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 突如として始まったお風呂場でのセックス。

 前戯の射精で性欲に火が点いてしまった邦彦は、アリスに乗せられるまま行為を続行する。


「それじゃあ次は、僕がアリスちゃんをイジるね」


 邦彦はそう言って、アリスの股間に手を伸ばす。

 ピッタリと閉じた綺麗な割れ目を指でなぞると、アリスは可憐な声で鳴いた。


「ああっ、んんっ、んあぁっ♡」

「アリスちゃん、どんどん感度が良くなっていくね。入り口を触っただけで感じるんだから」


 回を重ねるごとに目覚ましい発展を遂げるアリスは、スポンジのように何事もよく吸収し己の糧にしている。

 今もこうして股間に意識を集中させ、邦彦の愛撫を楽しんでいた。

 彼女のような好奇心旺盛でエッチ大好きな子相手なら、男のやる気も増すというものだ。

 邦彦はアリスの反応を見ながら、膣内に指を出し入れしていく。


「んんっ、ああっ、お兄様の指がおまんこ擦ってっ……んんっ、んあぁっ、気持ちいいですぅっ♡♡」

「アリスちゃんが気持ちよさそうで僕も嬉しいよ。それじゃあこれはどうかな」


 次に邦彦が取り出したのは、何の変哲もないシャワーだった。

 風呂場に必ずあるシャワーだが、セックスでは別の使い方もある。

 邦彦はシャワーを出力最大にすると、クリトリスめがけてお湯を押し当てた。


「んあぁっ、ふあぁっ、あぁんっ♡♡」

「どう、アリスちゃん気持ちいい?」

「うぐっ、うあぁっ、はいっ♡ シャワー気持ちいいですっ♡」


 初めてであろうシャワーの愛撫で、アリスは甲高い声音で喘いでいた。

 そんな大声を出したら家族にバレるのではないか。

 最低限の警戒心が働いた邦彦は、アリスの耳元で小声で囁く。


「アリスちゃん、アリスちゃん。あんまり大きな声を出すと父さんたちにバレるよ。声はなるべく小さくしてね」

「はっ、はいっ……んんっ、んむぅっ、んぐぅっ……♡♡」


 邦彦の忠言を聞いたアリスは、口元を手で抑えて喘ぎ声を隠そうとする。

 さりとて肉体に響く快感は抗えない。反射的に声を出してしまうのは仕方のないことだ。

 シャワー愛撫で感じながらも、必死に喘ぎ声を抑えようとする彼女はとても愛らしかった。

 エッチで可愛い少女に悪戯心が湧いてきた邦彦は、シャワーと手マンで性感帯を攻めて攻めて攻めまくる。


「うぅっ、あうっ、んんうぅっ……お兄様っ、わたしイッちゃいそうですぅっ♡♡」

「アリスちゃん、イクんだっ……!」


 手マンとシャワーの連携攻撃で、アリスを瞬く間に追い詰める。

 やられてばかりでは気が済まない。ここは兄としての威厳を見せつけるのだ。

 先程のお返しとばかりに、アリスを絶頂へと突き落とした。


「んあっ、ふあぁっ、イクっ、イキましゅうぅうぅっ♡♡」


 思考が吹っ飛ぶほどの快感が全身を駆け抜け、彼女はたまらず嬌声を上げる。

 シャワーでの絶頂は格別だったのか、アリスは邦彦にもたれかかり四肢を震わせていた。


「はぁ、んあぁっ、はふぅっ……♡ ごめんなさい、気持ちよすぎて声が出ちゃいました……」

「気持ちよかったなら仕方ないよ。それより、アリスちゃんがイッてくれて嬉しいよ」


 これで互いにイッたのでお相子だろう。

