ケモノジェスチャードローイング~100日めまで (Pixiv Fanbox)
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お疲れ様です!
3ヶ月強にわたり続けてきたケモノジェスチャードローイング(あるうららさん主宰)ですが、とうとう当初の目標である100回に到達しました!
これも一緒にドローイングを続けていただいた皆さん、なにより主宰のあるうららさん、ドローイングを見ていただいた方々のおかげです。ありがとうございました。
記事の後半では100回分の振り返りもしたいと思います。
それではまず91日目から〜
なんか蝶の羽のような謎衣装を着られてました。
着衣ありの日。西部劇ガンマン→サムライガンマン
顔の雰囲気をがんばった気がします
最後の2日は最初期のクロッキーをもう一度しました。これは3日目の人
これは4日目の人
以上ドローイング100回でした!
いったんこうしたクロッキーはひと段落になりますが、以後も毎日ではなくともクロッキーはやっていきたいですね。
100回でどうなったか?
さてこの3ヶ月でどれだけ変わったのでしょうか。
まず最初の1、2日目のクロッキーをふりかえります。
?!
どうでしょうか?
自分の見た印象では正直…けっこういい感じに描けてると思います。
素直に体の流れをとろうとしているし、線にも適度な重みがあって好きな感じです。
さらにクロッキー初心者なので、先入観がなく素直に見たままを描こうという
柔軟な姿勢があったように思います。
(またこの後わかった事なのですが、太った人はクロッキーがしやすい、形や流れがとりやすいという特徴もありました)
ただ、これ以降は急激にボロボロになっていくのですが…うまく描こうとしたり、下手なのをごまかそうとしたり。
というわけで、99〜100回目の締めには3〜4日目のクロッキーを再走することしました。
以下がその比較です。
いかがでしょうか?
自分では、まず荒かった線がだいぶ安定してきたかと感じます。
モデルさんの表情やふんいきなども描けてきてるような気がします。
ただ、ジェスチャードローイングの理念から言うと「クリーンよりクリアー」、
つまりただ綺麗な線にするだけではなく、動作や重心の表現・整合性が明快かつシンプルで、時には誇張され、メリハリのあるような絵にもっと近づいていけるといいなと思っています。
またクロッキーによる具体的な効能、
普段のお絵かき・仕事がどうなったかというと…
正直まだ劇的な改善があったかはわかりません。
相変わらずミスや失敗もするし…ただ、素体を描くスピードはけっこう早くなったかなと思います。
前は何度も描き直していたのが、一発でポーズがスッと出せる時もあります。
あとはポーズに対する知見がちょっとずつ溜まってきたというか、「トルソが一番大事」とか「手足は末端から描く」とか、コツ的な部分は増えてきたので楽しいです。
また軽い模写やスケッチの習慣もついてきました。以前は模写すら苦手意識があったのですが、5分とかそこらのスケッチでだいたいの配置や構造の知見を得る、みたいな感じはやりやすくなりました。
今後に向けて
今回のジェスチャードローイングに参加しようと思ったのは、
だいぶ自分の画力に行き詰まりを感じていたからでした。
何事も独学我流で、かえってものを教わる姿勢というものに欠けていたので、
大勢の人といっしょにクロッキーをすることで状況を変えていけたらと思ったのです。
結果としてなにかが劇的に改善したわけではありませんが、継続は力であることを学びましたし、いろいろな人のクロッキーやその取り組み方、絵に対する姿勢を見ることができてすごくよかったなと思います。
また自分の描けていないものが徐々に具体的になってきたので、今後はそれを一つ一つ学びなおしていくのが当座の目標です。例えば手のクロッキーとか、ニッセンカタログの普段着とか、ボディビルダーのポージング、動物や風景なんかもこんな感じに描いていけたらな〜と思います。
今週は以上です、ありがとうございました!