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茶熊学園の保健体育の授業には、「性行為実習」がある。

健全なセックスの方法と正しい避妊の仕方を学ぶ実習である。

男女がペアを作って、実際に性行為をすることで実践的な技術を学ぶことができるため、学生たちからは一定の好評を博している。

ただし、ペアはくじによって完全にランダムに決められる。男子生徒が女子生徒の名前が書かれたくじを引き、書かれた名前の相手とペアを組むのだ。通称、ガチャ。

俺は初めてこの実習に参加する機会を得た。実のところ性行為の経験はない。……童貞である。だからこそ、この実習に参加できる日を心待ちにしていたのだ。

内心ドキドキしながら、平静を装ってくじを引いた。

頼む、できれば可愛い子、美人に当たってくれ……!

 *

紙切れに書かれていた文字は 

『ルカ・フォルティス』

おっしゃー!激レア引き当てた!

思わず心のなかでガッツポーズを決めていた。

性格が少々ワイルドなところを抜きにすれば、ルカは超絶美人の大当たりといって間違いない。しかも天使。優しいえっちが期待できる。初めてを捧げるには相応しい相手だ。


くじを持って早速ルカとペアを組む。

服が汚れるので女子は大抵水着を着用している。青の地味な生地に溢れんばかりの肉体が包まれていて、スク水姿が眩しかった。この身体を抱けると思うと胸の高鳴りが止まらない。

「あなたが今回のペアですかー!

えーと、お名前…なんでしたっけ」

「お、俺は…!……です!」

「あー、そうでしたね~。じゃあ、ぱぱっとやりましょうかー!」

「よ、よろしく!」

正直名前を覚えられていないのはちょっとショックだったが、そんなことは些細なこと。

これから深い仲になるのだ。いちばん大切な所で繋がり、一体となる。そう考えただけでもうギンギンで収まりがつかなかった。

正直舐めていた。

マットに寝かせ、不慣れながらも念入りにルカへの前戯を済ませ、避妊具をつけ、挿入したとき。

ルカの柔肉にねっとりと包まれたかと思うと、たちまち果ててしまったのだ。

薄いゴムの中にこれまで溜めてきたものが吐き出される。

正直情けなかった。だがそんな俺を、ルカは嘲笑することなく天使の笑みを浮かべて許してくれた。

「す、すまない。」

しかし天使だったのはそこまで。

新たなゴムを付けたあと、ルカは騎乗位でまたがり、絶妙な腰使いでグラインドを始めた。


「ふふふ、根性は無いですが、なかなかいいモノを持ってますね。わかりますか?奥まで届いてるの。これなら私もイけるかもしれません。んっ」

ルカは腰の位置を前後させながら、浅く、深く、角度を変えながら味わっていた。へそ側の壁のところを擦るとたまらなくいいようで、甘い声をあげる。奥まで深く到達した時は、突き当りの天井を感じた。これがボルチオ、子宮口かもしれない。そこに当たるたびにひときわ高い声を上げた。

「あんっ……!」

「ううっ…」

情けないことに、二度目もあっさり負けてしまった。

「私、またイってないです。もうちょっとだったんですが。まだ、いけますよね?」

言葉は優しいが、語調の奥に少し高圧的な雰囲気を感じる。完全にマウントを取られている状態だった。吐精して力尽きた一物から素早くゴムを抜き取り、三枚目をセットされる。そして物欲しげにまた自分の中に招き入れた。

三度目の挿入。ぬるりとした熱い膣内に包まれると、俺のものは否応なしに硬さを取り戻した。

「ふふ、また固くなりましたね。次こそ、イケそうです。」

「待っ……!」

強引なグラインドに、言葉を失い、なすがままにされる。搾り取る気満々の、まるでサキュバスのような妖艶さ。天使とは思えない淫靡な姿だった。

結局4度の勝負の末、やっと決着がついた。ルカをついにイかせることに成功し、くたくたになってマットの上に転がった。

もう精も魂も尽き果てて、散々な初体験だったが、この上なく幸せな時間でもあった。

その日から、俺の恋は始まった。

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Comments

AzoI Kad

実習シリーズ、それも騎乗位は素晴らしいですね・・・!

ほしみな

恐ろしい・・・レイン君もドン引き