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「あうっ、んんっ、ひあっ、んあぁっ……♡♡」


 ある日のマスタールームにて、女性の淫靡な喘ぎ声が響いていた。

 この部屋で女性の嬌声が聞こえること自体は珍しくはないが、そこには面白い光景が広がっていた。


「あぐっ、んあっ、うぅっ、くぅっ……お尻の穴を舐めるなんて変態よっ!」

「んちゅっ、れろっ、んちゅうっ……そんなこと言って、気持ちよさそうな声を出してますよ♡」


 マスターのベッドの上で、四つん這いになったジャンヌオルタの尻穴をジャンヌが舐めていた。

 なぜそんな面妖なことが起こっているのか。それはつい十数分前に遡る。


「えぇ、アンタお尻でエッチしたことあるの?」

「はい、ありますよ。アナルセックスはおまんことまた違った快感でおすすめです♡」

「本当に? お尻でするなんて、ちょっと抵抗あるわ……」

「ふふ、オルタは可愛いですね。アナルセックスはとても気持ちいいのに。私はマスターと何度もアナルセックスをしたことがありますよ♡」

「なんですって……アンタにできるなら、もちろん私にだってできるわよ!」


 そのような会話があり、ジャンヌに張り合う形でオルタもアナルセックスに挑戦することに。

 そして現在。立香の目の前で、ジャンヌがオルタのアナルを愛撫しているのであった。


「ジャンヌ、オルタのアナルの調子はどう?」

「ちゅう、んちゅっ、れろっ♡ 感度が良くていい調子ですよ? これならすぐにでも本番ができそうです♡」


 ジャンヌがそう言うのなら、オルタにはアナルの才能があるのだろう。

 流石は同じ肉体を持つ姉妹だ。相手の状態が手に取るように分かるのだ。

 ジャンヌの愛撫によって、オルタはアナルの快楽に少しずつ目覚めていく。


「あうっ、んぐっ、んあぁっ、ふあぁっ♡ そんなっ、お尻に舌まで挿れてっ……んあっ、うぐっ、ダメぇっ♡♡」

「んちゅっ、ちゅじゅっ、つつぅっ……オルタ、いい声で鳴いてますね♡ お尻をイジられて気持ちよくなってきたんですね♡♡」

「ちがっ、これはそんなんじゃっ……!?」

「うふふっ、そんなこと言っても身体は正直ですよ……んぷっ、ぬぷっ、ちゅちゅうっ♡♡」


 ジャンヌの愛撫の前では、精一杯の抵抗など意味がないようだ。

 巧みな舌使いで尻穴をほじられたオルタは、可憐な声で鳴きながら瑞々しいお尻を震わせていた。


「んちゅっ、れろっ、ちゅぱぁっ♡ んんっ、ちゅちゅう、んぷっ、ちゅぷうっ♡♡」

「ひあっ、んくっ、あうっ、はうぅっ♡ うあぁっ、ダメぇっ、来ちゃうっ♡ んあっ、イクっ、イッちゃううぅぅっ♡♡」


 ジャンヌが念入りに愛撫したおかげで、オルタはアナルで初イキできたようだ。

 彼女は四肢を震わせ、頬を紅潮させて荒い息を吐いていた。


「はぁ、んはぁ、はふぅ……♡」

「ふふ、アナルでイケたようですね♡ 肛門もほぐれましたし、これならマスターのおちんぽを受け入れられそうです♡」

「よし、それじゃあ挿れるぞ」


 オルタの痴態を見ていたことで、愚息はギンギンに勃起している。

 立香はベッドに上がりオルタの背後に着く。そして硬く屹立した剛直を、オルタの尻穴にゆっくりと埋没させた。


「んあっ、ふあっ、ひあぁあぁっ!!」

「くぅっ、キツいっ……!」


 オルタの腸内は予想以上に窮屈だった。

 いくら事前にジャンヌが前戯を済ませたとはいえ、初物アナルは簡単に屈してはくれない。

