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「まずは私の手で扱いてあげるね」


 そう言って、智香はいやらしい手つきで男根を手コキしはじめる。

 それを唯の手コキと侮るなかれ。数々のセックスで経験を積んできた彼女のテクニックは、もはや高校生の域を遥かに超越していた。

 手首のスナップを利かせて、淀みなくリズムカルに竿を擦るのだ。彼女の魅惑の手コキによって、愚息は硬く大きくそそり勃つ。


「すごい、我慢汁がもう溢れてきたね。どうする、このまま射精しちゃう?」

「うぅっ……丙さんにフェラチオしてほしい」

「分かった、フェラチオだね。それじゃあいただきまーすっ……あむっ$$」


 カウパー液を垂らしている勃起ペニスを、智香は興奮した様子で咥え込む。

 彼女にとって肉棒は唯一無二の大好物だ。智香は顔を前後に激しく動かし、派手な水音を立てながら肉棒をしゃぶっていく。

 智香の圧倒的なまでの口淫を受けて、愚息は嬉しい悲鳴を上げていた。


「じゅずっ、じゅぶぶっ、んぐちゅっ、じゅぶうぅっ! 遠野くん、私のフェラチオはどう?」

「すごく気持ちいいよっ……!」

「そう、なら良かった。頑張っておちんぽ奉仕するからね。じゅぷっ、ぬぷっ、じゅずずっ、んぐちゅうぅっ!!」


 涼士郎が感じていることを良いことに、智香は意気揚々と肉棒を啜る。

 まるで肉に食いつく飢えた肉食獣のように男根をしゃぶっているのだ。

 荒々しくも丁寧な口淫で、愚息は快感の荒波へと飲み込まれる。

 一度彼女のフェラに巻き込まれたら、何人たりとも抜け出すことはできない。

 貪欲な淫乱娘の智香は、涼士郎の精液を一滴残らず搾り取るつもりだろう。

 智香は口を窄めたひょっとこ顔で強烈なバキュームフェラで陰茎を攻め立てる。

 彼女の超絶フェラで扱かれて、ついつい情けない声が出てしまう。


「じゅるっ、んぐぐっ、ぐっぽ、ぬぽっ、じゅずずっ、ずずずうぅっ、んじゅじゅうぅっ!!」

「うぅっ、あぁっ、気持ちいいっ! 丙さんの口の中熱々のトロトロで、チンポが溶けてしまいそうだっ……!!」

「ずぶっ、ずっちゅ、んじゅぷっ、んぐぅっ! ふふ、今からもっと気持ちよくなるから期待しててね。んぐっ……じゅぶぐっ、ぐじゅずうずうぅっ!!」


 智香は喉奥まで剛直を咥えると、更に勢いを増して竿全体を苛烈に刺激する。

 彼女お得意のイラマチオだ。素人がやれば窒息してしまいかねない危険なプレイだが、智香の熟練度ならば問題なく実行することができる。

 彼女は喉奥で亀頭を固定すると、ゴリゴリと抉るように擦りつけてくる。智香の喉マンコは絶品だ。女性器にも勝るとも劣らない極上の肉穴の奉仕のおかげで、愚息の射精欲求が沸々と湧き上がってきた。


