精子処刑【ケモノ系/医療行為/大量射精】 (Pixiv Fanbox)
Published:
2019-09-12 02:04:12
Edited:
2019-09-30 07:18:11
Imported:
2022-10
Content
「では、罪状を述べる。数々の強姦については確りと罰を受けるべきだが、彼の反省を考慮し去勢刑は免除、精子処刑に処す。」
ある王国の裁判所にて獅子獣人の裁判官が馬獣人へ罪状を述べた。馬の彼は項垂れ、静かに聞いていた。
裁判が閉廷すると狼の獣人に裁判所を連れ出されていく。
彼は今までその性欲のまま、国中の牝を夜な夜な遅い強姦し子を孕ませるという行為を繰り返していた。
彼は馬獣人の中でもスタリオンと呼ばれる優秀な種馬を祖先にもつ人物だった。その為、通常よりも性器が巨大で、性欲もさることながら精力もとてつもないものだった。
「痛い、のか…?」
ポツリと狼獣人へ声をかける。
精子処刑とは睾丸へ特殊な処置を施し、精子を完全に消滅させ、むやみに子孫を残せなくするという刑だ。
去勢刑であれば言うまでもなく、睾丸を摘出されてしまう事は周知の事実だが精子処刑の詳しい方法は機密とされ公開されていないのだ。
「安心するといい、痛みは全くない。寧ろ快楽を与えながら作業しなければ上手く完了しないからな、数回は射精することになるだろう。」
大丈夫だ、と背中をぽんと優しく叩く彼は馬の今までの反省した様子を見続けた看守だった。
牢獄でも大人しくし、溢れる性欲の発散方法や抑圧の方法を真剣に学んだ彼のため刑の軽減に口添えしたのもこの狼だった。
そして、国の中にある処刑場へ連れていかれる。ここではあらゆる刑が行われる施設であるため重々しくビクビクと馬は怯えていたが連れていかれた部屋は通常の診療所と変わらない、寧ろ落ち着けるように部屋の色や香りも整えられた空間だった。
「怯えているね。でも安心しなさい、君の場合はここで処置をして終わりだ。それに痛いことは何もないからね。」
そう話すのは白衣に身を包む、象獣人の医者が声をかける。年を召した彼の優しい声に少しほっとすればこくりと頷く。
「じゃあ、俺はここまでだ。処置が終わったら見送ってやる。入り口で待ってるぞ。」
そういうと狼は部屋を出て扉を閉めた。
そして、象の彼に促されるまま診察台へ横になった。
「あー…君の場合は精液量が多いかもしれないな…。嫌で泣ければ服は脱いで全裸になった方がいいかもしれない。」
「わ、分かりました。」
促されるまま診察台から体を起こせば服を脱ぎ、全裸になる。少し恥ずかしかったが同性という事もあり、股間の性器も晒し改めて横になった。
「では、始めるよ。始めに通常通り射精をしてもらって精液を採取する、これは君が伴侶を見つけて子を作るときの為のものだ。処置が終わると精子が消滅してしまうからね。」
静かに頷くと彼がゴムの手袋を嵌め、肉棒に手を伸ばす。手慣れた様子でローションを手に取ると先端の亀頭を重点的に上下に擦り始めた。
萎えた状態からすぐに勃起し固くなる肉棒は血管が浮かび、指が回らないほど太く、長さは成人男性の腕くらいになっていく。
何度もこの行為をしているのだろう、彼の手付きは欲しいところを的確に刺激しすぐに先走りも溢れ腰がぐっと浮くほどに心地いい。
「本当に大きいねぇ。流石、スタリオンの血といったところか。そろそろ出そうだね、遠慮せずたっぷり出しなさい。」
「ッ、は、い…ッ…」
正直、今まで犯してきた女性とするより何倍も心地好くて返事をするのもやっとだった。鼻息を荒くし、診察台の端をぎゅっと握り快楽を受け入れもっとと腰を突き出す。
その様子に象はふっと笑みを溢すと先端へ避妊具に似たゴム状のものを付ける。その後すぐに腰をぐうっと浮かせて射精を始める。
ブビュルルルルっと比喩でもなく音を立てて射精をしていく。濃厚な白く所々固まりになったその精液はゴムの中へどぷどぷと溜まっていく。象はそのゴムを支え途中で取れないように精液が止まるのを待つ。
数分かけ精液を出しきると、馬は肩を上下させ脱力した。
「いやぁー…これは、本当に凄いね。保存用の精液は少しでいいんだがこれだと何百本も保存できそうだ。ふむ…、この精液は色々別の用途でも使わせてもらおう。子を作れない人たちの為に提供とかね、いいかい?」
「っ、はぁ…いいです、よ…。役に立てるなら、どうぞ…。」
強烈な快楽の余韻に浸りながら彼の言葉に頷く。嬉しそうに笑う象はゴムを外し先端を結ぶと箱へ精液を納めしまった。
