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 紅魔館の門番、紅美鈴の仕事は紅魔館の門扉を守ることである。

 その職業柄、彼女は一日中門の前で突っ立ってることになる。

 正直、暇な仕事である。普段訪問者などほとんど来ないし、紅魔館に喧嘩を売るような命知らずは更にいない。だからこうして、一日のほとんどは何事もなく立ってるだけで終わる。

 さりとて、不必要な仕事では決してない。彼女の存在がいなければ、不審者が侵入する際素通りになってしまうのだから。


「うぅ……」


 けれどもひとつだけ、問題がある。それは彼女以外に門番の代わりがいないことである。


「美鈴、ちゃんと仕事やってる?」


 美鈴が顔を赤くして変なうめき声を発していたその時、咲夜が門番の仕事ぶりを確認するため門扉に来た。


「さっ、咲夜さんっ……!?」


 咲夜の登場で美鈴は露骨に慌てる。声は裏返り額には脂汗が浮かんでいた。

 美鈴の反応に違和感を抱いた咲夜は、訝しげに門番の顔を覗き込む。


「どうしたの、美鈴? 汗がすごいわよ。もしかして、私に黙って仕事をサボってたりしたの?」

「いっ、いえっ……サボってなんか。なっ、なんでもありませんよっ……!?」

「ふーん、何か怪しいわね……」


 咲夜はジロジロと美鈴のことを観察する。美鈴の顔から視線を下に向けると、彼女の下腹部が異様にに膨らんでいるのが見て取れる。

 それを見やり、咲夜は呆れ顔で嘆息する。


「……なんで貴女は門の前で欲情してるのかしら? 変態?」

「ちっ、違いますっ! 変態じゃありませんっ!?」

「じゃあどうして勃起してるのよ」

「それは……最近抜いてなかったから生理現象で……」

「本当に? ……仕方のない門番ね」


 咲夜は呆れつつも美鈴の状況を納得したようだ。

 メイド長は美鈴の腕を掴むと、門の中へと彼女を招き入れる。


「なっ、何するんですか咲夜さんっ!?」

「門番が勃起しているところを誰かに見られたら紅魔館の恥じゃない。だから私が抜いてあげるわ」

「ええっ、咲夜さんがっ……!?」


 驚愕の声を上げる美鈴の前で、咲夜は手際よく彼女の下着を脱がせる。

 股間の封印が解かれると、立派な男根が雄々しく屹立していた。

 天高くそびえ勃つ剛直を視界に収め、咲夜は情欲で頬を紅潮させた。


「まったく、こんなに大きくしちゃって♡ こんなんじゃあ仕事にならないじゃない……♡」

「咲夜さんっ、触っちゃダメですっ……あぁっ♡」


 咲夜は勃起ペニスを優しく握ると、おもむろに上下に擦る。性感帯をイジられ美鈴の声が上ずる。欲情した男根には手コキであろうと絶大な効果がある。咲夜の扱きで美鈴の精神はめくるめく快楽の世界へと誘われた。


「あっ、ちょっ、咲夜さんっ……♡ いきなり扱いちゃあっ……んあっ、んぐっ、ふあぁっ♡♡」

「早く射精しないといけないんだから、ゆっくりやってる暇はないでしょう? ほら、今気持ちよくしてあげるから……あむっ♡♡」

「んひゃあぁっ♡ 咲夜さんっ、ダメっ、おちんぽ咥えちゃあっ……ひゃうぅっ♡♡」


 美鈴がうろたえる中、咲夜は陰茎を喉奥まで咥えて激しくしゃぶる。彼女をさっさとイカせることが目的なので容赦がない。メイド長は口内に唾液を溜め、グチュグチュと淫猥な水音を立てながら魔羅を啜る。咲夜の絶品フェラで攻め立てられ、美鈴は声を張り上げ全身を快感で震わせていた。