 アリスをイカせて少し落ち着いた邦彦は、ここが浴室であることを思い出す。

 風呂場は本来、エッチをする場所じゃない。元々自分はお風呂に入るために風呂場へ来たのだ。


「アリスちゃん、身体も冷えてきたしお風呂に入ろうか」

「はいっ!」


 身も心も温まるために、2人は湯船の中へと突入する。

 2人で入るといっても、伏木野家の浴槽はそこまで大きくない。

 必然的に彼らは密着した状態でお風呂に入ることになる。


「大丈夫? 狭くないかな」

「はい、大丈夫です。お湯だけじゃなくてお兄様の身体も温かいです」


 膝を曲げて湯に浸かる邦彦の股の間にアリスが座っている。

 少女の色白の肌が股間に当たり具合が悪い。これでは落ち着いて入浴できないではないか。

 湯船に浸かってすぐに、頭ではなく愚息に血が上る邦彦なのだった。


「お兄様……? おちんちんが大きくなってますよ?」

「ああっ、ごめん! アリスちゃんの身体に触れたらつい……」

「構いませんよ。お兄様もエッチな気分になってしまったんですね。どうです、お風呂の中でエッチしますか?」

「それは……」


 アリスの魅惑の提案に、流石の邦彦も躊躇する。

 湯船の外ならば後で洗い流せるが、中で行為に及べば両親にバレるのではないだろうか。

 万が一浴槽の中で射精してしまうと大変なことになる。後処理が面倒だし、お湯を張り替えるにもリスクがある。

 リスクを取るか快楽を取るか。究極の選択に悩む邦彦とは違い、アリスは瞳をキラキラと輝かせていた。


「お風呂の中でエッチしたらどうなるんでしょう。楽しそうですね、早速やってみましょう!」

「ちょっ、アリスちゃんっ……!」


 邦彦の心配などどこ吹く風。その気になったアリスは行為まで一直線。

 元気に勃起した逸物を手に取ると、その上に腰を下ろし膣内へと挿入する。


「んあっ、ああっ、おちんぽがっ……膣内にっ……♡♡」

「うおぉっ、おまんこ熱いっ……!」


 アリスの勢いに流されるままに始まったお風呂でのセックス。

 膣内に突入した瞬間、全身に刺激的な快感が伝播する。

 やはり交尾は何度やっても気持ちいいものだ。その凄まじい快感のせいで、風呂場でセックスすることへのリスクが一瞬で吹っ飛んでしまった。

 今はもう如何に情事を楽しむかしか頭にない。思考もチンポも彼女のマンコにどっぷりとハマってしまったのだ。


「アリスちゃんのおまんこ、いつもより熱いっ……! お風呂のお湯がおまんこの中に入ってるんだっ!」

「んあっ、はあぁっ、あぁんっ♡ お兄様のおちんぽも熱いですぅっ♡ はぁっ、ふあぁっ、おちんぽ硬くて大きいっ♡ おっ、おまんこがいっぱいに広がってましゅうぅっ♡♡」


 剛直を膣の奥深くまで咥え込み、アリスは歓喜の嬌声を上げる。

 背面座位で挿入しているので、ペニスが根本まで刺さっているのだ。

 男根で膣を串刺しにされたアリスは、邦彦に背中を預けて肉体を震わせている。

 身体を支配する快感で動けなくなっているようだ。ならばプレイを主導するのは邦彦の役目だ。

 邦彦はアリスの腰を掴み、ズンズンと腰を振り始める。


「あっ、やっ、んあっ、ふあぁっ、あぁんっ♡ おっ、おちんぽがおまんこの奥をドンドン叩いてますぅっ♡♡ あっ、うっ、んんっ、んあぁっ……おちんぽが激しくておまんこ驚いてましゅうぅっ♡♡」