「じゅずずっ、ぐぶぶっ、ぬぶっ、んぐぅっ、じゅぶぶっ、ぬぷっ、ぐぽぉっ!!」

「くぅっ……丙さんっ、そろそろイキそうだっ……!」

「じゅぶるっ、ぬぐっ、ぬっぷ、じゅぶぼぉっ……良いよ、遠野くんのおちんぽミルクちょうらいっ……!」


 涼士郎の射精を察知して、智香の扱きも激しくなっていく。

 搾精マシーンと化した彼女の口マンコに導かれ、ザーメンが凄まじい勢いで尿道を駆け上がる。

 智香の望み通り、口内を白濁でマーキングしてやろう。涼士郎は彼女の頭を掴んで陰茎を喉奥に突き立てると、胃袋めがけて大量の精を解き放った。


「おぉっ、射精るっ……!!」

「んぐっ、んぶっ、じゅぶぅっ、んぼおおぉっ!!」


 口内に流れ込んできた白濁の津波を、智香は恍惚とした表情で嚥下していく。

 フェラチオの末の精液は彼女にとって最高のご褒美だ。

 智香は下品な水音を立てながらザーメンを美味しそうに吸引している。

 掃除機のようなバキュームの快感に、涼士郎は腰をガクガクと震わせて浸っていた。


「うおっ、すごいっ……チンポが引っこ抜けそうだっ……!」

「じゅろろっ、んぶぶっ、ずずずぅうぅっ……ぷはぁっ! 遠野くんのおちんぽ汁は相変わらず美味しいね。夏休みの間あまり会わなかったから、精子が濃厚かな」


 いつの間にか涼士郎の精子ソムリエになっている智香は、口内で白濁液を転がし味わっていた。

 精子の味や臭いをたっぷりと堪能した後、彼女は喉を鳴らして胃袋に収める。

 ザーメン臭くなった息を吐きながら、精飲の余韻に浸っていた。


「んはぁ、はふぅ……こんなにいっぱい射精してもまだまだ硬いね。それじゃあ次は本番に行こううよ」


 彼女は木に背中を預けたまま股間を露出させる。

 肉壷からは愛液がダラダラと垂れ落ち、準備が万端整っていた。


「口内射精された時に少しイッちゃって。すぐに挿れちゃっていいよ」

「分かった」


 涼士郎は智香の片足を持ち上げ、立位の体勢で本番セックスを始める。

 限界まで漲っている逸物は抵抗なく膣内に埋まり、挿れた瞬間得も言われぬ快感が全身に伝播した。


「うおっ、相変わらずすごい締め付けだっ……!」

「んあぁっ、ふあっ、んはあぁっ! 遠野くんのおちんぽ入ってきたあぁっ……!!」


 待ちに待った最高の快楽の瞬間。

 二人は性器に伝わる感触の虜となった。

 セックスは麻薬に等しい禁断の快楽である。

 脳内に溢れる快楽物質で正常な判断ができなくなり、ペニスが第二の脳に置き換わるのだ。

 精神を支配する性欲に背中を押された涼士郎は、本能の赴くままに腰を振る。

 先程は智香に攻められたが、今度はこちらが攻める番だ。涼士郎の激しいピストンが、智香の肉壷に襲いかかる。


「あぐっ、んんっ、んあぁっ、あはあぁんっ! 遠野くんのおちんぽぉっ、力強くて気持ちいいよっ! ズンズンっておまんこの一番奥まで響いてるのぉっ……!!」

「くぅっ……丙さんのおまんこ、気持ちよすぎて腰が止まらないっ……!」


 若者同士の性欲に任せた濃密なセックスがその場に繰り広げられていた。

 肌を撫でる涼しい夜風程度では、情事の熱を冷ますことはできない。

 二人の燃え上がるエロスの炎は、今正に爆発の時を迎えようとしていた。


「あぁあっ、んんっ、んあぁっ、遠野くんっ……花火がそろそろ始まっちゃうよっ!」

「構わないっ……エッチしながら見ようよっ!」


 パコパコしながら花火を見るというのも風情があるではないか。

 涼士郎は勢いよく腰を突き上げ膣奥を抉る。亀頭が子宮口にクリーンヒットし、智香の肉体がビクンと跳ねる。

 彼女が感じたのを涼士郎は見逃さない。ここぞとばかりに追撃のピストンを繰り出し、彼女の性感帯を徹底的に攻め立てる。


「あっ、んあぁっ、ふあぁっ、んはあぁんっ! そこっ、一番奥ぅっ、良いっ、気持ちいいっ、おちんぽ感じちゃうぅっ……! もっとぉっ、もっと激しく突いてぇっ!!」

「ここかっ、ここがいいのかっ……!」


 涼士郎は渾身の力を込めて子宮口を突いて突いて突きまくる。

 智香が半端なセックスで満足するはずがない。だから全身全霊をかけて相手しなければならないのだ。

 極度の摩擦熱でペニスが火傷してしまってもかまわない。それくらいの覚悟で彼は腰を振っていた。

 彼の熱意は陰茎を通じて肉壷へダイレクトに伝わる。燃え盛る劣情の炎は更に激しくなっていく。


「んあっ、あはっ、んんっ、すごいっ、おちんぽすごいのぉっ! おおっ、おまんこ感じちゃうぅっ!!」

「熱いっ、丙さんのおまんこ熱すぎて脳が焼ききれそうだっ……!!」


 二人は発情期の獣の如く、我を忘れて性器を擦りつけあう。

