ミルクプラント(3) (Pixiv Fanbox)
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ミルクプラント(2)
一度母乳体質となった女性冒険家は、週に一度、飛行島のミルクプラントで搾乳をしてもらう。 これをしないと胸が重く張ってしまい、むらむらとした気持ちが収まらない上に、思わぬところで噴乳したりしてしまう危険がある。 それで週に一度の搾乳を終えると、胸のつっかえが取れるような爽快感があり、女性たちにとって...
母乳体質となった女性冒険家は、週に一度ミルクプラント工場で搾乳をするのが習慣である。
この日ルカはぱんぱんに張った胸を抱えてプラント施設に入った。
シャワーで身体を綺麗にしたあと、いつも通りガラス張りの搾乳筒の中に入る。ここは搾乳する女性しか入れないためプライバシーは守られている。
しかしこの日は事情が違った。
「は~い、こちらが搾乳施設になります~。みんな騒がないで静かにね~」
「うわすげーー!」
「なかにひとがいるよ!」
「静かになさい~!」
(わわ…子どもたちが…!)
小学生たちが工場見学に来たらしく、女性たちが搾乳している場所にずかずかと入ってくる。ガラス一枚で隔てられているとはいえ、見学にやってきた子供達に搾乳しているところを見られてしまうのはなかなかに恥ずかしいことだった。
「みなさんが飲む聖乳はこうやって作られてるんですよ~」
「ほんとだ。おっぱいところからめっちゃでてる!」
「すご~い!」
「えっろ~」
引率の教師の説明を受けて、子供達がじっくりとルカを見つめる。小学校高学年とはいえ、そろそろ性に目覚め始めている頃だ。自分が何も身に着けていない裸体であること、そして乳を絞り出されていることに羞恥心を覚える。
子供達のなかには女の子もおり、彼女たちも真剣な眼差しで見ていた。聖乳絞りは早ければ13歳から始まることもある。彼女たちの中にも、あと数年でこの役目に携わる子もいるだろう。そう考えると、あまり怖がらせたくない。
ルカは精一杯の笑顔を作って、彼女たちに微笑んだ。
(ん…く……っ)
乳を搾られるを見られるのは仕方がないことだと思ったが、一つだけどうしても見られたくないことがあった。それは噴乳促進のために女性器にディルド型の装置を入れていることだった。
それは定期的な周期で性的快感を与え、母乳の生産と噴出を促す。
さすがにこれを見せるのは彼らには刺激が強すぎる。幸いにも、壁側にあるので正面を向いている限りは後ろに入っていることが見られることはない。
ぎゅっと壁にお尻を押し付けて、奥まで全て呑み込んだ。
(あ…あ………こ、このタイミングで……!)
その装置は一定周期でパターンが切り替わる。ゆっくりと低調に前後するときもあれば、じわじわとグラインドするように先端が回転したり、振動によって刺激を与えたりする。様々なパターンに切り替えることで母体を飽きさせず、新鮮な快感を与えるようになっている。
中でも一番激しいのが高速ピストンのパターンだ。女性の膣というのはやはりピストン運動が一番強い快感を得るように作られている。あまり激しすぎると消耗も早いので、そのパターンは稀にしかやってこないが、ちょうどこのタイミングで高速ピストンが始まった。
「あ・・・・・あっ……あっ!!」
それまでじんわりとした気持ちよさだったものが、ピストン運動により急速に絶頂へと追い詰められる。ディルドの先端が一番奥を突き上げる度に、脳が真っ白になるほどの快感がやって来る。それが絶え間なく訪れるので、呼吸すら忘れてしまいそうだった。
「すご~い!いっぱいでてる!」
「ふんすいみたいだなー」
「きれー!」
快感が高まるにつれて胸からは蛇口から吹き出すかのように大量に乳が放出しはじめる。だが子どもたちの声が聞こえなくなるほど、ルカは切羽詰まっていた。
「んっ!!んんっ!!んあああっーー!」
高速ピストンに耐えきれず、ルカは背中を大きく仰け反らせて絶頂した。その瞬間、今までで一番多い勢いで聖乳が噴出する。そしてぐったりと頭をうなだれる。
機械が絶頂を感知したのか、しばらくクールモードに入る。
子供達はしばらく見つめていたが、すぐに飽きたのか、別のところへ行ってしまった。
(な…なんとかやり過ごしました……)
皆に絶頂しているところを見られてしまうという失態は犯したものの、いちばん大切なところは見られずに済んだ。
腰を壁から引いて一度ディルドを抜く。摩擦を軽減するために常時先端から出続けているローションがまるで精液のようにどろりと流れ落ちた。さっきまで大量に出ていた母乳もぴたりと止まっている。
(一度補給しましょう。)
長時間連続で搾乳するには水分補給が欠かせない。お尻から直接注入するのが最も効率が良いが、もちろん経口摂取もできる。
「はーい、静かに入りましょうね~」
(まじですか……)
だが無情にも再び扉が開かれた。次の見学グループが入ってきたようだ。まだあれで終わりではなかった。
慌ててディルドを体内に収め、再び搾乳状態に戻す。
(早く……終わってください……)
再び子供達にじろじろと見つめられながらも、腟内に入っているものはなんとか隠しきろうと努力するルカであった。