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「それで、次は何をすればいいの」

「そうだな……」


 智香には無限の可能性が眠っている。

 彼女に何をさせようか思案する涼士郎の視線の先に、智香のご立派な胸部が映る。


 そうだ。智香は胸が大きいのだ。

 同級生と比較しても圧倒的に大きい。制服の上からでも分かる確かな膨らみがそれを証明していた。

 あの魅力的なおっぱいで男根を挟めば、どれだけ気持ちいいことか。

 欲望の塊が眼前に鎮座し涼士郎の劣情に火が点いた。


「それじゃあ次は、丙さんにパイずりしてもらおうかな」

「パイズリ……おっぱいでおちんちんを挟むんだね」

「そうだよ……できる?」

「分からないけど、やってみるね」


 一度やる気になってしまっているからか、智香は初めてのプレイに対しても躊躇がなかった。

 彼女はブレザーとシャツのボタンを外し胸部を露出させる。

 ブラジャーで封印されようと、おっぱいのデカさは一目瞭然だ。

 その余りの大きさに涼士郎は息を呑む。元童貞の純情少年には、智香の巨乳は暴力的すぎたのだ。


「……遠野くん、どうしたの? そんなに私のおっぱいをジロジロ見て。私の胸って変かな?」

「へっ、変じゃないです……大変ご立派なものをお持ちで」

「大きいからって得したことは今まで一度もないけどね。重いし邪魔だし肩凝るし。男の人から変な目で見られるし」

「変な目で見てごめんなさい……」


 男からの視線は下手するとセクハラになってしまうかもしれないので気をつけねばならない。

 涼士郎がそう自分を戒めていると、智香は気恥ずかしそうに微笑を浮かべた。


「でも、このおっぱいで遠野くんを楽しませることができるのなら、巨乳でも良かったって思えるよ」

「丙さん……」


 自分の存在が丙さんの助けになるなら、こんなに嬉しいことはない。

 愚息も我慢汁の涙を流して喜んでいた。


「ふぅ……良し。それじゃあパイズリを始めるね」

「あぁ、お願い」


 ブラジャーを外した智香は、男根の前にグッと近づく。

 おぉ、間近で見ると迫力が段違いだ。目の前に大きなパイが2つある。柔らかそうなのに威圧感が凄まじい。


「遠野くんのおちんちんを挟むね……よいしょっと」

「おぉっ、柔らかい……!」


 男根を包み込むおっぱいの感触は得も言われぬ柔らかさであった。例えるなら、極上のクッションに身を沈めているかのような心地よさである。

 予想以上の感触に一瞬意識が飛んでしまいそうになる中、どうにか意識を現実に繋ぎ止めてプレイに臨む。


「どう、遠野くん。私のおっぱい気持ちいい?」

「あぁ、思った以上に柔らかくて気持ちいいよ」


 パイズリはそんなに気持ちよくないと言う人もいるが、涼士郎にとってはパイズリをしてもらっているという事実だけで感極まってイッてしまいそうだった。

 パイズリとは男のロマンなのだ。数多くの男性を魅了する母性の象徴であるおっぱいで陰茎を挟んで扱く。その行為自体を尊ばなければ男としての名が廃る。


 表情では冷静ぶっていても、涼士郎の内心は感動の嵐が吹き荒れていた。

 フィクションでしか見たことがないパイズリが目の前で繰り広げられているのだ。

 これは果たして現実か。それとも夢か幻か。

 しかし剛直に伝わる感触は紛れもない本物だ。

 おっぱいに溺れる愚息を見下ろしながら、涼士郎は至福の時間を味わっていた。


「んしょっ、んしょっ……と。パイズリって思ったより難しいんだね。思ったように動かせない……」

「それは滑りが悪いからだね。そうだ、そこに唾液を垂らしてみてよ」

「唾液? う、うん。してみるね。れろっ……」


 涼士郎の指示を、智香は臆することなく実行する。

 智香は口を開き舌を伸ばして唾液を垂らす。

 谷間に唾液が落ちる様子がこの上なくエロい。


「れろっ……これで良いんだよね。んしょっ、んしょっ……本当だ。さっきより動かしやすくなった」


 唾液をローション代わりにしてパイズリを再開。

 滑りが良くなった分、智香は軽快にパイでペニスを扱いていく。

 巨乳の荒波が男根を蹂躙していく。硬くそそり立つ陰茎もパイズリの前では為す術なく揉みくちゃにされるしかない。涼士郎にできることは、漏れそうになる喘ぎ声を押し殺しながら快感に耐えることだけだった。


