秘湯ユートピア (Pixiv Fanbox)
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秘湯の島ユートピア。
そこは温泉神の加護により様々な泉質の温泉が湧く、癒やしの島である。
色々な種類の温泉に浸かる温泉オリエンテーリングも盛んに行われている。
戦いの疲れを癒やすためにやってきた一人の冒険家は、とりあえず最初の湯に使った。本来なら効能が書いた看板などがあるはずだが、ここには見当たらなかった。
「こちら、混浴なんですね……。」
湯に浸かってすぐに声がした。反対側の方から一人の女の子がやって来る。どうやら脱衣所は男女別だが、温泉は混浴らしい。
「し…失礼します…。」
遠慮がちにその女の子は同じ湯に浸かる。
とろりとした肌触りの湯。バラのような香りがする。
そういえば彼女はトワといったっけ。どこかで見たことがある女の子だった。あれはどこだったか。
控えめで淑やかさがあり、素敵な女の子だと思った。
しかしまさか混浴だと思っていなかったので少し気まずい空気が流れる。が、それ以上に気まずい状態になっていた。なぜかアレがギンギンにそそり勃ってしまい、タオルでは隠せないレベルになっている。今、湯から上がれば、バレてしまうかもしれない。さすがに女の子の前でそれは…。
だがそれはトワの方も同じだったようで、少し様子がおかしい。
「い…いけません…この湯…は…」
トワは目をとろんとさせて、体をくねらせてなにか耐えはじめた。
ここの温泉は様々な効能があるという。その中にはかなり特殊なものもあると聞く。
危険なものを感じ、タオルを腰に巻いて立ち上がり、湯から上がった。
しかしトワは真っ赤な顔をして、その前に立ちふさがる。どうにも様子がおかしい。さっきまでの落ち着いた雰囲気とは違う。
そしてその視線はひとつのモノにそそがれていた。
「ああ、ケガレがもうこんなに……」
ギンギンに勃ち上がったそれを、うっとりした目で見つめている。
「これは、祓い清めなくてはなりませんね。」
トワはおもむろに馬乗りになると、がちがちに固まったそれの上に跨った。
とろりとした湯がまるでローションのように潤滑し、ぬるぬると肌が擦れる。
そしてそのまま体重をかけ、自分の身体の中に呑み込んでいった。
熱くぬめった感触が、固くいきり立つものを包み込む。
「はい…って……」
それは未知の刺激だった。温かく湿ったものが隙間無くぴっちりと密着し、うねうねと蠢いている。そして時折きゅっと締め付けてくるような感触がある。
トワは腰を上下に動かし始めた。その動きに合わせてぬめった湯がじゅぷじゅぷと音を立てる。
なんという腰使いだろう。まるで熟練の風俗嬢のような妖艶さ。
トワの表情は陶酔し、恍惚としていた。
「ふふ……どうですか」
その表情は艶っぽく、蠱惑的だった。いつものおしとやかな雰囲気とは違う別の一面が垣間見える。
もう興奮を抑えきれない。
彼女の腰に手を回し、逃げられないように固定すると、そのまま腰を突き上げた。
トワはびくんと体を震わせる。
「あふっ……そ、そんないきなり……」
構わずにピストン運動を繰り返すと、そのたびに甘い吐息が漏れる。
「だ……だめです……ああっ」
トワが悲鳴をもらす。それは苦痛によるものではなく、快楽によるものだということは分かる。
トワはさらに体を密着させると、激しく唇を合わせてきた。舌を絡ませ合い、お互いの唾液を交換するような激しいキスだ。
その間も腰の動きは止まらない。トワの締め付けが強くなっていくのがわかる。限界が近いようだ。
「な…なかにっ!」
トワは一層強く抱きつき、足先をピンと伸ばした。そして膣内が強く収縮し、精液を搾り取ろうとするかのようにぎゅーっと締め付けてくる。その刺激でとうとう限界を迎えた。
どくんどくんと脈打つたびに大量の精液が流れ込んでいくのがわかる。その量は尋常ではなく、結合した部分から逆流して流れ出していた。
「ああ……すごい……」
トワはうっとりした表情でお腹に手を当てる。その表情からは満足感が見て取れた。
しかしまだそれは萎えることなく硬さを保っていた。
「ふふふ、まだケガレは残っているようですね。」
トワは再び動き始める。出したばかりだというに、強烈な刺激が襲いかかり、苦しいほどだった。
そしてそこからさらに2本も抜き取られたのだった。
*
「も、申し訳ございません!私としたことが、初対面の方とこんなことをしてしまうなんて!」
あれから小一時間経ち、すっかり湯冷めしてしまったところで、やっと温泉の効果が抜け二人は正気を取り戻した。
トワの方は肌がツヤツヤとしていたが、こちらは3本抜かれておりだいぶボロボロになっている。
さっきまで繋がっていたところから、どろりと白濁が溢れ出してきていてなんとも卑猥である。
そういえば普通に膣内に出してしまったけれど大丈夫なんだろうか。
もしこれが子宝の湯だったりしたら……
「くしゅん!」
とりあえず身体が冷えてしまったので、もう一度温まろう。
そう思って二人で湯に入ったところで気がついた。
「あ…」
トワの目にハートが浮かんでいる。
これ以上抜かれたら命の危機が訪れそうであった。