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 心臓高鳴る初セックスを前に、2人は黙々と服を脱ぐ。

 これから童貞を捨てると思うと、興奮のあまり心臓が爆発してしまいそうだ。

 程なくして、2人は生まれたままの姿になる。

 その瞬間いつもの日常はどこかへ消え去り、情事のムードへと空気が変化していく。


「わぁ、お兄様のおちんちん大きくなってますっ♡」


 邦彦の勃起したペニスを見やり、アリスは無邪気に笑った。

 性欲とはまた違った、純粋な好奇心なのだろう。

 だからこそ、彼女に劣情を抱いている自分に罪悪感が募るのだ。


「この大きくなったおちんちんを、わたしのアソコに挿れればいいんですよね」

「そうだけど、アリスちゃんは初めてだしすぐには入らないよ。そのための準備をするから、そこに寝てもらえるかな」


 邦彦は童貞だ。女性経験はもちろん、異性と付き合ったこともない。

 だが男には、経験がなくとも戦わなければならない時がある。

 それに誰にだって初めては存在する。それが彼にとって今だったというだけの話だ。

 邦彦はエロ本やネットから得た知識を総動員して試練に挑む。

 まずは本番前の下準備として、アリスの股をほぐすのだ。


「アリスちゃんのアソコ、綺麗だね……」


 アリスの汚れなき膣口は、綺麗なピンク色でピッタリと閉じていた。

 性交はもちろんのこと、ほとんど触れたこともないのだろう。

 夢にまで見た初物の女陰は、蛍光灯に照らされてキラキラと輝いて見えた。


「ほら、ここに穴が開いてるだろう。ここにチンポを挿れるんだよ」

「こんな小さな穴に……。お兄様の大きなおちんちんが本当に入るんですか?」

「アリスちゃんはまだ子供だから、ちゃんとほぐさないと難しいかな。ちょっとイジるから、肩の力を抜いてゆったりしててね」


 唯でさえ処女の相手は大変なのに、それが小学生とあれば困難を極める。

 しかも邦彦も性行為は初めてだ。慎重に慎重を重ねても悪いなんてことはない。

 邦彦はまず、彼女の膣口を指でイジってほぐしてみることにした。


「どう、痛くないかな?」

「あうっ、んんっ、んあぁっ……痛くはないですけど、何か変な感じがしますっ!」


 手始めに割れ目を指でなぞり反応を見る。

 やはりこの程度では感じていないのか、アリスはくすぐったそうに喘いでいた。

 始めのうちは快感よりも手の感触に慣れることが大事だ。

 数往復指でなぞった後、少し指を割れ目に差し込んで入口部分をなじませることにした。


「あっ、んんっ、あぁっ、んんぅっ……♡ おっ、お兄様の指がお股をこすってぇっ……うあっ、はぁっ、声が出ちゃいますぅっ……♡」

「お股のここのことをなんて言うんだっけ。僕が持ってる本を読んだんだろう?」

「おっ、おおっ、おまんこですっ♡ おまんこをこすられるとお腹の奥がジンジンしますぅっ♡」


 勉強熱心なアリスは予習をしっかり済ませたようだ。

 彼女は飲み込みが早いだけでなく、肉体の感度も良好だ。

 少し性器をイジっただけで、次第に甘い声が漏れてきた。

 このままいけば、前戯は問題なく終わるかもしれない。

 事が順調に進んでいることに自信をつけた邦彦は、続いて膣口上部の突起を指で弾く。


「んあっ、あぁっ……お兄様、そこはぁっ……!?」

「ここはクリトリスといって、女の子が気持ちよくなるところなんだ。どう、気持ちいい?」

「あぁっ、んあっ、分かりません、けどっ……そこを触られると身体がビリって痺れますっ……!」


 アリスの反応は上々で、クリトリスをイジる度に可憐な声で鳴いてくれた。

 ピンクの突起はピンと勃起していて、幼いながらに欲情しているのが見て取れる。

 成長途中でも、肉体はちゃんと女の子というわけだ。

 邦彦はアリスの身体が着々と仕上がっていくのを、魔羅をイキり勃たせながら見守っていた。


「あっ、んっ、あうっ、あぁっ、んあぁっ♡ うぅっ、クリトリスをイジられてぇっ、身体がぽかぽか温かくなってきましたぁっ♡」

「アリスちゃんいい感じだね。おまんこがじんわりと濡れてきたよ」


