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先のレポートには記載しなかったが、被害者が増えるにしたがって特殊な例も一定数報告されているため、以下に記載する。 ・腋 一般的な行為とは呼び難いが、ふたなりサキュバスの中には男性器を腋に擦りつけて射精するケースも確認されている。 襲われた少年側は要求された行為に対して嫌悪感を示すことが多いが、サキュバスを相手に抗うことは困難であり「尻を犯されるよりはマシ」だと受け入れてしまう。 腋に抱える状態で射精をするため、精液は前へ飛び身体に掛かることはほとんどない。 ゆえに身体を汚されたという意識は低く、過小評価されがちである。 しかし先走りや精液が擦り付けられた腋の変質が、特異的かつ強力な影響を生み出すことになるのだ。 ふたなりサキュバスが去ったあとに残される少年、その男性器の臭いが染みついた腋。 洗うことで一時的に臭いは落ちるものの、すでに染みついた精液や恥垢が作用することになる。 まず初期症状としては、火照ったような感覚の持続や発汗が挙げられる。 ただ腋の匂いはそれほど強くないため、運動で汗をかいたタイミングなどに気づくものの、あまり深く考えることはない。 両腋から匂いがしていると自覚するのは、症状がかなり進行してからである。 異臭に気づいた少年たちは身体を洗って匂いを落とそうとするものの、自らの腋から出ているため、流してもすぐに匂いはじめてしまう。 また汗腺も変質するようで、常に腋は汗で滲むようになる。 普通の服を着ていると腋まわりがジットリと濡れ、周囲の人間も匂いに気づきはじめる。 恥ずかしさから隠そうとする動きもみられるが、防ぐ手段は皆無である。 また汗を誤魔化すために腋にタオルなどを挟んで過ごそうとする者もいるが、この際に腋から生じる快感を自覚することになる。 腋はあまり性感帯としてみられる部位ではないが、サキュバスの精液によって変質し、かつ自らの刺激によって進行してしまう。 つまり隠そうとすればするほど逆効果となるのだ。 少年たちは次第に匂いを気にする頻度は減ってゆき、むしろ自らの腋を嗅ぐことがクセになってゆく。 その間にも匂いは強まっていたという周囲の証言も踏まえると、匂いに慣れたというわけではなく、自らの匂いを嗅ぎ続けたことにより嗅覚の嗜好が変質したと考えられる。 このとき脳にも強く作用するようで、精神面も性に奔放なものへと変わっていく。 腋からは常に汗が滲むようになり、動かすとクチュクチュと水音が鳴りやすくなる。 また両腋への刺激による快感で絶頂も可能になる。 この頃になるとふたなりサキュバスのペニスをしごいた記憶と快感が結びつき、男性器を求めだす。 腕を上げるとムワリと湯気が立ってみえるほどに腋が蒸れ、周囲に匂いを撒き散らすようになる。また変質にともなって濃い腋毛が生える場合もあり、この場合は匂いがより強くなる。 服装も腋を露出できるものを好むようになり、合わせるように身体のメス化もみられる。 とくに上半身を中心に変質が進行し、華奢で中性的な、腋の状態が想像もつかないような容姿へと変わっていく。 その容姿を目当てに言い寄ってきた相手の目の前で腋を見せつけるのだ。 驚きや困惑に動きが止まった相手をさらに腋に抱え込むことで、匂いやフェロモンを大量に摂取させて発情させる。 刺激的かつ甘い、クセになる匂いだと言われており、強力な媚薬に近い作用がある。 教室などの閉鎖的な空間に長時間いるだけでも興奮や発情、匂いに対する感覚の変化が起きるため、レアケースながら注意が必要である。 性行為としては男性器を腋に挟み込み、しごくのを好む。このとき左右に1本ずつ、つまり2人以上を相手にすることもある。 使用者は「性器のようだった」と感想を述べており、その肉は柔らかく、そして熱くペニスを包み込んで射精を促すらしい。 また腋コキされたペニスにはその匂いが染みつき、自慰のたびに被害者の腋を思い起こすのだという。 被害者の腋で行為に及んだ男性たちの多くは「再び腋の匂いを嗅ぎたい」「嗅がないと射精ができない」などと訴えており、強い常習性があると考えられている。 二次性徴を終えていない少年においては、腋毛がもっさりと生える者や、逆に産毛もすべて抜け落ち者など極端な変化がみられる。 これは襲ったふたなりサキュバス、もしくは本人の性癖が原因ではないかと推測されている。 ・髪 一時期は頭部に精液が付着した場合に偶発的に生じる症状と推測されていたが、意図して髪に向けて射精を行う個体の存在が明らかとなった。 とくに長めの髪をした少年の場合、その髪にふたなりペニスを絡ませて扱く様子が捉えられ、性的な行為として捉える他ないと判断されたため記載する。 被害の中には眠ったまま行われた場合もあり、発覚しにくいケースであることは間違いない。 初期は今までに記してきたような肉体への変化は認められない。 しかし髪のみが艶を増しながら急速に伸びはじめ、放置しておくと数日で女性のような髪型になってしまう。 ただ少年たちは被害の自覚がなく、伸びた髪を切って普段通りに過ごそうとする者も多いため、発覚を遅らせる原因の一つとなっている。 時間が経つにつれてふたなり精液による変容は水面下で進行してゆき、徐々に本人の意識にも影響が現れる。 