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シーメール合同誌2に寄稿したssです。 以前に前半を公開していましたが、その全文になります。 ~~~~~~~~~ 奇妙な魔物だった。 「あなたが勇者かしら?」 魔王を倒すための道中、次の街へ向かおうとしていた俺の前に、そいつはフワリと降り立ちニヤリと笑みを浮かべた。 全身の青い肌、背中から生えた黒い翼や後ろから覗く尻尾からして、おそらくは魔族だろう。 しかし異様なのはその身体だ。 男性的な骨格にくわえ全身の筋肉が発達しており、ガッシリと逞しい体格……しかしそれらとは対照的に、胸板には大きな膨らみがついていた。 大胸筋の隆起だけでは説明できないボリュームで、丸出しにされた乳首や乳輪も男とは思えないほどに肥大化している。 まさしく「乳房」と呼ぶべき代物だ。 くわえて尻や太腿もやたらとデカく、いままで見たこともないプロポーションをしている。 ゴツい男の肉体をベースに、むりやり女性に近づけようとしたような異質さが全身に詰め込まれていた。 勇者として様々な魔物と戦ってきたが、こんな敵は初めてだ。 あからさまに性的な要素をアピールした、露出の激しい黒ボンテージの衣装はサキュバスに近くはあるが、しかし股間には隠しきれないモッコリとした膨らみが存在を主張している。 新手のインキュバス……か? 「ちょっと華奢だけど、顔は可愛いじゃない。アタシの自慢のチンポで犯してみたいわぁ♪」 「っ……!」 口調だけなら女性のようだが声質は完全に男のそれで、過剰なまでに甘ったるい声音を作っている。 顔は整っていて中性的ではあるものの、やはり男としての骨格が感じられる。こちらの身体をネットリと舐め回すような視線と性欲丸出しの淫猥な笑みに、嫌悪感で背筋が震えた。 「お前みたいな変態と付き合ってるヒマはない!」 俺は冒険者としては若い方だし、細めの体型なのは事実だが……こんな気色悪い奴に観賞され、あまつさえ性欲を向けられる筋合いはない。犯されるなんてもってのほかだ。 さっさと倒してしまおうと俺は体重を乗せて踏み込み、一気に淫魔との距離を詰める。 そして勢いのまま剣を振り抜こうとしたところで―― 「ん~、もっと楽しみたいし……それっ♪」 「ぐっ!?」 魔物は指を軽く振ると、指先からピンク色の閃光を放ってきた。俺は回避することができず、光を全身に浴びてしまう。 しかし身体に苦痛はなく、攻撃魔法ではなさそうだ。目を腕でかばいつつ身構えたものの、攻撃してくる気配もない。 そして光が治まると……目の前に魔物の姿はなく、奴は空を飛び去っていくところだった。 「くそっ、逃がしたか……」 二度と遭遇しないように倒してしまいたかったが、大空へと逃走されては倒しようがない。仕方ないので、新手の敵に対して無傷でいられたことをプラスに捉えよう。 ……しかし、あの魔法は何だったのだろう? 自分の体を調べてみるが、違和感もないし異変もない。 (たぶん目くらまし……だな) 日が暮れる前に次の街へ行って、攻略の拠点にしないといけない。俺は先を急いだ。 あれから無事に街に到着し、数日が経った。 大きな街なので、しばらくはここを中心に周囲を探索している。順調といっていいだろう。 ……ただ、気になったことも一つある。最近、やけに防具がキツくなってきた。 胸まわりや腰まわりだけじゃなく、腕も脚も太くなってきてる気がするし、うっすらと筋肉が浮き上がってきてる。 少し不思議には思ったが、力が増すのは悪いことじゃない。 おそらく、戦いの成果だろう。 「……ふぅ」 宿の風呂場でかいた汗を流し、全身を確認する。 骨格も成長しているようで、男らしい体格になりつつある。 