肛門なら指一本いれただけでも泣きわめていてしまうのだと思うが、マガンにとっては快楽が増えたとしか感じられないだろう。その証拠に涎をだらだら流してよがっている。

 

「ん゛うぅううぅおおぉ❤❤❤グルルルルッ❤ずげ❤ごりっでぎでやが、あがあ゛あぁあぁ❤❤❤❤」

「おー良い反応。脳みそだめになるまで虐めてあげるからね~」


 もう何度もいじくり回しているから、前立腺がどこにあるかもすぐに探し出せる。元々、金玉がでかいせいか膨らんでいる前立腺は、俺がしつこく開発してやったせいでぷっくりと膨らんでいる。指に触れた分かりやすい性感帯をぐっぐっと押し込んでみれば、ガチガチになったちんぽがブルンと跳ねて喜んだ。

 ザーメンか先走りか判別がつかなくなっている粘ついた白濁汁が、ビキニを突き抜けて床へと落ちる。モロ感マンコのウィークポイントを軽くひっかくたびにマンコ全体の肉がヌルヌルと蠢いて締め付ける。指先だけでも名器と分かるであろう雄膣に俺のちんぽも硬度を増した。


「おぉおぉー❤んおおぉ❤❤❤」


 中指で前立腺をトントンとノックした。軽いノックだが、マガンにとっては本能のドアを強く叩かれる快感だろう。

 どんどん潤んでくるマンコに滑らかさを加える為に人差し指と薬指で肛門を開いて、隙間を開ける。とたんにマンコから流れ落ちてくる愛液と、他の誰かが種付けしたザーメンの残滓。入り口を拡げて見てみるマンコの中では淫糸が壁と壁との間を幾本も繋いでいた。思わず目を奪われそうな蠱惑的な光景へ、俺のちんぽから垂れ落ちる先走りを塗りたくる。拡げたままのマンコにもう片方の手で受け止めた雄汁をとろとろ、とろとろと。

 

「あ、あっぢいぃいぃ❤❤マンコ焼ける❤すっげ、マンコびぐびぐじやがるう゛うぅうぅ❤❤❤❤お゛お゛ぉぉ❤」

「分かる?俺のちんぽ汁塗り込んであげてんだよ。嬉しいでしょ」

「お゛ぉおおぉ❤ずっげェ❤❤ご主人サマのちんぽ汁でっ❤あぎい❤ケツ襞とろけぢまうぅうぅ❤❤❤」


 我慢汁を塗り込んであげると愛液の量も増え、三本指の根本まで楽々と侵入できた。根本まで突き入れた指は、絡みついてくる雄膣を拡げるようにぐりぐりとねじる。指先にぶにぶにと触れているマガンの前立腺を、わざと巻き込むようにねじっていると、デカケツがカクカクと上下運動を開始した。

 もう何百回と見てきた絶頂のサイン。もっと乱暴にマンコをゴリゴリ抉られたいがゆえに、ケツが勝手に動いてしまうのだろう。

 ねっとりしたマンコ肉の海をばらばらに動かした指でかきまぜると、マガンはちんぽから汁を飛ばしでケツを下ろした。ひゅっ❤ひゅっ❤と不規則な息を吐きつつ、ケツを上下左右に腰をくねらせている。

 

「い゛ぎぃいぃぃい❤❤❤ひゅぎいぃぃ❤い゛いぃィいいいぃいぃ❤❤❤❤」

「お、もうイきそうなのかな。さすがよわよわマンコ。もうちょっと頑張れないの?」

「あ゛ああぁ❤ナメんじゃねえぞお゛おぉ❤❤お゛ごぉ❤いぐっ❤❤このマガンさまがぁ❤んほおぉおぉ~~~❤❤❤カンタンに、まけるがよぉ❤」


 もう負けてると思うんだけど、別にいいか。こんな言葉の応酬はただセックスを盛り上げる為の、前戯の一環なんだから。

 マガンも本気で快楽に抗おうとしているわけじゃない。紐パンが張り付くちんぽがだらだら涎を垂らしている事からそれが分かる。言葉が途切れるのとちんぽ汁の量が快楽をどれだけ得ているかの指標になっていて、雄膣を少し強めに押し込んで、ちんぽ汁がびゅくりと飛ぶところを探す作業は宝さがしゲームみたいで面白かった。マガンのマンコは開発しきってやったと思ってたけど、日々新しい弱点が見つかって性感帯の鉱脈のようだ。

 

