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少女の作り上げた理想の世界で、エクセリアは竜の国の王女として幸せな日々を送っている。

だが、どこか違和感を覚えていた。全てが甘く、夢のような世界。


「では、今日は姫様に世継ぎを作っていただきますぞ。」

「え?ゲオルグ…どういうこと…?」

「どうもこうもありません。姫様は子供を成して初めて幸せになれるのです。」

「そんなこと私は望んでは…きゃっ・・・・・!」

部屋に乱入してきたのは、見知らぬ男。

「その者は白金の国の王子。姫様の殿となるのに相応しい男でしょう」

「いや、やああっ……!」



エクセリアは無理矢理組み伏され、裸にされた。でも周りの人は見ているだけで助けてくれない。微笑みながらその様子を見ている。

何が起きたのか分からず、思考がぐちゃぐちゃになっていき、気が付けばたっぷりと中に出されていた。


そしてそのたった一度の行為で身籠ってしまう。

「うう……こんな、こんなのって………」

そう、これは夢。誰かが作り上げた、まやかしの夢。こんなものを自分が望んでいるはずがない。

目を閉じて、また開けば、全てがもとに戻っているはず。あの絶望の世界に。


エクセリアはぎゅっと瞳を閉じた。

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カイビャク

新たなる世界でも前途多難な元・闇エクセリアの明日はどっちだ……?