「んんっ、ふぅっ……どうかな、遠野くん。初めてで要領が掴めないけど、私ちゃんとやれてるかな?」

「うっ、くぅっ……良いよ、その調子で扱いてくれ」


 智香は涼士郎の反応を見ながら逸物を扱いていく。

 巨乳を両側から挟むと上下に擦って男根に刺激を与えてくるのだ。

 まるで天国にいるかのような心地よさに包まれ、徐々に射精感がこみ上げてきた。


「丙さんっ、もうすぐイキそうだっ……!」

「良いよ、射精してっ。私のおっぱいに遠野くんの精液出してっ……!」


 一生浸っていたいほど心地よいパイズリによって、ザーメンが尿道を一気に駆け上がっていく。

 熱々の白濁液を智香のおっぱいにぶっかけてやろう。涼士郎は本能の赴くままに魅惑の谷間で射精した。


「丙さんっ、射精すよっ……!」

「んあっ、あぁっ、あぁんっ! 遠野くんの精液熱いっ……!」


 智香の巨乳に採れたてザーメンが降り注ぐ。

 彼女は元々精液に対して抵抗がないのか、楽しそうに白濁の雨を浴びていた。

 智香の顔や胸は瞬く間に子種色に染まり、濃厚な精子の臭いが充満する。


「二回目なのに、こんなにいっぱい。遠野くんの精液温かくてすごい臭い……」

「ごめん丙さん、射精しすぎちゃって……」

「良いの、これくらい。私のパイズリで遠野くんが感じてくれた証拠だから」


 智香はうっとりとした表情で精液を舐め取っている。

 彼女は欲情しているせいか、テンションが普段より高いようだ。

 発情している智香を見ていると、こちらまで余計に興奮してしまう。


「ふふ、遠野くんのおちんちんまだ硬いままだね。そろそろ本番行く?」

「そうだね。そうしようか」


 情事の熱は二人の脳を焼き、セックスのことしか考えられなくなっていた。

 火照った身体を慰めるためには交わるしか方法はない。


「それじゃあ今日は、丙さんに騎乗位をしてもらおうかな」

「騎乗位? うん、分かった。私が遠野くんの上に乗れば良いんだね」


 智香は性の知識は豊富なので話が早い。

 床に寝そべる涼士郎の腰に跨ると、亀頭を膣口にグリグリ押し付けゆっくりと腰を下ろした。


「おおっ、締まるっ……!」

「ああっ、んぐっ、ふあぁっ……遠野くんのおちんちんがおまんこに入ってくるぅっ……!」


 三度目の本番セックスとなるが、智香の肉壷は相変わらず締まりが良かった。

 待ってましたとばかりに男根をぎゅうぎゅうに締め付けて離そうとしないのだ。

 彼女は性格だけでなくて肉体もエッチなようだ。智香自身も挿入した瞬間から歓喜の嬌声を上げていた。


「ああっ、んんっ、ひあぁっ、ああぁんっ! 遠野くんのおちんちんがおまんこを貫いてるっ……! おっ、おちんちんが奥まで届いてるよぉっ……!!」

「丙さんのおまんこ最高だっ……俺のチンポを痛いくらいに締め付けてくるっ……!」


 セックスの快感は若い性欲を持て余す二人に十分すぎる刺激を与えた。

 一度でも性交の快楽を知ってしまうと二度と忘れることはできないだろう。

 それも肉体の相性が抜群なパートナーが現れたとなれば、深みにハマってしまうのは必然。

 涼士郎と智香は欲求の赴くままに互いの性器を擦りつけ合う。最高の絶頂へと至るために。


「んんっ、ふぅっ、あうぅ。それじゃあ腰を動かすねっ……んあっ、くぅっ、ふあぁっ!」


 騎乗位は女性主体の体位である。智香が動かなければ始まらない。

 彼女は全身を貫く快感に酔いしれながら腰を動かし始める。

 最初はゆっくりと、男根の感触を確かめるように。ねっとりと艶めかしい腰使いで陰茎に快感を与えていった。


「うぅっ、んんっ、んあっ、あぁんっ! 遠野くんっ、どうかなっ……私ちゃんと騎上位できているかなっ……!」

「良いよっ、丙さんその調子っ……すごく気持ちいいよっ……!」


 自分の腰の上で同級生が淫らに踊っている。下から見上げる光景は絶景そのものだ。

 開いた制服の間から見事な巨乳が揺れており、どうしようもなく男の欲望を刺激する。

 まだ成長途中といえど彼女は立派なメスである。セックスとなれば大人の色気を解き放ちオスを誘惑する魔性の女に変身してしまう。智香に組み敷かれた涼士郎は、肉食獣に噛みつかれた獲物も同然だった。