「ごぉお゛お゛❤んぎい゛いぃいいぃ❤❤❤いぐ、いっぢまう゛うぅぅう❤」

「お、またメスイキ汁飛ばしてる。デカくてもメスイキばっかしてちゃ意味無いね」

「あ、あっだりまえだろォ❤❤❤ご主人サマのちんぽのせいで、使い物になんねェぞ❤❤どうじでぐれんだぁ❤❤❤」

 

 文句、というよりもどこか誇らしげだ。俺に開発されたマンコがムチュムチュ吸い付いて、喜びを伝えている。

 マガンのちんぽはズル剥けで亀頭の張り出した立派なもので、そこらの男では相手にならない雄のシンボルだ。竿に絡みついた太い血管がすごくエロくって、太さは俺の手首以上はあるし長さも女性の子宮をたやすく小突けるサイズ。試合の時は紐パン内部でこのデカマラがゆさゆさ揺れるもんだから、女性やホモ野郎のファンが注目している。ま、俺のものになったからには一生使う事が無いんだろうけど。

 それはさておき、マンコの弱点を指でめちゃくちゃにかきむしる。捏ねる、引っかく、突く。その全てでマガンは悦んで、ダミ声を響かせた。これはもう事務所どころか事務所の外にまで聞こえてるよな。ノーマッド怒るよなあ。

 

「どうしたよご主人サマぁ❤まだ、オレぁイってねえぜ❤❤は、はやぐぅ❤兄弟にまで聞こえるぐらいの声で吠えてやるからよ❤オレの肉を食ってくれ❤❤❤」

「……そうだね。ノーマッドが混ぜてっておねだりしてくるぐらい、激しくしようか」


 こういうところは見習わないとね。

 虎マンコにブチこんでいた指を好き勝手暴れさせて、前立腺を何度も弾いて、楽器でも鳴らすみたいにマガンに淫らな声をあげさせる。三本の指をずっぼりハメたままかき回し、マンコをメスイキ地獄に追い込んでから一気に引き抜いた。サービスで腸壁をガリガリとひっかきながら。

 

「ぐぉおおご゛ォオ”オ”オ”ぉおおおぉおおおぉぉ❤❤❤❤」

 

 指を引き抜かれたマガンは背筋をボコボコと隆起させながら、下品極まりない嬌声を咆哮した。デカケツを恥知らずに振り乱して知性の無い唸り声を上げ続ける。

 ザーメンこそぶちまけていないが、数えきれないぐらいメスイキしているのだろう。指を引き抜かれたマンコは真っ赤に充血して忙しなく収縮している。肛門だけではなく、内部の雌肉までも痙攣してメスイキに酔っている。貧弱マンコだなんて煽ったけれど、いまだ膝をつかないでケツを振るのはケダモノの精強を感じさせる。俺が気を抜けばすぐにでも襲い掛かってきそうだ。

 

「て事で、四本目追加~。マガンなら平気だもんね」

「ぅううぅおぉぉ❤❤しゅっげぇ❤マンコひろがるう゛ううぅううぅ❤❤❤❤」


 イき続けている敏感マンコへ小指を追加してから、ぐちゅぐちゅと音を立てながら躍らせる。マンコを慣らすのと、イキ殺してやる為に。四本の指でちんぽの裏側を思い切り圧迫してやってから、またも力任せにに引き抜く。マンコ襞をまとめてかきだすような勢いで引き抜いてやったからか、ブヂュリと下品な音と一緒に泡立つ愛液が噴き出した。真っ赤なマンコにクリームのようなマンコ汁が添えられて、綺麗なコントラストができている。

 

「い゛ぎっい゛ィぃいいぃいぃ❤❤❤いぐっ❤いぐいぐいっぢまう゛ぞお゛おぉおぉおぉ❤❤❤❤」


 もちろん、マガンは耐えられるわけもなく絶頂した。風呂場の壁に幾つもの爪痕を残しながら、ケツ肉をぶるぶる震わせている。

 存在を主張する勃起ちんぽも射精と見まがうような先走りを噴き出しては、風呂場の空気を汚染していた。またも突き入れて中指と人差し指を前後させて腸壁を擦ったり、あまった二本の指で肛門を拡げたりして遊んでいると連動してちんぽ汁の量も増す。俺の手はケツマンコから噴き出す汁でもはや手の甲までも濡れていた。

 

「うわーベトベト。マガンのマンコって汁の量やばいよね」

「ぞうだろぉおぉ❤ご主人サマを食いてえっでえ゛ぇ❤❤ヨダレ止まらねえんだっ❤❤❤食いでぇ❤マンコでちんぽくいでえぇえええぇ❤❤」


 ヨダレか。俺の手にまとわりつく様は確かに唾液に似ているかもしれない。

 マガンは俺の手ごと食らおうとするかのように腰を前後させる。ブチュブチュと四本合わせれば並みのちんぽと同レベルの太さになる指を、マンコで締め付けすすってくる。

 俺の視界の映るのは、肉がみっちり詰まった下半身に力がこもり膨れ上がる姿と、デカケツの中央で蠢くマンコが手マンされて汁を噴く下品すぎる光景。ケツも、足腰も、唸り声も、どこをとっても男らしいのにどうしようもなく雌臭くいやらしい。