肩幅が広がって逆三角形になってきたし、下半身も太腿の筋肉が張り出し、尻にも筋肉の隆起が感じられる。 自分の身体だが、いつも以上に見入ってしまう。 股間も少し大きくなってきたし、魅力も増してきたようだ。 街に来てから1週間ほど経った。 筋肉の肥大化はより顕著になり、力を抜いていてもボコリと隆起が浮かんでいる。骨格ごと逞しく成長したため、完全にサイズの合わなくなった防具一式は買い直すことになった。 広がった胸板の上では大胸筋が左右に盛り上がり、いわゆる雄っぱいと呼べそうな存在感がある。肩幅もがっつり広がってゴツいというか……みるからに冒険者といった体格だ。 酒場とかで見かける屈強な奴らを見て「歳をとったらあんな風になるんだろうか」なんて思ってはいたが、まさかこんな短期間で同じような身体になるなんてな……。 力はかなり上がったし、身体の調子もいい。 ただ一方で、妙にムラムラすることも増えた。 性欲を象徴するように股間の男性器も以前より大きくなり、自慰に使う時間も倍増している。 しかし、いくらしごいても股間の疼きが治まらないのだ。 なのに女性をみても性欲は湧かないし……なぜか男性を見たときに勃起してしまったが、たぶん疲れてるんだろう。 半月経った。 筋肉はさらに肥大化し、他の男どもより二まわりくらいガタイがよくなった。さらにその上に皮下脂肪もついて、ムッチリとした肉感が全身を包んでいる。 特に胸……大きく前に張り出した大胸筋の上にはかなりの脂肪が乗っていて、スイカのようなボリュームになった。 尻も胸に負けないデカさで、筋肉と脂肪が詰まってる。 逸物も男らしくなった身体を象徴するように、両手で掴みきれないサイズにまで成長している。 ただそれだけじゃなく……胸と尻の内側から、妙にむず痒い疼きのような感覚が生まれていた。 いままで意識すらしてこなかった乳首はここ数日で指先くらいの太さにまで肥大化し、服と擦れてジンジンと痺れるようなもどかしさを生み出している。 尻穴の違和感の方は指を挿れて慰めてみたんだが、指の届かない奥の方の疼きは癒えず、むしろ物足りずに性欲が湧き上がってしまうため、欲求を満たせる他の物を探すことになった。 行きついたのは、ペニスを模したディルド。 尻穴の奥のまで癒してくれる貴重なアイテムとして、これを使ってのオナニーが日課になった。 この街に来て……一月くらいだろう。 宿に籠ってオナりまくってたから、よく覚えてないや。 その間にも俺の身体は、より魅力的なものに変わっていた。 ボコボコと筋肉の隆起が浮かび、分厚くデカい肉体。 顔は変わらないから、首から下のギャップがすごい。 防具は買い換えたものすらも使えなくなってしまい、もう着るのを止めた。自分で見るだけでも勃起してしまうくらいエロい身体なんだから、隠してしまうのは勿体ない。 この肉体美を見せつけたい、そんな衝動のままに全身をさらけ出して街の大通りを進む。 ドプッ、ユサッ、ムチィ! 一歩ごとに爆乳がブルンブルンと重たげに跳ね回り、尻や太腿、二の腕の筋肉も振動で揺れている。 全身からは汗と熱気がムワムワと立ち昇り、雄臭い匂いが辺りに広がっていく。着ているのはインナーだけで涼し気だが、発情すると勝手に汗が噴き出して匂い立つのだ。 チンポは太さも長さも今までの倍以上に肥大化し、半勃ちで左右に揺れている様子を見せつけるように歩いていく。 この格好とガタイの凄まじさに、すれ違う人から数え切れないほどの視線を全身に感じる。 中には俺の格好に対して嫌悪感を丸出しに睨んでくる者もいるのだが、それらすべてが心地よい刺激に変換されゾクゾクとした興奮が湧き上がってくる。 