「あぐっ、んんっ、んあぁっ、あぁんっ♡ さっ、咲夜さんの口マンコ気持ちいいですぅっ♡♡ あうっ、んぐっ、んあぁっ、ダメえぇっ♡ 気持ちよすぎておちんぽ溶けちゃいますぅっ♡♡」

「んっ、じゅぶっ、んぐちゅっ、ずちゅうっ……良いわよ、イキたいならさっさとイキなさいっ♡ 貴女のために時間を使ってる暇はないんだからっ……じゅるるっ、んぐっ、ぐちゅうっ♡♡」

「あくっ、んんっ、んはあぁっ♡ そんなに激しく吸っちゃあ、ザーメン出ちゃいますぅっ♡♡」


 咲夜の濃厚な口淫に導かれ、美鈴の愚息が限界に達しようとしていた。咲夜の口内に白濁をぶちまけたい。そんな欲求に駆られた美鈴は、咄嗟に咲夜の頭を掴んで剛直を根本まで突き刺した。そして性欲の猛りがザーメンとなって解き放たれる。


「ふあっ、んああぁっ♡ おちんぽザーメン出てますうぅっ♡♡」

「んぐっ、んぶっ、んぐうぅっ♡ じゅうぶっ、じゅくっ、んぶうぅぅっ♡♡」


 咲夜の口マンコに大量の白濁液が怒涛の如く流れこむ。このままだと窒息してしまうので、咲夜は必死に喉を鳴らして精子を飲み込んでいく。根本をグリグリと押し付けられながらも、美味しそうに白濁を嚥下していく様は非常に淫靡であった。


「んぐっ、んくっ、ぷはぁっ……いくらなんでも射精し過ぎよ。窒息するかと思ったじゃない」

「すみません、咲夜さん。咲夜さんのフェラチオが良すぎてつい……」

「これでスッキリしたのならそれで良いんだけど……なんでまだ大きいままなのかしら?」

「それはその……エッチな咲夜さんを見ていたら、余計に興奮しちゃって……」

「はぁ……美鈴は仕方ないわね。手間のかかる門番なんだから♡」


 このままでは美鈴が職務に復帰できない。

 そこで咲夜は次なる手に出る。彼女は塀に手を付けると、美鈴の方へ腰を突き出す。

 欲情しているのは美鈴だけではない。咲夜もまた発情しているのか、股に幾筋もの愛液を垂らしていた。


「咲夜さん……」

「美鈴、準備は出来てるから早く挿れなさい♡」

「はっ、はいっ!」


 美鈴は下着をずらして肉壷を露出させる。下着は水でもかけられたかのようにグッショリと濡れており、その内側の陰裂も愛液でビショビショだった。

 そこから芳しい淫臭を放つ性器に衝動を抑えられない美鈴は、欲望の赴くままに男根を膣内へと突き刺した。


「あくっ、んんっ、んあぁっ、あはあぁっ♡ 美鈴のおちんぽが入ってきたわあぁっ♡♡」


 逞しい逸物を蜜壺に食らい、咲夜は歓喜に満ちた嬌声を上げる。なんだかんだで興奮していた彼女も、本番セックスで悦びを爆発させたようだ。美鈴のふたなりチンポで咲夜はメスの本性をさらけ出し、はしたない表情で感じていた。


「咲夜さんっ、咲夜さんっ……♡ 咲夜さんのおまんこっ、熱々のトロトロでっ……挿れてるだけでイッちゃいそうですぅっ♡♡」

「んぐっ、あぁっ、んあぁっ♡ 別に構わないわ、それで性欲が治まるのなら。でも、エッチしている以上は私も楽しませなさいよね♡」

「はっ、はいっ、分かりましたっ♡ それじゃあ、頑張って動きますねっ……あぁんっ♡♡」


 脳を焼くような快感に襲われながら、美鈴は懸命にピストン運動を始める。咲夜の膣内はネットリと男根に絡みつき快楽を貪ろうと積極的に扱いてくるのだ。そんな魔性の穴に囚われた美鈴は、強制的に腰を振らされ一滴残らず精を搾り取られることだろう。