 

「もっとケツ割り開いて。じゃないと抜いちゃうよ」

「やめ゛ろぉ❤ぬぐんじゃねえ゛えぇ❤❤❤ん゛ぉ❤オラッ❤どうだァ❤❤マガン様のマンコ拡げでやっだろお゛ぉ❤だがら抜ぐな゛ッあ゛ぉお゛おぉおぉ❤❤❤」

「はいありがとう。おかげでもっと奥まで虐められるね」


 でかすぎるケツ肉で邪魔されていた指をもっと奥まで突き入れる。手首を回したり、指先を折り曲げたりしてぐにぐにと建築用の機械のようにマンコを削岩する。俺の手と比べてでかすぎるマンコ肉を掘り進めると、マガンの嬌声が上ずった。

 

「お゛おおぉっ❤お゛っお゛おっおーーーーっ❤❤❤あだるぅ❤やっべ❤ぞご、おぐぎでるぅうぅ❤❤❤ん゛っひぃいいぃ❤❤」


 指先が行き止まりにぶち当たったが、結腸だとするとあまりに浅いところにあるぞ。発情しすぎた子宮のように、ちんぽを求めて降りてきたしまったのだろうか。

 すぼまりの奥に指を進めようと、小突き続ける。手首を回し、返したりしながら出し入れを繰り返すとマンコ肉がうねった。指マンで腫れあがったマンコからは雌の匂いが漂うが、俺にとっては実に快い匂いだ。

 匂いと、ぽっかり開いた肛門から見える雌肉が蠱惑的に俺を誘うが、グッとこらえる。指であちこちつまんだり撫でたり遊んだ後、ぷっくり膨れた前立腺を挟み込んでマッサージをしてやる。常人なら痛みを覚えるかもしれないが、ちんぽ狂いの虎はつばを飛ばして悦んでくれる。四本指で空気を巻き込むように手マンしても分かりやすく悦んでくれるのだから、マガンは実に責め甲斐がある。どうすれば雌をよがらせられるのか、マガンのおかげで上達したと思う。

 

「う゛ぅうおぉおおぉっ❤❤❤おーーっ❤んぉおぉお❤❤マンコぉおおほぉおぉお❤❤❤❤」


 虎の持つ柔軟さを駆使して背中をしならせ、マガンは「マンコ❤マンコ❤」と知性ゼロの喘ぎ声を漏らしている。俺の指に合わせてケツマンコを突き出してくるものだから、より深くイイトコロを抉ってしまう。結腸の入り口、前立腺、マンコ壁のあらゆる箇所を圧迫されて嬌声は高らかに響く。ぶぽぶぽと空気を巻き込む音と水音をBGMにして歌うマガンに性欲を刺激される。

 

 マガンの舌はずっと壁を這いまわっているのでキスができない。唸り声と一緒にヨダレを、ついでに涙や鼻水までも垂れ流して自分の顔と壁をべちょべちょにしている。うねる舌を見ていると、なんとなく口が寂しさを覚えてしまう。

 そうしていると、マガンは俺の心中を見抜いたように口を歪ませた。バカで粗暴に思えるけど、俺や気を許した相手にはちゃんと気を慮ってくれるのだ。

 

「んだよォ❤❤キスしてぇならさせてやんぜ❤❤❤来いよォ❤オレの舌で可愛がってやっからよ❤❤❤」

「むぅ。普段は鈍いけど、こういうところは気が回るよね」


 首を捻ってこちらを見やる虎は、だらしなく崩れた顔に獰猛さを混じらせ、食らいついてこいと挑発する。

 真っ赤な舌を伸ばし、卑猥に動かしてキスを求めるのだ。さっきまでは自分がキスをおねだりしてたくせにとは思うが、舌先から滴る涎を見ると抗えない。若干腹が立ったので前立腺を強く押し潰しながらマガンに唇を近づけた。手マンしながらキスをするのは巨漢相手は大変だが、そこは根性と忍耐だ。

 

「はふっ、んううぅ!ちゅ、んっ!」

「ンジュルルルルッ❤じゅろろぉ❤❤んんんぅ❤」


 舌を突っ込むとそれを悦んで迎え入れる。素直で従順な舌先に巻き付いて、口内での甘美なダンス。マガンの舌はノーマッドと同じく棘が付いているのか、ほんの少しだけちくりとする感触がある。でも、不快なわけじゃなくて甘やかさの中にあるちょうど良いスパイスだ。