具体的には「自然と性的な言葉が次々と浮かぶ」「友人などとの性行為を想像するようになる」などであり、最初は困惑する様子も確認されているが、徐々に「それが当たり前」だと振舞うようになる。 この時点で外見は変わってないため、周囲が違和感を覚えにくい。 精神の変化とともに髪を切ることをやめ、ツインテールなどで女性的な髪型を強調し始める。 また同時に、金髪、ピンク、紫などに髪色が変わっていく。 思考や言動も淫らなものとなり、当たり前のように性的な単語や行為を繰り返すようになる。 髪や頭皮に付着したふたなり精液が徐々に浸透し、脳に直接作用した結果だと推測されているが、詳しい所は不明である。 完全に髪と精神がふたなり精液によって侵食されると、全身の変化も急速に進行する。 華奢でしなやかになり、髪が似合うような、スレンダーな女子と見紛う容姿へと変わっていく。 これも脳から分泌されるホルモンの変化によると推測されている。 心身のメス化が完了した被害者たちは、髪型に合わせた女装などを好んで行い、その姿を見せつけて興奮を誘うことが多い。 性的な視線で見られることに快感を覚えるらしく、コスプレ等の活動をはじめる、写真をネット上にあげる、配信しながら自慰を行うなどの行動を取る事例が報告されている。 周囲に対して、視覚的に与える影響が強いケースだといえる。 髪を使ったプレイを望む様子はあまりないが、性行為自体にはとても積極的である。 ・輪姦 極めて稀だが、最も重篤なケースである。 サキュバスは個々に活動をする者たちばかりなのだが、複数のふたなりサキュバスが集まって同じ少年を犯す場合があるのだ。 理由は不明であるが、「誰がどれだけイかせられたか」を競い合って延々と行為が続いた……という報告もある。 手法としてはふたなりサキュバスが被害少年を囲うように立ち、男性器を突きつける。そしてアナル、胸、口、腋、手……様々な場所で強引に奉仕させつつ、犯し尽くすのだ。 ふたなりサキュバスの精液は大量なうえに粘性が高く、被害者の少年の身体にべったりと張りつくように付着する。これを繰り返すため、半固形でゼリー状のふたなり精液で全身をほぼすべて覆われてしまう。 人間同士のプレイであれば危険を感じてしまう状態だが苦痛にはならず、すべて快感として伝わるらしい。サキュバスという存在だからこそ起きる現象だろう。 口やアナルには限界まで精液を注がれるため、身体の内も外も精液で満たされることとなる。 これらのふたなり精液は肌や口、直腸などから浸透してゆき、今までのケースとは比べものにならないほど多量に体内へと吸収されるため、肉体の変質も急激に進行していく。 まず全身が性感帯と化し、身じろぎ1つで感じるようになる。 直接精液を掛けられた肌からは甘い体臭が匂い立ち、余計な体毛が抜け落ちる。 乳房や臀部、そして男性器の肥大化も同時に起こり、ほぼ1日で女性的かつ巨根を有した肢体と変わっていく。 くわえて肌の褐色化や髪色の変化など顕著な変化を伴う場合もあり、ケースによって大きく差が確認されている。 ただ共通して、性的にとても魅力的な容姿だといえる。 全身が精を搾り取るために特化した肉体へと変わっていくのだ。 性感帯と変わった身体は凄まじい快感を生むようで、ひたすら絶頂しながら精神までも淫乱に塗り替えられていく。 そして外へ出向き、男娼のように周囲にいる男性たちを積極的に誘惑する。 また輪姦された影響か性癖が被虐的なものへと変わり、周囲から犯してくれることを期待するようになる。 性的な魅力やフェロモンの影響か、見ている側も「犯したい」という衝動に駆られるようになる。 中には正気を保ちながら学校に通おうとした少年もいたのだが、症状が進行したため学校内で限界に達し、制服のボタンを飛ばしながら乳房が肥大化、ズボンを破きながら巨尻と巨根が晒され、母乳や汗によって濃厚なフェロモンが教室中に充満。 そのまま発情したクラスメート達に望んで輪姦され、恍惚とした状態で発見された。 彼ら含めた被害者たちについては性行為への欲求が非常に強く、また周囲も魅了されきっているため隔離が困難である。よって現在も周囲の人間を含めた乱交が続いている。 男性器に囲まれながら恍惚と精液を搾り取るその姿は、さながら性の権化だったという。 ・追記 ふたなりサキュバスに関して調査し、その対策を打ち出すのが我々の目的なのだが……いささか困難な事態に直面している。 携わった者たちが次々とふたなりサキュバスの被害に遭っているのだ。 その多くが輪姦であり、被害者たちは調査が不可能な状態となりつつある。むしろ淫猥な姿となって「皆で犯してもらおう」とこちらを誘惑してくる始末だ。 被害者たちの元には定期的にふたなりサキュバスが通っているため、彼らの口から研究者についての情報が漏れたのだと考えられる。こうなっては止める手立てはない。 夜は必ずやってくる。そして人間は寝なければ生きていけない。私が犯されるのも時間の問題だろう。 恐ろしいことだが……しかし完全に嫌悪できる気もしない。 幸せそうに精を貪る少年たちを見ていると、羨ましく思える瞬間もあるのだ。 襲われたところで不幸だとは感じないのだろう。むしろ快楽に満ちた時間を送っていることは、被害者の姿からして間違いない。 今後も出来る限りの情報を残すつもりだが、ふたなりサキュバスがやって来たそのときは、すべてを受け入れようと思う。 (了)

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