 彼女は思考を介せず本能的に腰を振っていた。それだけ咲夜の肉壷が名器であり、理性を狂わせるほどの魅力を秘めているのだ。美鈴はもはや腰を振るだけのセックスマシーンと化してしまった。


「ああっ、んんっ、おおっ、んおぉっ♡ 咲夜さんのおまんこ最高に気持ちいいですぅっ♡ 肉襞がおちんぽに絡みついてっ……腰が勝手に動いてしまいますぅっ♡♡」

「あぐっ、んんっ、あうっ、んあぁんっ♡ 良いのよっ、好きなだけ腰を振りなさいっ♡ 私が全部受け止めてあげるからっ♡♡」


 情事に酔っていたのは咲夜も同じだ。全身を支配する抗いようのない快楽は、美鈴のチンポで膣奥を力強く突かれているから生まれるものだ。性的快楽の前では人間も妖怪もメイドも門番も違いはない。ただ獣のように野蛮に肉欲を発散するだけだった。


「あっ、くっ、んんっ、んあぁっ、はああぁんっ♡ 咲夜さんの子宮口がおちんぽに吸い付いて気持ちいいですぅっ♡ 精液を中出ししてほしいって言ってるのが分かりますぅっ♡♡」

「んんっ、あぁっ、あくぅっ……分かってるじゃないっ♡ 早く美鈴のおちんぽミルクを射精しなさいっ♡ そうじゃないと貴女が門番の仕事に戻れないんだからっ♡♡」


 さっさと射精させて門番に戻ってもらうというのは建前で、肉欲で精子を欲しがっているのは見え見えだった。彼女の性器は男根を痛いくらいにギュウギュウに締め付け射精させようと必死なのだ。それだけ中出し射精の快楽が凄まじいのだろう。咲夜の極上の締まりによって、ふたなりペニスに再び限界が訪れた。


「んあぁっ、ダメっ、ダメですぅっ♡ んおおっ、おちんぽイッちゃいますぅっ♡♡」

「ああっ、んあぁっ、私もイッちゃいそうよっ♡ イクっ、イクイクっ、美鈴のおちんぽでイカされるぅっ♡♡」


 二人は高らかに嬌声を響かせ合いながら同時に絶頂した。咲夜は足腰をガクガクと痙攣させながら潮を吹き、美鈴は涙を流しながら射精をする。膣内にドロドロのザーメンが流れ込み、咲夜は恍惚とした表情を浮かべていた。


