新作まんがを投稿しました (Pixiv Fanbox)

いつもお世話になっております！

実に8ヶ月ぶりになりますが、

新作まんがを投稿しました。↓

タイトルは「子年のまんが」

いつもの干支シリーズです。

twitter post: 1342666514600587264

pixiv https://www.pixiv.net/artworks/86562321

この度はたいへんたいへん投稿が遅くなり、申し訳ございませんでした。

またその中でも変わらぬご愛玩をいただき、まことに感謝いたします。

（無理のないペースでのご支援をお願いします！）

今後は制作ペースの向上と、また制作中でも何か楽しめるコンテンツを

表に出せるよう、定期的な投下を目標といたします。

（具体的には設定画やエスキースの出力を増やしていきます）

なぜ遅くなったのか

今年当初の目標としては、1ヶ月8ページは描けたらいいなという

ざっくりした目標でしたが、実際には今年は40ページという

当初の半分以下の数値になってしまいました。

（このうち「市長とヴィラン」12ページは去年夏から描いていたので、

実際のペースはもっと遅いです）

これはご時世のせいにすることはできないというか、むしろご時世の中で

どんどん自堕落になっていた、夜中までだらだら家で仕事をする癖がついてしまった、

などが第一の原因かと考えています。

単純にうまく描けなさすぎて、進める気力が足りなくなったというのもあります。

夏前ごろからこれではイカンと思い、ひたすらムキムキの竜おっさんをラクガキしたり、

ケモノジェスチャードローイングに参加したりしました。

らくがきまとめ#1 https://www.pixiv.net/artworks/83526277

ケモノジェスチャードローイング100回分 https://www.pixiv.net/artworks/86581754

これ自体は結果的に筆が軽くなってよかったのですが、時間が有限である以上、

漫画作画の時間をリハビリのほうに費やしてしまった感は否めません。

このあたり結局、面白くなかろうが上手くなかろうがある程度は諦めて、

どんどん前に進むしかないと思うのですが…

制作のふりかえり

制作面でのよかった部分も振り返りたいと思います！

まず最初期のネーム。

汚いのは置いておいて、レイアウトは完成版と

ほぼ変わっておりません。

完成時の変更点は、ページの導入や余韻が足りなくなったため

最初と最後のページを1ページ拡張し、おまけの4コマを入れた点です。

設計図の精度は100％とはいわず75%くらいはある（大改築の必要がない）ようなので、

そこは自信を持って進めなければなと思いました。（←毎回言ってる）

・設定画の導入

上図のようなかんたんなキャラ表・設定表を作ったのもよかったです。

むしろもっと詳細に、背面や装備、背景設定なども描いておけば、より捗ったはずです。

こういう設定をいっぱい描いて、壁などに貼る方もおられるみたいですね。

・PureRefの導入

壁にいっぱい資料を貼る、という発想のPC版にPureRefというソフト(リファレンス画像ビューアの一種)があり、これを初めて導入しました。

資料画像の管理にはいろいろある（エクスプローラ派、画像ビューア派、ブラウザを多段開きっぱなし派、アナログに印刷派など）

のですが、自分はずっとMassigraという、画像を多重起動できて好きに並べられる

ソフトを愛用していました。

しかし、パソコンの起動ごとにその「いっぱい並べる配置行為」を繰り返さなければ

ならないのは、100以上の資料を管理する上でもはや非効率的でした。

その点をPureRefは解消してくれた（いっぱい貼った配置＝壁ごと保存できる）ので、

今後も使いこなしていきたいです。

・着色の効率化

Adobe Colorというサイトを利用し、着色作業に時間をかけずに済みました。

こういう感じで、手持ちの画像からいい感じのカラーテーマを抽出してくれます。

（というかフォトショのAdobe Color テーマパネルで同じことができる）

今回はなるべく、こうして決めたパレット内の色だけでベタ塗りして、グラデと影とハイライトを適当に足すというお手軽着彩で済ませました。

今後も同様にやるか、あるいは、グラデーションマップを用いる方法などで効率化できるよう検討しております。

まとめ

というわけで次回以降は、

・ネーム・設計の大筋にもっと自信を持つ

・絵的に自信のない部分はどんどん設定画、スケッチ、エスキースを描く

・そしてpurerefで資料管理を徹底する

・カラーテーマを迅速に決めて着彩する（モノクロも検討する）

・そもそも、制作中に相談できる人、師を増やす

といった方針で、足掛かりを増やし効率化を進めてまいります。

来年ご時世がどうなるかわかりませんが、季節が変わる前…前後くらい…には新作を目標にしていきたいです。

すでにtwitter、pixivでたくさんのご感想をいただきありがとうございます！

兎にも角にも今年中に完成できてよかったです。

今年も大変お世話になりました。

来年は次作、「お嬢と魔女の修行のまんが（仮）」

でお会いできたらと思います。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました！

(Twitter)