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だいぶ間が開いてしまいましたが、

今回で市長まんがのコメンタリーは終わりになります。


最後のページはこのまんが全体に言える事ですが

「描きたかったシーン」と「整合性を取る部分」の合わせ技になります。

つまり、「夜の屋上で乾杯させたかった」のと

「後日談で全体をまとめた」の合体です。


このへんは結構バランスに迷う部分で、上半分で終わらせても

蛇足がなくていいような気もするし、でも下半分で市長らしいこともしないと

無責任なのでは…みたいなせめぎ合いがあって、

結果としてはちょっと説明過剰ぎみになっています。


後半になるほど、読むリズムがおかしくならないように

めちゃくちゃセリフを書き直して頑張りましたが、

今見ると絵のほうも頑張ったらいいじゃんまんがなんだし…と思ってしまいます。


最後の4コマはあとになってから、

芝犬署長まわりのことが描き足りなかったので描き足しました。

普通にひどい内容ですが、設定の補強ができたので描いて良かったなと思います。


セリフのリズムや、ことばにかぎらず情報の選び方ひとつで

なにもかもが変わってしまうのは4コマも同じなので、

今回はわりと難産なほうの4コマです。  



今回のまんがを通して感じたことは

描きたい部分から描いて整合性を補強する…のは間違っていないけど、

やりすぎるとセリフが増えてあんまり面白くなくなっていく

というバランスのむずかしさです。


「やりたいこと」が「やるべきこと」に置き換わって窮屈にならないためには

どうするのか?

といった課題を今後解決していきたいですね。

次回「子年のまんが」でお会いできればと思います。


それではここまでお読みいただきありがとうございました〜!

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