「うあぁっ……咲夜さんの膣内すごいですぅっ……んあぁっ、中出し気持ちいいっ♡♡」

「んんっ、んはあぁっ、良いっ、気持ちいいっ♡ 膣内に美鈴のおちんぽミルクがドピュドピュ射精てるわぁっ♡♡」


 美鈴の射精量は凄まじく、膣内に入り切らなかった精液が結合部からドバドバと溢れていた。

 これだけ射精すれば性欲も治まるだろう。そう安心する咲夜だったが、妖怪の美鈴の精力はこんなものではなかった。


「咲夜さん……すみません」

「えっ、美鈴……んあぁっ♡♡」


 美鈴は肉壷から男根を引き抜くと、続いてアナルに萎えないチンポを打ち込んだ。


「あぎっ、んんっ、んはあぁっ♡ そっちの穴はだめえぇっ♡♡」


 予想外の攻撃に咲夜は目を剥いて絶叫した。アナルセックスまでするつもりはなかったのだろう。メイド長の表情は驚愕と喜悦が入り混じっていた。

 一方の美鈴は、アナルの快感で全身を震わせていた。性器と尻穴とでは感触が違う。さっきとは別の味わい深い刺激に酔いしれているようだった。


「あうっ、んんっ、咲夜さんのアナル気持ちいいれすぅっ♡ ひあっ、あぁっ、おちんぽが千切れそうなほど締め付けられてるぅっ♡♡」

「うぐっ、んんっ、あぎぃっ、ひあぁっ♡ 美鈴のふたなりチンポがアナルを貫いてるぅっ♡ おっ、おおっ、アナルが限界まで広がってるわぁっ♡♡」


 もはやどういう経緯で情事に至ったかなど、二人の頭から抜け落ちていた。

 今はただ目の前の快楽のために全力で交わりたい。その一心で美鈴は力の限り腰を振り、咲夜はアナルを締め付け美鈴をサポートしていた。

 咲夜のアナルは生き物のように蠢きペニスを愛撫している。これほどの刺激を受ければ普通の性器では満足できないチンポになってしまうかもしれない。それくらい強烈な尻穴であった。


「あぐっ、んんっ、んあぁっ、すごいれすぅっ♡ あがっ、咲夜さんのケツまんこぉっ、気持ちよすぎて頭おかしくなりましゅうぅっ♡♡」

「んあっ、あがっ、んんっ、んあぁんっ♡ 美鈴のおちんぽも気持ちいいわよっ♡ そのままお尻が壊れるくらいに激しく突いてぇっ♡♡」


 紅魔館の門扉の裏で、メイドと門番がアナルセックスに興じていた。

 他人に知られたら紅魔館の名誉に傷が付きそうな出来事だが、二人の秘め事なので問題ない。美鈴は一心不乱に腸内を突きまくって咲夜の性感帯を攻めまくる。二人で最高の快楽を味わうための、全力全開のピストンだった。


「ひあっ、んぐっ、おごっ、んおおぉっ♡ おほっ、んおぉっ、おちんぽ激しいわぁっ♡ いぎっ、んんっ、ふあぁっ、んおおぉんっ♡ こんなに激しく突かれたらぁっ、うんちする度に感じちゃう身体になっちゃうのぉっ♡♡」

「あくっ、んはっ、ひあぁっ、あぁんっ♡ その時は私のチンポで慰めてあげますよっ♡♡」


 息をする暇もない鮮烈なアナルセックスはラストスパートへと入る。

 美鈴は射精感がこみ上げてきているのを実感しながら腰を振る。普段の凛々しいメイド長とは思えない咲夜の乱れっぷりを見ながら、至福の情事を堪能していた。


「あぐっ、んあっ、ひあっ、んおぉっ♡ あがっ、咲夜さんっ、そろそろイキますよっ♡♡」

「んあっ、うぐっ、んおっ、おぉんっ♡ 来てぇっ、ケツまんこいっぱいに美鈴のザーメンミルクらしてえぇっ♡♡」


 メイド長の腸内を門番の白濁液で満たしてやろう。

 美鈴は最後に力強くアナルを突き、一番奥に特濃ミルクを吐き出した。


「くぅっ、射精ますっ♡♡」

「んあぁっ、んおっ、おおっ、おほおぉっ♡ アナルに中出しされてイグイグいっきゅううぅぅっ♡♡」


 アナル中出しの衝撃で咲夜はイク。見事なまでの下品なアクメ顔を晒し、淫猥な嬌声を上げながら派手に絶頂した。

 美鈴は美鈴で、絶頂の余波で収縮する腸内の感触を楽しんでいた。意識が吹っ飛ぶほどの爆発的な快楽は、他では中々味わえないだろう。


「んあぁっ、あぁっ、アナルセックス最高ぉっ……咲夜しゃんのアナル良かったれしゅうっ……♡♡」

「あうっ、んんっ、んはあぁっ……♡ 美鈴のザーメンでアナルがパンパンになってるわぁ♡♡」


 それからしばらくの間、二人は心地よい事後の余韻に浸っていた。

 勃起している門番の性欲を発散させるために門番不在の状態を長時間作るのは本末転倒ではないのか。

 そんなこと、この上ない快楽を分かち合う咲夜と美鈴には関係ないことだった。

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