セルフコメンタリーその3 (Pixiv Fanbox)
Content
1週開いてしまいました!
たいへん失礼しました…
新しいまんがも、4月上旬あたりにはお届けできるかと思います。
今回は4~5ページ目です。
このページは、以前からイメージだけはあったシーンを、
つじつまがあうように繋いで作ったものです。
たとえば、
「夜の車中で市長と秘書が会話」とか。
「非常階段を逃げるオンナ」とか。
「ニセモノの間違いを訂正しながら、ヒーローが空から降ってくる」とか。
よくあるシチュエーションです。
やりたい場面だけを描いて、話をテンポよく繋げていくのはわりと楽というか、
得意なのかなと思います。
けれどもその一方でページを急ぎ過ぎていて、
内容がギッチリつまりすぎな部分は反省点です。
この倍ぐらいにページ量を構成すれば、やっと読みやすくなるのでは
ないでしょうか。
この辺からさすがに、ある程度背景をちゃんと描かなくてはならず、
しかも夜の街を上からの視点でということで、大分途方に暮れました。
とりあえずハコをいっぱい描いてごまかす感じで夜景は作りました。
あとは市長のヒーロースーツも暗色なので(設計ミス)、夜景に紛れないように
ハイライトや筋肉の凹凸をヌルヌル塗るのが、想定外とはいえ楽しかったです。
ゴーグル部分や、敵の瞳をワンポイントで赤くするのも
メリハリをつける意味でコスパがよかったと思います。
この市長たちが夜な夜なあやしいヒーロー活動をしている、というイメージも
イラストだけは5年くらい前に描いていたものです。
そこをどうにかお話にするまでにもっていけたので、
つくづく今回のまんがを描けてよかったな〜〜と思います。
(つづく)