「あっ、くっ、んんっ、はぁっ、んあぁんっ! 遠野くんの硬くて逞しいおちんちんが膣内で擦れてるぅっ……! 膣内をゴリゴリ抉っておまんこ感じちゃうぅっ! あぁっ、ダメぇっ、腰が止まらないよぉっ……!!」

「おぉっ、膣内の締め付けが更にきつくなったっ……!」


 騎乗位の快感に囚われた智香は、積極的に腰を振って快楽を貪ろうとしていた。

 智香は汗を飛び散らせながら涼士郎の股の上で激しく上下する。汗でおっぱいに張り付いたシャツがとてつもないエロスを醸し出していた。

 彼女から発せられる甘い匂いで脳を侵された涼士郎は、たまらず腰を動かしていた。


「丙さんっ……俺も動くねっ……!」

「あぁっ、んあぁっ、そんなあぁっ……下からおまんこ突き上げちゃダメえぇっ……!」


 脳が沸騰しそうになるほどの情事の熱に急かされながら、二人は一心不乱に性器と性器を擦りつけ合う。

 まるで全身の神経が股間に集中しているかのような感覚だ。セックスのことしか眼中になく、二人の嬌声と肉と肉が擦れ合う音のみが部屋に響いていた。


「丙さんっ……俺、もうすぐイキそうだっ……!」

「んぐっ、ああっ、ひあっ……私もイキそうだからっ、一緒にイこうねっ……んんっ、ふあぁっ、あぁんっ!」


 一向にテンションは下がらないまま二人の交尾はクライマックスを迎えようとしていた。

 上に乗る智香は艶めかしい動作で腰を振り、涼士郎は下から男根を突き上げ膣奥を攻め立てる。

 涼士郎と智香は最高の絶頂に向かって呼吸を合わせてフィニッシュへと向かう。


「丙さんっ、射精すよっ……!」

「あうっ、んっ、んあっ、良いよっ、来てっ……遠野くんのせーえきっ、おまんこにいっぱい射精してええぇっ……!!」


 極限にまで高まったリビドーが限界に至り、ザーメンとなって膣内で爆発する。

 涼士郎は最後の最後に腰を一突きし、膣奥で今日一番の精液を一気に解き放った。


「くぅっ、射精るっ……!!」

「あぁっ、んんっ、んあぁっ、はあぁんっ! おっ、おまんこに遠野くんの精子がドクドク流れてるうぅっ! んはあぁっ、ダメええぇっ! 私もイクぅっ、イクイクイッちゃううぅぅっ……!!」


 中出しの衝撃が凄まじかったのか、智香は甲高い声を張り上げ絶頂した。

 よほど気持ちよかったのだろう。彼女は全身をビクビクと痙攣させながらアクメの余韻に浸っていた。


「ふあっ、んくっ、んあぁっ……! 遠野くんの精子が膣内で飛び跳ねてるよぉっ……!!」

「おぉっ、丙さんのおまんこすごいっ……また締まりがきつくなったっ……!」


 絶頂の余波で腟内が急激に締め付けられ精液を搾り取っていく。魂までも抜け出てしまいそうなバキュームに、涼士郎は腰をガクガクと震わせながら身を委ねるしかなかった。


「はぁ、んはぁ……」

「んくっ、遠野くん……」


 射精と絶頂の余韻が抜け、智香はぐったりと涼士郎に倒れ込む。情事の後にどっと伸し掛かる疲労感は、決して嫌なものではなかった。


「丙さん、大丈夫?」

「うん、大丈夫。ちょっと疲れただけだから」


 汗で顔に張り付いた髪を払う智香は見惚れてしまうほど色っぽかった。

 たった今まで彼女とセックスしていただなんて嘘みたいだ。

 涼士郎はふわふわとした浮遊感にも似た現実感のない余韻に浸っていた。


「遠野くん、私の騎乗位ちゃんとできてた?」

「うん、とても気持ちよかったよ」

「それなら良かった。遠野くん、これからもっと色んなことを教えてね」

「あ、あぁ……」


 智香の朗らかな笑顔が眩しい一方、彼女の期待に応えねばというプレッシャーが重く伸し掛かる。

 必ずや丙智香を自分好みにプロデュースしてみせる。

 遠野涼士郎の野望は始まったばかりだ。

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