 だが立香だって歴戦の勇士だ。挿入を拒むアナルに対し、負けじと腰に力を入れて奥へ奥へと突き進む。


「あがっ、んあっ、ひあぁっ、ダメぇっ! ムリムリムリぃっ、無理だからぁっ! マスターのデカチンポなんかお尻に入らないぃっ!?」

「大丈夫ですよ、オルタ。マスターに全てを委ねて身体の力を抜いてください。そうすればマスターのおちんぽを受け入れられますから♡」


 舌は難なく挿入できても、巨根となるとわけが違う。

 アナルの苦痛でオルタは苦悶の表情を浮かべているが、ここで引き下がる立香ではない。

 降りかかる苦難を乗り越えてこそ最高の快楽を味わうことができるのだ。

 立香は彼女の根気を信じてアナルの奥へと男根を挿入した。


「おおっ、キツいっ……!」

「んぐっ、ううっ、んあぁっ、んはあぁっ! おおっ、お尻にチンポが入ってくぅっ! ダメぇっ、お尻が裂けちゃうぅっ!?」

「サーヴァントは頑丈ですから、これくらいでは裂けませんよ。ほら、お腹の中におちんぽが入ってくる感触を楽しみましょう♪」


 ジャンヌに見守られながらオルタの苦痛は続く。

 まだペニスは半分も入っていない。アナルセックスはまだスタートにすら立っていないのだ。

 立香はためらうことなく奥へ奥へと突き進む。

 そしてたっぷりと時間をかけて根本まで腸内に挿入することに成功する。


「ふぅ……全部入ったよ。ちゃんと前戯をした甲斐があったね」

「あうっ、んんっ、んあぁっ……! おっ、お腹が苦しいっ……鉄の棒でお尻を抉られているみたいだわっ……!」


 初体験なだけあって、オルタのアナルの締まりは強烈だった。

 スキを見せれば愚息を食い千切られてしまうかもしれない。

 立香は下半身に力を入れてピストン運動を開始する。


「オルタ、動くよっ……!」

「まだ苦しいからダメっ……んぐっ、うあっ、んあぁっ、んはあぁんっ!」


 オルタの悲鳴も気にせずに、立香はアナルをズンズンと突いていく。

 なんて刺激的な穴なんだ。一突きするたびに極上の快感が全身に伝播する。

 オルタの尻穴を乱暴に犯している。その背徳感と征服感も相まって、彼女のことを余計にイジメたくなっているのかもしれない。


「すごいっ、オルタのアナルすごく気持ちいいぞっ……!」

「あうっ、ひぐっ、んんっ、ひやあぁっ! かっ、勝手に私のお尻で気持ちよくならないでよ! 私はまだ苦しいままなんですけど!」


 オルタは嫌がっているように見えて、本心から拒絶しているわけではない。

 おそらく性欲に肉体が追いついていないのだろう。

 しかし苦しいのも今のうちだけだ。立香には分かっていた。彼女には尻穴の才能があることを。


「んぐっ、ふぅっ、んんっ、んひゃあぁっ♡ おっ、おおっ、お尻が熱いのぉっ♡♡ んあっ、ダメっ、んあぁっ、らめぇえぇっ♡♡」

「ふふ、お尻で気持ちよくなってきたんですね♡ マスターにお尻を突かれて感じているオルタも可愛いですね♡」


 アナルセックスを始めて数分。オルタの喘ぎ声に色気が漂い出した。

 尻穴の快感に目覚めたオルタは、気持ちよさそうに腰をくねらせヨガっている。

 彼女の色香に刺激を受けた立香は、更に激しくアナルを突いて突いて突きまくった。


「うぐっ、ひぐっ、んんっ、んあぁっ、あぁんっ♡ 良いっ、気持ちいいっ、お尻エッチ気持ちいいのぉっ♡ うあっ、ふあぁっ、おちんぽでお尻の穴を突かれて感じちゃってるのぉっ♡♡」