 陰核を重点的に攻めていると、膣内から愛液が滲んできた。

 若い芽は確実に成長し、今正に花開こうとしている。

 彼女の反応から手応えを感じた邦彦は、いよいよ本番へと舵を切る。


「そろそろ良さそうかな。アリスちゃん、おまんこにチンポを挿れるよ」

「はぁ、んはぁ、ふあぁい……お兄様のおちんちんくだしゃぁい……♡」


 性器を丁寧に丁寧に愛撫した結果、膣口はほぐれ膣内は愛液で満たされた。

 これなら性交には問題ないだろう。

 それに恥部からほのかに香るメスの臭気で、愚息はパンパンに膨張している。これ以上性欲を我慢できそうになかった。

 邦彦は限界まで勃起した陰茎を手に取り、亀頭を膣口に密着させる。

 愛液を先端に塗りたくり、腰にぐっと力を入れる。

 女を知らない男根が、男を知らない肉壺へとゆっくりと埋没していく。


「んあっ、はぁっ、んはあぁっ!」

「ぐぅっ、キツイっ……!」


 腰に力を入れて膣内へと挿入しようとするものの、膣口は侵入者を拒むように固く閉じていた。

 やはり処女喪失は簡単にはいかないようだ。更に彼女は幼く膣内は窮屈で肉体への負担も大きい。

 あまり無理はできないが、かといって進まなければ何も始まらない。

 ひとまず先端部分だけ挿入して、彼女の反応を見ることにした。


「アリスちゃん、大丈夫?」

「んぐっ、んあぁっ……あっ、アソコが痛いですけど、まだ我慢できますっ……!」

「アリスちゃんは我慢強いんだね。でも無理そうならいつでも言ってね」


 アリスは思った以上に意志が強い子のようだ。

 正直、彼女のことを侮っていた。アリスの想いに報いるためにも、こちらも心して挑まねばならないだろう。

 邦彦はゆっくりと腰を突き出し、亀頭と膣内へと埋め込む。

 その途中、先端に壁のようなものがぶつかる。

 それは処女膜だ。アリスを大人の女性にするべく、彼は最後の一歩を踏み出した。


「んあっ、あぁあっ、んんっ、んあぁんっ……!?」


 ぶちぶちと何かが破れる感触とともに、アリスが一際甲高い声で叫ぶ。

 処女膜を貫通し、彼女は無事ロストバージンしたようだ。

 それと同時に邦彦も童貞を喪失し、一人前の男になれたという高揚感が胸中に沸き起こる。

 しかしこれでセックス終了ではない。むしろこれは始まりに過ぎないのだ。

 痛々しい声を漏らすアリスに、邦彦は労いの言葉をかける。


「アリスちゃんの処女膜を突き破ったよっ……我慢できて偉いっ……!」

「はぁ、んはぁっ……しょじょまく、ですか? それでこんなに痛いんですね……」


 破瓜の痛みに耐えながら、アリスは熱のこもった荒い息を吐いていた。

 やはりやせ我慢をしていても、辛いものは辛いのだ。

 自分は童貞喪失の感動でいっぱいだが、自己中になってはいけない。

 アリスは今も初体験の苦痛に耐えているのだ。そのことを考慮した上で動かなければならない。


「アリスちゃん、肩の力を抜いてリラックスしてね。痛みは直に引くと思うから」

「はいっ、頑張りますっ……!」


 アリスのことを気遣いながら、邦彦はゆっくりと慎重にピストン運動を開始する。

 男根の半分も膣内に挿入できていないのに、なんて凄まじい膣圧だ。

 少女の聖域を侵さんとする侵入者を排除しようと、陰茎を膣外へと押し出そうとしてくる。

 これで膣圧に根負けしては男の恥だ。邦彦はより一層魔羅に気合を入れて腟内を突き進む。


「あぐっ、んんっ、んあぁっ、ふあぁっ……! お腹の中に硬いのがゴリゴリ入ってきますぅっ……!」

「おぉっ、キツイっ……!」


 脳を揺るがす圧倒的な締め付けで、少年は身も心も快感の嵐の中にいた。

 それは普段やってるオナニーが児戯に思えるくらい、価値観を覆す衝撃的な気持ちよさだった。

 なんといっても愚息に伝わる刺激が手コキとは別物だ。逸物を削られるかのような膣肉の締まりで、腰がガクガクと震えてしまう。

 童貞を捨てたばかりの少年には厳しすぎる相手だが、もう後には引けない。

 邦彦は軟弱な下半身に活を入れ、ズンズンと小刻みに腰を振っていく。


「あっ、んあっ、んんっ、んあぁっ……!」

「アリスちゃん、おまんこはまだ痛い?」