「アリスちゃんのおまんこ気持ちいいよっ! おまんこがチンポに吸い付いてきて離れない!」


 体勢が不安定な湯船の中で、邦彦は懸命に腰を動かし腟内を攻めていく。

 思うように身体は動かせないものの、お湯の熱で肉体は燃えるように熱い。

 燃え滾る劣情が燃料となって身体を動かす。この時邦彦はアリスを犯す機械となっていたのだ。


「ああっ、ううっ、あひっ、ひあっ、ふあぁっ♡ お兄様っ、腟内が熱いですぅっ♡♡ おおっ、おまんこが火傷しちゃいそうですぅっ♡♡」

「大丈夫だよっ、一緒に気持ちよくなろう!」


 風呂場の熱気が情欲を加速させ、邦彦を性欲のモンスターへと変貌させていた。

 だが同時に身体から滝のように汗が出て、スタミナがみるみるうちに消耗していく諸刃の剣だった。

 いくらでも味わいたい快楽だが、長時間は続かないかもしれない。

 ならばこの一瞬を十全に楽しむべく、邦彦はペースを考えずに全力で腰を振っていた。


「あうっ、んんっ、ああっ、おちんぽ激しいっ、おまんこ壊れちゃいますぅっ♡♡ んいっ、ふあっ、良いっ、気持ちいいっ、奥をおちんぽで突かれて感じちゃいますぅっ♡♡」

「アリスちゃんが感じてくれて嬉しいよっ! このまま最後まで一気にいこうっ!」


 体力にそこまで余裕がないことを感じ取った邦彦は、フィニッシュに向けて畳み掛けるように膣奥を攻め立てる。

 邦彦の怒涛の攻めを受けるアリスは、可愛くも妖艶な声音で喘いでいた。

 彼女も限界が近いのだろう。ピストンする度に腟内がビクビクと感じているのがわかる。


「うあっ、んんっ、んあぁっ、ふあぁっ♡ んんっ、ああっ、お兄様ぁっ、イッちゃいそうですぅっ♡♡ んあっ、んんっ、んあぁんっ♡♡」

「くぅっ、僕もそろそろイキそうだっ、一緒にイこうっ!」


 お互いに絶頂が迫り、邦彦はラストスパートをかける。

 膣道を抉るように腰を突き上げ、彼女の性感帯を刺激する。

 邦彦の必死の攻めで、アリスの表情はドロドロに蕩けている。

 2人は身も心も快感で溶かしながらラストまで突き進む。

 そして積もりに積もった快楽が頂点に達した瞬間、邦彦はアリスの膣内で衝動を爆発させた。


「んあっ、ふあぁっ、イクぅっ、イキますぅっ、イクイクイッちゃううぅぅっ♡♡」

「うおぉっ、射精るっ……!!」


 爆発的な射精とともに、脳内で快感の火花が散っている。

 解き放たれた精子は少女の膣を埋め尽くし、彼女の精神をも支配していく。

 心身ともに白濁に染まったアリスは、今にも昇天してしまいそうなイキ顔を見せていた。


「あうっ、ううっ、んあぁっ、んはあぁっ……♡ お腹の中に精液がいっぱい出てましゅうぅっ♡♡ んあぁっ、気持ちいい……♡♡」

「うぅっ、アリスちゃんのおまんこキツイっ……! ザーメンが搾り取られるよっ!」


 年齢に似つかわしくない淫乱な肉壺は、ぎゅうぎゅうと男根を締め付け精液を貪っている。

 これがアリスの本性だ。エッチに目覚めた少女は中出し射精の快楽を堪能していた。


「うぅっ、うあぁっ、ひあぁっ……♡ お風呂エッチ、とっても気持ちよかったれすぅっ……♡♡」

「ふぅ……射精した射精した。……アリスちゃん、大丈夫?」


 邦彦に抱かれながら、アリスはぐったりと脱力している。

 セックスで体力を使い果たしたのだろうか。彼女の顔はりんごのように真っ赤になり、疲労が滲んだ荒い息を吐いていた。


「ごめんごめん、アリスちゃんに無理をさせすぎちゃったね。お風呂から上がろうか」

「はいぃ……」


 性欲に任せて楽しみすぎたようだ。邦彦はアリスを引き上げて風呂を出る。

 家族にアリスとエッチしたことを気づかれないように、後処理を念入りにすることを忘れずに。



 ×××



「あらあら、アリスったらのぼせちゃったようね」

「はい~……」


 入浴兼交尾を終えた邦彦たちは、何食わぬ顔で両親と合流する。

 大人たちは入浴前と後で子供たちの変化に気づいただろうか。

 表情では平静を装っていても、いつ両親にバレるかと内心ヒヤヒヤの邦彦なのだった。


「はっはっはっ。邦彦とアリスはすっかり仲良し兄妹だな。お前たちが仲良しで父さんたちも嬉しいぞ」


 父親の伸彦は、春先から家族になったばかりの義理の兄妹の入浴を心から喜んでいるようだった。

 この親には本当に危機感というものがないのだろうか。子供たちのことを信頼し過ぎではないだろうか。

 義理の妹に手を出している自分が言うのもなんだが、両親のことを本気で心配する邦彦だった。

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