女性からというよりも、むしろ男から熱のこもった視線が注がれる頻度の方が圧倒的に高い。 全くイヤではないし、むしろ俺自信も男を誘う方が目的になっていた。最近はディルドでも満たされず、尻穴を本物のチンポで犯してもらう快感にハマっているのだ。 デカ乳と巨根を揺らしながら、性的アピールを送っていく。チンポと尻は異様に疼いて発情しっぱなしなのだが―― (……今日はハズレか) 運がいいと他の冒険者が誘ってくれるが、ダメそうだ。 ヤる相手がいないので、仕方なく探索に向かうことにした。 街の外へ出たところへ、フワリと何かが降りてきた。 「久しぶり~♡すっごくそそる身体に育ったじゃない♡」 あの変態淫魔だ。 俺が剣を抜いて身構えると、反動で胸がドプンと揺れた。 「アタシの呪いで立派な筋肉シーメールになったわね♪」 「っ!?」 どうやら俺は、この変態から呪いを受けていたらしい。 この短期間で自分の身体が変わったのも、それを良いものとして認識していたのも、もしかして呪いの影響か……!? 勇者としての勘と理性が急いで警報を鳴らし始めるが―― 「綺麗になったその身体……ゆっくり堪能させて?」 ボロンッ! 淫魔は股間から子供の腕くらいありそうな逸物をまろび出し、俺に向けて突き出した。 ムワリと湯気を立ち昇らせる、極太の巨根。 「あ……」 それを目にした途端、俺の全身から力が抜けていく。 ゾクゾクとした興奮が背筋を這い上がり、アナルはキュンキュンと収縮して最大限の疼きを放つ。 全身が、淫魔のチンポを求めている。 おくれて漂ってきた性臭が鼻をついた瞬間、わずかに残っていた理性はあっけなく性欲に飲み込まれた。 俺は剣から手を離し、ゆったりと歩み寄ってくる淫魔へ何もできずにただ立ち尽くす。 「まずは全身で愉しみましょ?」 グムニュン 淫魔はそのまま極太の腕をのばし、俺の身体を抱きしめた。 自然と筋肉と脂肪で形成されたデカ乳が合わさって、顔よりも質量のある4つの肉鞠が弾力を感じさせつつ大きくたわむ。 「んひっ!?」 俺以上に肥大化した淫魔のメス乳首が、こちらの胸をグニグニと押し潰してくる。反射的に上体がのけぞりそうになるのを、奴の丸太のような腕がガッシリと抱きとめていた。 当然、興奮に合わせて股間も固くそそり立ち…… クチュ……ヌリュ、ニチュ 子供の腕ほどもある逸物が重なり合い、兜合わせになる。 ボコボコに割れた腹筋に挟まれた巨根は、身体の動きに合わせてズリズリと擦れ、先走りがドプドプ溢れ出す。 雄臭い汗と体臭も相まって、お互いあっという間に達した。 「「んほぉぉ♡」」 ドブルルルリュ……ッ! 二本のデカチンポからザーメンが噴水のように迸る。 ザーメンで濡れていく肌も、淫魔と密着した肌も、筋肉も、ムッチリとたわむメス肉も、すべてが快楽を滲ませる。 「そろそろガマンも限界だし……本番、ヤりましょ?」 淫魔が求めているものが何か、言われずとも分かっていた。 俺は後ろを向いて、淫魔の下半身へ向けて尻を突き出す。 緩みきった菊門に、熱く張り詰めた亀頭が押し当てられる。 ズブブッ…… 「んはぁっ♡」 挿入の瞬間、背中から脳天まで凄まじい快感が突き抜けた。 ケツマンコから押し寄せる、淫魔チンポの熱と圧力。 ディルドや人間のチンポとは比べ物にならない圧倒的な快楽に、全身がメスとして支配されていく。 「こっちも美味しそうに育ったわねぇ♪」 ギュムッ 「いひっ!?」 呪いにより育ちまくった俺のメスおっぱい、その肥大化した乳首を後ろから握られて、上半身に甘い快感が流れ込む。 デカくなった身体は、尻と胸から押し寄せる快楽を大量に溜め込み、筋肉や呼吸の動きとともに増幅させていく。 呪いだろうが、変態の淫魔だろうが、どうだっていい。 