マルタさんside:L Martha210L Martha210La Martha210Lb (Pixiv Fanbox)
Published:
2022-11-05 20:00:00
Imported:
2022-12
Content
Martha210L
Martha210La
俺は半歩踏み込んだ渾身の右ストレートを
ダメ押しにマルタさんに叩き込む
グシャッ!!
反響した重い打撃音がリングに響く
「ぶぐっ!?」
それは出所を異にする、二重に重なった打撃音だった
右ストレートを振り切ると同時に俺の右頬に熱く重たいものが突き刺さる。
俺の右ストレートを貰いながらも
俺のコンビネーションの締めを読んでいたマルタさんが
左ストレートを打ち返してきていたのだ。
「自分が教えたパンチで…やられるわけにはいかないっての…っ!」
お互いの汗とよだれが花火のようにリング上に飛び散る
Martha210Lb
マスターはよろけた私に
半歩踏み込んだ渾身の右ストレートをダメ押しに打ち込んでくる
グシャッ!!
反響した重い打撃音がリングに響く
「ぶぐっ!?」
それは出所を異にする、二重に重なった打撃音だった。
マスターのコンビネーションの締めを読んでいた私は
私の左頬にマスターの右ストレートが打ち込まれると同時に
私はマスターに左ストレートを打ち返していたのだ。
「自分が教えたパンチで…やられるわけにはいかないっての…っ!」
お互いの汗とよだれが花火のようにリング上に飛び散る