馬の肉棒は射精をしたばかりにも関わらず、まだ萎えずにむしろ最初よりも強く勃起をしており、一度僅かに縮んだ睾丸もすぐに大きくなり精液があっという間に生成されたのが分かる。
「本当に種馬だねぇ。もう出した分を作り出すとは…、今後も性欲についての悩みは幾らでも乗るからね。普段は国の中央にある診療所にいるからいつでも来るといい。」
性器の状態を観察しつつ、彼は次の作業へ移る。薬液をシリンダーへ注いでいくと少しピストンを押し空気をしっかり抜く。注射をされるのだろうか、不安げに見つめていると目があった。
「ああ、違う違う。ほらこの注射器には針がついてないだろう?先はほら、柔らかい素材になっている。処理はこの薬液を尿道から注いで睾丸に届ける、すると中で睾丸の一部機能を失わせて精子が出来なくなるんだ。」
「にょ、尿道からって…痛くは無いんですか?」
出すことはあっても、入れられることなんて今までない経験だ。どんな感覚なのか想像も出来ずに不安げにしていると彼はふむと鼻を鳴らす。
「いや、むしろ快感しかないよ。それに薬液が完全に作業を終えると猛烈な快感を与えて射精を促すからそれが今後の課題だね。快感が強すぎてその後、治療が必要な場合もあるんだ。さ…始めるよ?」
すると彼は再度肉棒に触れシリンダーから伸びた柔らかい管を尿道へ挿入する。ゾクゾクとした快感を感じながら肉棒の4分の1ほどの所まで入れられるとシリンダーのピストンをゆっくり押していく。
少し生暖かいそれが尿道を逆流する感覚は、どこかお漏らしをしているような何とも言えない心地だが確かに快感を感じる。
そして睾丸へ入り込んだのか、温かい感覚が広がる。シリンダーの中にはまだまだ薬液が残っており、彼は睾丸の膨らみを見ながらゆっくりピストンを押し全て注入し終えた。
ドクンドクンと玉が脈打つ気がする。いま正に中で精子が消されていっている。そう思うとどこか喪失感を感じ、何とも言えない気持ちになった。
「よし、これで全部入ったよ。処置が終わると自然に射精することになるからね、これつけておくから気にせず出すといい。それまでは大人しく横になっていてね。」
そう言うと肉棒に筒状の器具を被せられると、ぎゅと密着する。先端からはチューブが伸びておりその先は大きな容器に繋がれている。
彼の言う通り大人しくし、ぼおっと天井を見つめる。ドクン、ドクン、明らかに玉が脈打ち中でドロリと何かが溶けているような感覚。そして、徐々に性器全体に快感が広がっていく。
ふぅ、ふぅ、と息を荒くなっていく。そして、尿意に近いものを感じると一気に猛烈な快楽が襲い掛かってきた。
「ッ!!!?がっ、あっ、ぐっ…!!」
腰をぐうっと浮かせるとブビュルルルルっと精液が溢れる。先程、象に擦られた時もかなりのものだったが、今回のは比ではない。快楽の暴力とも言えるような強さに体を震わせる。
「始まったか、よーしよし…いい子だ。しっかり出せているからすぐに楽になるよ。タオル噛んでおいた方が楽かな?」
馬は声を出せずに何度も頷く、そしてタオルを口に押し付けられると噛み締め強い快感に従って射精を続ける。しかし、止まらない。確かにいつも数分は射精するが、これは明らかに長すぎる。
尿道の中を通り抜ける精液の快楽をこんなにも感じる機会はない、所々固まりになった精液がぐりゅっと尿道を擦る快楽、玉が収縮し持ち上がり精液を押し出す感覚。
それらを感じ続けること数十分。ようやく射精が止まった。とてつもなくハードな肉体労働をした後のような気だるさを感じながら象を見つめる。
「お疲れさま、いや本当に頑張ったね。種族柄なんだろうけど、ここまで出し続けたのは君が初めてだ。動けそうかい?」
肉棒に付けられた器具を外され綺麗に拭かれていく。ようやく萎えた肉棒を揺らしながら何とか体を起こすと、ふうと一息ついた。
「何だか、久々に…すっきりした気がします…。とても、疲れたけど…。」
今までいくら性交を重ねても、満足できる事はなかった。常に性欲に思考を支配され快楽を基に動いていた。思考にかかったもやが晴れたような心地に少し安心しているところもあった。
「それは良かったよ。君の種族の特有の悩みだからね、また抑えられなくなったらいつでも頼りなさい。抑制することもいいが、発散させる方法もあるからね。」
馬は頷くと服を着て頭を下げれば部屋を後にした。施設の入り口へ向かうと狼が手をあげる。
「やっぱ時間かかったな。疲れただろ?ゆっくり休め、家までは肩貸してやる。」
そう言うと彼の方へ手を回せば疲れた体のまま、ゆっくりと久々の家へと向かった。
後に彼は性処理に関する有名な権威となるのだった。