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あまりにニッチなので、最初に少しだけ説明させてください。 今までfanboxで公開してきたプリコネのマコトのふたなり化、筋肉化ですが、最初は拓海とマコトの好きな方の影響を受けて何本も書いていたのですが、ここで1つの疑問が頭に浮かびました。 「ユキくんならどうなるのか?」と……。 こうして、筋肉男の娘という概念が誕生しました。 というわけでニッチな性癖すぎるのですが、お楽しみ頂ければ幸いです。 ~~~ マコトと拓海が出会い、様々な出来事が起きてからしばらく経ったある日のこと。 拓海が迷い込んだ草原を、1人で歩く人影があった。 「あぁ、今日もボクは可愛い……♪」 金色のツインテールを揺らし、杖についた鏡で自分の顔をウットリと見つめながら歩く美少女……のような出で立ちの男の子。 名をユキというのだが、傍目からみれば女の子にしか見えない中性的な顔立ちと華奢な身体、それを包むドレスが女性らしさに拍車をかけている。いわゆる男の娘なのだ。 「ボクは美の結晶……女神の生まれ変わりなのかも」 本人が言う通り美貌であることに間違いない。しかしそれ以上に自信が凄まじかった。 ナルシストと表現しても差し支えないほど自分が大好きなのだ。それゆえいつも鏡で自分の姿をみるのが習慣となっている。 「~♪」 すでに街を離れ、訪れる者がほどんといない草原にまでやってきている。しかし些末なこととばかりにユキの歩みは止まらない。 広大な平地なのだからどこへ歩いても問題ないはずなのだが……今回は違った。 ……ゴポッ 彼の進行方向に白濁した池のような場所があったのだ。草や土がクレーターのように抉れ、中を白濁した液体がなみなみと満たしている。 鏡に夢中になっているユキは、前を見れば避けられるだろうそこへ一直線に近づいていき―― 「うわっ!?」 ドボン! そのまま足をとられ、白濁の中へダイブしてしまった。 一瞬全身が見えなくなったものの、もがいて液面から顔を出す。 「なにこれっ、ヌルヌルして生暖かい!?」 立てる深さだったために溺れることはなかったが、粘性の高い液体がさながら固まりかけのゼリーのようにまとわりついてくる。 しばらく格闘して、なんとか岸に這い上がった。 「うわぁ、全身ドロドロ……ペッペッ、口にも入っちゃったよ……」 落ち着いて息をすると白濁のムワリとした匂いも鼻をついてくる。どこかで嗅いだことのある臭さに眉をひそめた。 「髪も服も洗わないとだね……」 ベッタリと付着した半固形の白濁を払いながら杖で様子を確認していたユキだったが、次第に動きが止まる。 「でも、白濁に濡れたボクも淫靡で魅力的だなぁ……♪」 そのまま頬を赤らめながら鏡を見つめ始めた。 ユキのナルシストは筋金入りだった。 ~~~ さて、白濁液を残した主はというと……少し前に草原を離れ、街の周囲を歩いていた。 「……なぁ、さっきの処理しなくて大丈夫なのか?」 「仕方ねぇだろ、見回り中にヤりたくなっちまったんだからよ」 少しだけ何かを心配そうにしているマコトと、まったく気にしていない様子の拓海。 巨体が歩くたび片方だけでもバランスボール大の爆乳や、顔よりデカい二の腕の筋肉がブルブルと揺れる。 ズボンの下でパンパンに押し込められている肉棒は固くないが、隠しきれない匂いを放っている。 ……要するにムラムラした拓海が草原で射精したのだ。 彼女からすれば「一発ヌいとくか」くらいのノリだったのだが、規模が桁違いである。洪水のような精液の奔流に草や土が削られ大量の白濁が溜まった結果、あの精液池が出来あがったのだった。 マコトも精液の匂いに興奮して一緒にふたなりザーメンを池に注ぎ込んでしまっていた。 「あんな場所に誰も行かねーし、見つけても避けるだろ」 自警団の予定があったため、それを放置して移動していたわけなのだが……。 まさか池にダイブする者がいるとは、露ほども思っていなかった。 「んしょ、と……」 身体を洗うべく、風呂に入ろうとするユキ。ベタベタになった服を脱いで、素肌を晒す。 「あぁ、裸になっても可愛いくて美しいボク……♪」 一点の曇りもない白磁の肌に、華奢な体躯、美少女と見紛うほどの顔立ち。ただ胸はないし、股関には男の証明とばかりに小さめのペニスがちゃんとついている。 それでも本人が語るように魅力で満ち溢れ、非の打ちどころのない彫刻のような肢体をしていた。……白濁に濡れている点を除けば、だが。 浴槽で汚れを流し、新しい服に着替える。これですっかり元通り、の筈なのだが―― 「……なんだか、お尻がジンジンするなぁ」 白濁を全身に浴びた影響か、わずかな違和感が残っている。 「今日はゆっくり寝よっと」 いずれ治るだろうと、あまり気にすることなく1日を終えた。 ~~~ 翌日。 ユキの身体にハッキリとした変化が現れていた。 「ちょっと服がキツくなってる?」 ユキの服は華奢な体躯を強調するつくりになっており、ピッタリになるよう採寸してある。つまり、自分のサイズが大きくなっていることを意味していた。 お腹がキツい……とかではなく、腕や脚、肩や胸まわりと全体がまんべんなく窮屈に感じられる。要するに身体全体が大きくなっているのだ。 「可愛いボクの質量が増える……なんて素晴らしいことなんだろう!」 鏡でキツくなった服をしばらく見つめるユキ。 どこまでも前向きな彼だったが、無視できないものもあった。 「ボクの身体が何かを求めてるんだけど……」 昨日から続く違和感はお尻だけでなく全身に広がり、疼いているのだ。 「ボクの美しい身体が訴えてるんだ、これは一大事だよ!」 街へ出て身体が求めているものを探しつつ歩き回る。 外との境界へ差し掛かったとき、独特な匂いが鼻をついた。 「これだ!」 わずかなものだったが身体が理解する。白濁した池で浴びたものと同じ匂いだった。 夢中で匂いのもとを追っていく。 草原に差しかかろうとしたそのとき、 ドスッ 「うわっ!?」 突如として現れた肉の壁にぶつかって尻もちをつくユキ。 視線を上に向けると―― 「……ん?」 拓海とマコトの2人が立っていた。

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