 口から溢れそうな唾液を吸い尽くそうと、舌肉と一緒にじゅるじゅるとバキュームする。口もとからは品性の欠片もない吸引音が響くが、俺たちは構う事なく唾液を交換しあう。マガンの唾液をあらかた飲み干してやったら、今度は俺の番。口マンコのあらゆる場所を舐め取りつつ唾液を流し込むとマガンはむせかえって唾液を鼻から零す。

 

 そんな姿も可愛らしいと思いながらも、前立腺を捏ね潰す指は休めない。マガンの唸り声が口内で反響し、舌が震えるのを感じとれるのでついつい指を強くしてしまうな。ケツはいつまでもくねったり上下させたりしているし、ちんぽは腹筋にぶち当たっては汁を跳ね飛ばす。キスを初めてからメスイキの頻度が小さくなり、快楽は大きくなったように思える。マガンは呼吸すらもきつくなってきたのかしんどそうに鼻を鳴らしているので、前立腺を更に強く押し込んだ。腸壁を拡げながら結腸をノックして、引き抜く時は前立腺を引っかきながら。それを1秒に数回行って、マンコ襞を打ち鳴らす。

 マンコがめくれても構わないような勢いで虐めると、ついに顔をのけぞらせて絶叫した。大好きなキスもできなくなって、顔面は勇ましさも消え失せてぐちゃぐちゃだ。

 

「めぐれるう゛う゛ぅうううぅ❤❤❤グルゥウゥオオォオォ❤❤❤❤マンコめぐれぢまう゛うぅぅうぅ❤❤❤」

「ん、嫌ならやめる?もっと優しくほじった方がいいのかな」

「やめんじゃねえ゛ええぇ❤❤やめだら食い殺ずっ❤❤❤お、おでがアクメずるまで、つづげえ゛えぇえぇぇ❤❤❤」


 言質は取ったのでそのまま続けてみる。愛液が泡立ってできたクリームが指を突っ込むたびにマンコからぶちゅりと溢れ出た。マガンちんぽは栓が抜けたように汁を垂れ流していて、足元に水溜まりを作っていた。たぶん、このまま続ければ射精まで持っていけるだろう。マガンもおねだりしてるし止める理由が無い。

 とも言えない。手マンとキスで俺のちんぽも完全に回復して、マンコを求めてひくついているのだ。手コキやパイズリだけでは物足りない、蕩けたマンコに種付けしたいと本能がせっついている。このままマガンのケツに跨って、腰をぶつけてしまいたい。

 

「ん゛お゛ッ❤❤❤あ゛あ゛ぁああぁぁ~~~❤❤❤❤何で止めんだよォ❤❤足りねえッ❤❤❤もっどアクメきめさせろお゛ぉおおおぉ❤❤」


 でも、俺は指を引き抜いた。

 激しい手マンでかきまわされたマンコは醜悪にめくれかえったまま入り口を開き、直腸どころか結腸までも見渡せてしまいそうだ。搾精器官として進化したマンコは指での凌辱を求めて蠢き、粘液の糸が橋のようにかかっている。もしセックスを始めれば搾り尽くされるまで交尾をしてしまうに違いない。

 それは素晴らしい快楽をくれるのだろうけど、俺は今三人で同居してるんだ。俺と、俺のちんぽが大好きな淫獣二匹の三人で。これ以上の長風呂をしたら彼が可哀そうだろう?

 

「マガン、そろそろ上がらないとノーマッドが心配するよ」

「ん゛ぅ❤け、けどよォ……❤❤❤」


 ノーマッドの名前を出してもすぐには引き下がらず、でかいケツを振っている。あれだけ奉仕したのにまだちんぽを貰えてないんだ。性欲をブチまけたくて仕方ないのだろう。

 

「大丈夫。俺だってまだ満足してないからさ」

 

 そう、俺だって同じだ。マガンにここまで熱のこもった奉仕をされたら、ただセックスするだけじゃ収まらない。グチャグチャのドロドロになって、溶け合うようなセックスをしなければならない。

 

「だから、さ。ノーマッドと三人で楽しもうよ。二人一緒に俺のちんぽ舐めさせてあげる」

Comments

デン

マガンの雄っぱい描写がもうえっちでえっちで…!パイズリめちゃくちゃ気持ち良さそうです!

おもち

ありがとうございます! マガンの巨乳にやらせたいプレイしまくってたら風呂場でハッスルしすぎてしまいました。