「あうっ、ううっ、分かりませんっ……! おっ、おまんこが熱くてジンジンしますぅっ……!」


 度重なるピストンの摩擦で感覚が麻痺しているのだろうか。

 アリスの喘ぎ声からは、段々と痛みの色が消え始めていた。

 だからといって、彼女に気を使う必要がなくなったわけではない。

 アリスがセックスを好きになるかどうかの、ここが正念場だ。

 邦彦はゆっくりと丁寧に腰を振り、アリスの反応を見ながらピストンを続けた。


「あうっ、ひうっ、んんっ、はうぅっ……♡」

「アリスちゃんっ、アリスちゃんっ……!」


 女子小学生を相手に、必死になって腰を振っている高校生がそこにいた。

 誰が見ても犯罪でしかない光景だが、彼にとっては人生の一大事だ。

 童貞を捨てるという男最大のイベントを満喫している最中に、細かいことなど気にしていられない。

 邦彦はアリスとの刺激的なセックスを心から楽しんでいた。


「んあっ、あうっ、んぐっ、んあぁっ……♡ お兄様のおちんちんがズボズボ入ってぇっ……おまんこが変な感じしますぅっ……♡♡」

「アリスちゃん、おまんこ気持ちよくなってきたのかな?」

「あうっ、ひうぅっ……これが気持ちいいって感覚なんでしょうかっ……♡」


 オナニーもしたことない少女には、性的快感というものが理解できないかもしれない。

 しかし彼女の肉体は、着実に覚醒の兆しを見せていた。

 そこで邦彦は、腰を振りながらクリトリスをイジる。

 女性の一番の性感帯を刺激することで、アリスの中に眠るメスを目覚めさせるのだ。


「あぁっ、んんっ、ひあっ、あぁんっ♡ んあぁっ、そこ触ったらぁっ、身体がビクンってしちゃいますぅっ♡♡」

「アリスちゃん、それが気持ちいいってことだよっ!」

「んあっ、これがエッチの快感なんですねっ♡ はうっ、うぅっ、んはあぁっ……おまんこすごいですぅっ……♡♡」


 破瓜の痛みが引いたせいか、アリスにもセックスを楽しむ余裕が生まれてきたようだ。

 彼女の喘ぎ声には色気が帯びはじめ、初めてとは思えないほど腰をくねらせヨガっている。

 エッチを始めてたった十数分でセックスの快楽に目覚めるとは、なんて才能豊かな少女なんだ。

 アリスがエッチを楽しんでくれて何よりだ。これで心置きなくピストンに集中できる。

 邦彦とアリスは、声を弾ませ互いの性器を擦り合わせる。その姿は初体験の子供などではなく立派なオスとメスであった。


「くぅっ……アリスちゃん、僕もう出そうだっ!」

「出そうって、何がですかっ?」

「精液……赤ちゃんの素だっ!」

「赤ちゃんの素……わたし見てみたいですっ!」


 なんの邪な感情もなく、ただ純粋な好奇心なのだろう。アリスは無邪気にそう言った。

 彼女が見たいのなら仕方ない。邦彦は責任をアリスに押し付け、己は衝動の赴くままに欲望を解放する。


「アリスちゃんっ、射精るっ……!!」

「ああっ、んあぁっ、はあぁんっ♡♡」


 少年少女の叫声とともに、膣内にザーメンがドクドクと流れ込む。

 初めての中出し射精に、アリスは恍惚とした表情で放心していた。


「あうっ、んんっ、んあぁっ……お腹の中に何かが流れ込んできますぅっ……♡ ふあぁっ、これが精液なんですね……♡」

「すごいっ、搾り取られるっ……!」


 イッた直後の男根に、ロリマンコの締め付けのなんと強烈なことか。

 邦彦はだらしのない笑みを浮かべながら、射精の余韻に酔いしれる。

 今まで味わった快感の中でも間違いなく一番だ。こんなにも心地よい快楽がこの世にあるとは。

 アリスとのセックスは、色んな意味で彼の人生に大きな影響を与えたことだろう。


「アリスちゃん、僕とのエッチはどうだった?」

「はぁ、んはぁ……うまく言葉にできませんけど、すごかったです!」


 汗で髪を額に張り付かせたアリスは、一点の曇もない朗らかな笑みを見せていた。

 彼女が初体験でセックスのことを嫌いにならないでよかった。

 怒涛の如き初体験を終えて、清々しい気分に浸る邦彦なのだった。

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