セルフコメンタリーその４ (Pixiv Fanbox)

お疲れ様です。日々新型ウイルスで刻々と状況が変わっていますが、

みなさんお変わりはないでしょうか。

自分もいろいろバタバタしていましたが、腹をくくって1〜２ヶ月は家に籠もろうと思います（いつもと変わりませんが）、、、

今回は漫画の中盤にあたる部分です。

ここの見開きは、当初全く予定にない部分でした。

ただの箸休め、脱線と言ってもいい部分です。

しかし、こういう部分が一切なければどうなるでしょうか。

ただ話の筋を追い、一辺倒で同じ味が続く漫画になってしまうのでは、、

ネームを読み返すうちにそんな危惧がふくらんできて、

まず左ページの「ちょいアクション水増し」を入れました。

しかしまだ何か味気がない。そこでさらに右ページのような、

歴史や図解を挿入することでお話の薄さを補強しようと思いました。

ちょうどこのころアニメの「映像研」がやっていましたが、

その影響もあります。ああいう図解や解説が入るのって男のコだよな〜という

憧れがあったので、今後もちょいちょい挑戦していきたい題材です。

面白いのは、そんな感じで脱線するぞ！と意思を固めると、セリフの部分は

ごく自然に決まっていくことです。

もったいぶったモノローグやどうでもいい掛け合いがスルッと出るので、

こうした部分をもっと増やしていかないといけないなと思いました。

ただ今回の反省点としては、後半は畳むのがせいいっぱいになり、

じょじょにその余裕が無くなっていったということです、、

（つづく）