 もはや何のためにここへ来たのか分からなくなっていた二人の耳に、突如としてドンっという大きな音が響いた。


「んんっ、んあぁっ……!?」

「これはっ……」


 それは紛れもなく花火だ。

 鼓膜に突き刺さる大音量と夜空を照らす煌々とした明かりに、流石の二人も行為を一旦止めて花火の方を見る。

 まさか交尾中に花火を見ることになるとは思わなかった。

 予想以上の花火の迫力に圧倒される涼士郎の隣で、智香が小声で呟いた。


「綺麗……」


 セックスに夢中になっている最中の、彼女の一瞬の素の表情。

 花火に見惚れる智香を見て、涼士郎は何を思ったのか。

 情事中なのに花火に意識をそらした彼女に嫉妬したのか。

 それとも不意に見せた彼女の表情が綺麗だと思ったのか。

 自分の感情を意識する前に彼はピストン運動を再開していた。


「あぁあっ、んあぁっ……遠野くんっ、そんないきなりっ……!?」


 不意を突かれた智香は珍しく動揺を見せる。

 食うか食われるかのセックスにおいて、スキを見せたら形勢が一気に決まる。

 涼士郎は残る体力を振り絞って畳み掛けるように子宮口を突きまくる。

 膣内で火花が散りそうな高速ピストンを受け止めて、智香は甲高い声で喘いでいた。


「あぁあっ、んんっ、んあぁっ、ダメえぇっ$ んひゃあっ、遠野くん激しすぎぃっ……!!」

「丙さんっ、丙さんっ……!」


 周囲は花火の音でうるさいのに、涼士郎の耳には智香の喘ぎ声がいつまでも残った。

 なぜだろう。いつも聞き慣れた喘ぎ声が、今日は特別心に響く。

 やはり夏祭りという特殊な状況が気分を高揚させているからだろうか。

 涼士郎は汗だくになりながら一心不乱に腰を振る。怒涛の如き連撃によって、智香の限界が徐々に近づいてきた。


「んあっ、んはぁっ、ひあぁっ、んあぁんっ! らめぇっ、遠野くんのおちんぽすごすぎておまんこイッちゃうのぉっ!」

「おぉっ、俺もイキそうだっ! 一緒にイこうっ……!!」


 涼士郎と智香は心をひとつにして絶頂へと駆け上がる。

 チンポとマンコに己の意志を込めて、互いの性器にぶつけるのだ。

 涼士郎は最後の一突きで亀頭を子宮口に密着させ、膣内に濃厚なザーメンをぶちまけた。


「んあぁっ、イクっ、イクイクイッちゃううぅぅっ$ 極太チンポでおまんこズボズボされてイックううぅぅっ……!!」

「うおぉっ、射精るっ……!!」


 アクメの余波で締まりが良くなった膣内に、凄まじい量のザーメンが流れ込む。

 勢いよく飛び出した精子は瞬く間に蜜壺を制圧し、膣内に白濁の海を作っていた。

 圧倒的なまでの子種の奔流を膣内全体に浴びて、智香は幸せそうに全身をガクガクと痙攣させていた。


「あうっ、んんっ、んおぉっ、んはあぁ……! 中出しザーメン最高ぉっ……気持ちよすぎて頭おかしくなっちゃうよぉっ……!」

「うおぉっ、すごいっ……なんて締まりだっ! チンポが絞られるっ……!」


 性に貪欲な肉壷は、肉棒をぎゅうぎゅうに締め付け精液を搾り取ってくる。

 涼士郎は愚息に伝わる心地よい感触に酔いしれる。これが一生懸命腰を振ったご褒美なのだ。

 行為中はもちろん気持ちいいが、射精後もこうして至福の余韻を味わうことができる。

 やはりセックスは最高の快楽だ。涼士郎は荒い息を吐いて事後の余韻に浸っていた。


「はぁ、んはぁっ……丙さん、とっても気持ちよかったよ」

「あぁっ、んあぁっ……遠野くんとのエッチ最高ぉっ……」


 花火の残響を噛み締めながら、二人は濃厚な情事で火照った肉体を夜気で冷ましていた。

 セックスは終わったというのに、汗が次から次へと出てくるのだ。

 それだけ濃密な交わりだったという証明だろう。


「花火、終わっちゃったね……」

「あぁ、結局花火ほとんど見れなかったな……」


 せっかく花火を見にきたというのに、いつの間にかセックスに夢中になっていた。

 これではいつもと変わらない。しかしながら、智香の表情は非常に晴れやかであった。


「確かに花火は見れなかったけど、花火の中でエッチするのは楽しかったから問題ないよ」

「そっか。丙さんが楽しんだなら良かったけど……」


 夏祭りの夜、花火舞い散る下で浴衣姿の智香とエッチをする。

 夏にしか味わえない刺激的なセックスができて新鮮だったのは事実だ。

 夏祭りが終われば夏休みも終盤だ。夏の終わりを実感し、涼士郎は少し寂しい気分になった。


「……今回は花火をちゃんと見れなかったから、来年また一緒に来ようね」

「……そうだな」


 来年また智香と夏祭りに来ることになっても、絶対にエッチなことになるだろうなと確信する涼士郎なのだった。

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