この身体が最高に気持ちよくてたまらない。 ズリュ、グチュッ……ヌチュリュッ! 「おっ……おほっ♡」 俺のアナルは筋肉をフルに使って淫魔チンポを締め上げ、ザーメンを搾り取ろうとしている。 もう完全に性器、ケツマンコだ。 ブルッ、ダプンッ、パチュン、ヌブリュ……ッ! 巨体の体重すべてを使った重量級のアナルセックス。 激しさを増していくピストンに爆乳はブルンブルンと派手に跳ね回り、尻肉は衝突するたび大きくたわんで音を鳴らす。 淫魔のゴツくてムチムチな肉体の感触、汗とフェロモンの混じった匂い……すべてがたまらなく全身を発情させる。 ホモセックスはどんどんヒートアップしていき、下半身と両胸から痺れるような快楽が溢れだして―― ドブグリュリュッ……! 「「んほぉぉおおお♡♡」」 限界まで張り詰めた淫魔のチンポから、熱く粘ついた大量の精液が注ぎ込まれる。同時に俺のケツマンコがキュンキュンと収縮してザーメンを搾り取り、甘美な快楽を爆発させた。 頭の中にまで流れ込んだ快感の濁流が、俺の意識ごと絶頂で埋め尽くしていく。 筋肉をビクビクと震わせながら、最高のメスイキに浸る。 しかし―― 「シーメールの快感、もっと味わってね♪」 淫魔のチンポは止まってくれなかった。崩れ落ちそうになる俺の身体をその筋肉でガッシリと掴みながら、イったばかりの敏感ケツマンコを責め立てていく。 滑りを増した肉棒がピストンするたび、腸壁にザーメンが塗りつけられてビリビリと痺れていく。 突き込まれるたび、トコロテンのように俺のチンポからもザーメンがビュルビュル溢れ出す。 「んおほぉっ、イクっ♡イクぅ♡♡」 俺は全身の筋肉を快楽で震わせながら、オスイキとメスイキをひたすら繰り返した。 ヤりまくったあの日、俺はシーメール淫魔の眷属になった。 ただ街には留まり続けており、いまもエロボディを見せつけながら通りを歩いている。 ムワムワと匂い立つ汗まじりのフェロモンに、他の冒険者たちが発情していく。人の姿を保ってはいるが、俺の体質はもう、人間のそれではないのだ。 「あ、あの……」 冒険者らしき少年が、おずおずと俺を呼び止める。 頬を紅潮させ、熱のこもった瞳で俺の身体を見つめているが、どこかその表情には困惑も混じっていた。 おそらく男の身体をみて発情してしまったことに、彼自身が動揺しているんだろう。 こういうときは、あと一押しをしてやるのが大事だ。 「この身体に興味があるなら、もっと近くで見ていいぜ?」 ムワァッ 俺は二の腕を持ち上げ、誘うように腋を見せつけた。 汗で蒸れまくった熱気が、少年の顔に思いっきり押し寄せる。 「あ……うぁ……」 淫魔のフェロモンを大量に吸い込んだ少年は、熱に浮かされたようにフラフラと歩み寄ってくる。 俺は彼の華奢な身体を抱きとめて、そのままデカ乳に顔を埋めてやる……ほら、完全に堕ちた。 「いい場所知ってるから、そこでじっくりヤろうか♪」 「は、はい……」 シーメール淫魔の眷属となった俺の身体は、まるで呪いを感染させるかのように、ヤった相手を淫らに変えてしまう。 挿れた相手の尻や胸がメスらしく肥大化したり、ケツマンコでザーメンを絞り取ったチンポがデカくなったり……街にいる男たちの大半が俺みたいなエロい身体に変わりつつある。 これから抱く少年の身体も、一目みただけで男どもが勃起するような筋肉シーメールボディにに育ててやらねーとな♪ この街を淫らにに染めきったら、他の街に移動して淫らに変えていくつもりだ。 俺の身体も、ヤりまくってるせいか肥大化が止まらない。 まだまだデカく、もっとエロくなれそうだ♡ (了)

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