 最初はためらいを見せていたオルタだが、目覚めてからは順応が早かった。

 サーヴァントと言えど性の快楽からは逃れられない。

 そこにいるのは歴戦の英霊などではなく、尻穴で淫らに乱れるひとりのメスに他ならなかった。


「あぐっ、んんっ、んあっ、んあぁんっ♡ おっ、んおっ、おちんぽっ、おちんぽおちんぽぉっ♡♡ おちんぽしゅごいっ、アナルらめなのぉっ♡♡」

「オルタったら、そんなに乱れてしまって……♡ オルタを見ていたら、なんだか私まで興奮してきちゃいました♡♡」


 溢れる肉欲を抑えられなくなったジャンヌは、おもむろに服を脱ぎ始める。

 そして露出した下半身を見やり、オルタは驚愕する。


「なっ……なんでアンタにチンポが生えてるのよ!?」


 そうなのだ。ジャンヌの股間には、見事なまでの勃起チンポが生えていたのだ。


「とあるツテで男根を生やせる薬を手に入れまして……。せっかくなので使ってみました♡」

「せっかくなのでって……。一体ソレでナニをするつもりなのよ」

「おちんぽでヤることと言えば、ひとつだけですよね♡」


 ジャンヌは意味深な笑みを浮かべながらそう言うと、オルタの無防備な口内にイキり勃つ逸物を一気に突っ込んだ。


「んぐっ、んぶっ、んじゅっ、んぶううぅぅっ!?」

「ふあっ、んあぁっ、すごいっ♡ オルタのお口温かいですっ♡♡」


 アナルセックスの真っ只中に突然始まったフェラチオに、オルタは面食らうしかない。

 しかも相手は自分のオリジナルであるジャンヌだ。精神的に複雑であろう。

 対するジャンヌは、普段妹のような扱いをしているオルタを犯すことに抵抗はないようだ。

 初めてのふたなりペニスに興奮しているのか、劣情がダダ漏れになっていた。


「はぁ~、マスターがあんまりにも気持ちよさそうにエッチするので、一度でいいからおちんぽしてみたかったんです♡ これは予想以上に気持ちよくて、ハマってしまいそうです♡♡」


 ジャンヌはふたなりペニスをお気に召したようだ。

 オルタの頭を掴み、嬉々として腰を振っている。

 もはやオルタのことは丁度いい肉便器だとでも思ってるのかもしれない。

 彼女は欲求の赴くまま乱暴に剛直を打ち付けていた。


「んんっ、んぐっ、んじゅうぅっ、じゅぶぶうぅっ♡ ぐぷっ、じゅずっ、んぐじゅっ、んぐうぅっ♡♡」

「ああっ、良いっ、気持いいですぅっ♡ オルタの口マンコ最高れすぅっ♡♡ んあっ、はあぁっ、んはあぁっ♡ 気持ち良すぎて腰が止まりませんっ♡♡」

「うおっ、アナルの締まりが更にキツくなったっ……!」


 口内にペニスを突っ込まれたことで、アナルにも緊張が走ったようだ。

 立香は愚息をギリギリと絞られ嬉しい悲鳴をあげる。

 これだからアナルセックスはやめられない。女性器とはまた違った快感に、立香も腰を振るのを止められなかった。


「おごっ、んぼっ、んぶっ、ぐぶうぅっ♡ じゅずっ、ずずずっ、んぐぶっ、じゅぶうぅっ♡♡」

「あっ、んあっ、そこっ、良いっ、喉マンコ感じちゃいますぅっ♡ んおぉっ、喉奥で亀頭をゴシゴシ擦るのすごいれすぅっ♡♡」


 よほどオルタの口内が気持ちいいのか、ジャンヌは必死になって腰を振っていた。

 これのどこが聖女なのかと疑いなるほどの痴態に、ふたなりペニスの魔力が察せられる。

 ふたなりはオスとメスの欲望が融合したようなものなので、性欲も強化されるのは当然だろう。

 野蛮な性の獣と化したジャンヌは、性欲を発散させるために修羅となったのだ。


「んんっ、んぐっ、んじゅっ、じゅぐぶっ、んんんぅっ♡ おぼっ、んぶぼっ、ぐぶっ、じゅずうぅっ♡♡」

「んあっ、ふあっ、んんっ、んはあぁんっ♡ オルタも私のチンポが気に入ったようですねっ♡♡ そんなに美味しそうにおちんぽをしゃぶっているんですからっ♡♡」


 もちろん、オルタは自分から率先してジャンヌのふたなりチンポをしゃぶっているわけではない。

 これはジャンヌが無理やりイラマチオをさせている結果なのだが、彼女にはそんなこと関係ないのかもしれない。

 時に強すぎる性欲はヒトを狂わせる。それはサーヴァントであっても例外ではない。

 チンポに魅入られたジャンヌは、狂ったようにオルタの口マンコを貪っていた。


「んんっ、んじゅっ、じゅぶぶっ、ぐちゅうぅっ♡ ちゅぶっ、んじゅうぅっ、ちゅじゅっ、んぐぐうぅっ♡♡」

「んあっ、あぁあっ、ダメですっ♡ オルタの口マンコが気持ち良すぎて、もうイッちゃいそうですぅっ♡♡」

「くぅっ、俺もそろそろイキそうだっ! 一緒にイこうっ!」


 オルタの極上の肉穴を堪能した2人は、順調に射精が迫っていた。

 立香とジャンヌは、射精に向けてラストスパートをかけた。


「んじゅっ、じゅぶっ、んぐぶっ、んごおぉっ♡ ごぼっ、んぶぼっ、じゅずっ、ずずずっ、んぼおぉっ♡♡」

「ああっ、ダメっ、イクっ、おちんぽイッちゃうぅっ♡ オルタっ、口内に出しますから全部受け止めてくださいねっ♡♡」


 滾る劣情を精子に変えて、立香とジャンヌはフィニッシュへと突き進む。

 ここまで来たらあとは一瞬だ。2人は股間に意識を集中させ、燃え上がる情熱をオルタの体内へと解き放った。


「うおぉっ、射精るっ……!!」

「ひあっ、んあぁっ、イクっ、イクイクイックううぅぅっ♡♡」

「んじゅっ、じゅぶっ、んぐっ、ぐぶううぅぅっ♡♡」


 オルタの腸内に、そして口内へと同時に精液が迸る。

 二人分のザーメンを一度に受け止め、オルタは目を見開いてイッていた。


「んんっ、んじゅっ、じゅぶっ、んぐぼおぉっ……♡♡」

「良いっ、気持ちいいっ、おちんぽ射精最高れすぅっ♡ おおっ、おちんぽってこんなに素晴らしいものだったんですねぇっ♡♡」


 ジャンヌは初めての射精の快感に感動しているようだった。口の端からよだれを垂らしただらしのない表情で射精の余韻に浸っていた。


「んあぁっ、はふぅっ……いっぱい射精しちゃいました♡」

「んげっ、んべっ、おええぇっ……♡♡」


 強引なイラマチオから解放されたオルタの顔はひどい有様だった。

 唾液や精液で口の周りがベチョベチョに汚れ、せっかくの美貌が台無しだ。

 しかしその下品な表情が余計に劣情を掻き立ててくるのも事実だった。


「おえっ、んへぇっ……アンタ、私の口を勝手に犯すなんてどういうことよっ!」

「ごめんなさい。アナルセックスをしているオルタがエッチだったものでつい……♡」


 一応謝っているが、ジャンヌは悪いことをしたとは微塵も思っていないようだ。

 むしろ開き直っているのか、ペニスはギンギンに漲ったままだった。


「マスターも無事にイケたようですね。それじゃあ次は、私がオルタのアナルを頂きますねっ♡♡」

「えっ……?」


 どうやら、ジャンヌの性欲はまだ治まっていないようだ。

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