ルカの場合 (Pixiv Fanbox)
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の続き
悩んだ末、ルウシェ、ルカ、ツキミの3人全員を抱くことにした。
自分の次の一生が賭かっている重要な選択であり、慎重すぎるに越したことはない。
それに、皆こうして身を捧げる覚悟を決めて来てくれたのだから、それに応えないのも失礼かもしれない。
3人の身体をじっくり味わって、誰がもっとも相応しいか。己の妻に、そして母とするのに相応しいか、確かめたいと思った。
――それじゃあ、ルカからお願いするよ
「わかりました……。不精ながらその役目、果たさせていただきます。」
妙にかしこまった口調でルカが答える。その表情は不安か、戸惑いか。
しかし確かな決意がそこに宿っている。少なくとも拒絶の意志は篭っていないようだ。
実のところ、本命はルウシェと考えている。
贖罪の聖女たるルウシェが、もっとも次の代の母とするのに相応しいのではないかと思っていた。
ルウシェの控えめで誠実な人格にも心惹かれていた。そして何よりも清らかで美しい。
しかし、最初はあえてルウシェを外すことにした。
まずルカとツキミの二人の身体をじっくり味わって、確かめてからでも遅くはない。
三人の一番最後にルウシェと交わって、その胎内に決意の証を注ぎ込めばいい。
ルカの身体を、たっぷり時間をかけて念入りに愛撫していく。
手持ち無沙汰なのか、ツキミも手伝ってくれて、二人がかりでルカの受け入れ体制を整えていった。
そして、充分準備ができたところで、ベッドに身体を横たえ、正常位で挿入の体制に入る。
――本当にいいのか
「はい、覚悟はできてます。」
ルカの瞳をじっと見つめる。真っ直ぐにこちらを見つめていた。
ふと、友人であるレインの顔が浮かんだ。
自分とレインとは茶熊とシェアハウス以来、すっかり仲のいい友人となっている。
レインとルカが、単なる友人以上の特別な関係であることを、知らないわけではなかった。
恋人同士ではないものの、二人の間には強い信頼関係があった。
いつも喧嘩ばかりしているけれど、レインはいつもルカのことを気にかけ、大切にしている。二人とそれぞれシェアハウスで共に生活して、その絆の深さを改めて知ることになった。
そのレインにすら許さなかったルカの特別な聖域。
そこに、いま自分が踏み込もうとしている。
二人の関係を飛び越して一気に、ゼロ距離まで近付こうとしている。
あまつさえ、愛の結晶を作り上げ、永遠に結ばれることになるかもしれないのだ。
レインに対して申し訳ない気持ちが沸き起こる。しかし意思に反して身体の方は、怒張がはち切れんばかりにむくむくと膨張して、限界まで大きくなっていた。
この、いま抵抗している最後の薄い膜は、もしかするとレインに捧げるはずの操だったのかもしれない。
それを、ぷつり、と、突き破った。
「くふぅ……っ!」
ルカが悲鳴にも似た息を吐いた。一瞬だけ表情が歪んだが、よく準備していたお陰か、苦痛に呻いている様子ではない。
その表情を間近に見ながら、一気に根本まで押し込んだ。ぬるりとした感覚が男性器全体を温かく包み込んで、ときおり強く締め付けてくる。
これがルカの感触……
今まで誰にも許したことがない、レインも味わったことがない、彼女の聖域。子を宿すために備えられた聖なる神殿であり、崇高な目的のために使われる場所。
あまりにもぴったりとはまりすぎて、まるでこのペニスにあわせて設計されたかのようだった。
痛みの表情が取れるまで、激しく動くことはせず、まずは小さな力でルカの中を探検することにした。
クリトリスを刺激してやると、可愛い声が溢れた。入り口から入って少し上のあたりにあるスポットに力をかけると、上ずったような声で深く感じるようだった。一番奥まで突き入れると、先端にかすかに触れるものがある。ここが子宮口かもしれない。
この中に己の生殖遺伝子を含む白濁を注ぎ込むと、ルカは妊娠するのだ。そう考えると、強い興奮を覚え、ここに射精したい衝動に駆られた。
しかしあくまでもこれは彼女の身体を知るためのテストであり、まだこの中に注ぎ込むわけにはいかない。
――まだ痛むかい
「だ、大丈夫です。んんっ……好きなように、やっちゃってください。」
ルカの顔から苦痛が消えていて、代わりに、切なそうに息を上げて快楽を求め始めていた。
誰にも見せたことのない、その表情。
もうそろそろ動いてもいいだろう。
始めはゆっくり、徐々にスピードをつけながらピストンを始める。
潤滑された結合部がじゅぶ、じゅぶと音をたてる。
突き上げると、恥丘とぶつかりあい、ルカの身体が強く揺さぶられる。
「はあっ!あっ!……ふあっ!あっ!」
ルカが腕を回してきて、背中を掴んだ。ぎゅっと力が込められて、身体が密着する。柔らかい胸があたり、突き出た乳首がくすぐったかった。
ルカの身体を味わうべく、ピストンを重ねていく。
気持ちいい。なんという快感だろう!
一人でするのとはまったく違う、身体の奥底から湧き上がってくるような快楽の渦。
蜜で蠢くルカの聖域を、貪り、喰らい尽くし、奪い取る感覚。
「あっ!あっ!あっ……!」
リズミカルなピストンから、強く激しいピストンへと移行する。
ルカの大きな胸が上下にぶるぶると揺れ、切なく小刻みに声を上げた。
もはや限界が迫っていた。本当は射精せずにツキミの方も味わうつもりだったが、そんな余裕は微塵もない。
ルカの膣によって完膚なきまでに昂ぶりを引き出され、陥落寸前となっていた。
キャトラの言う通り、まさに最高に相性がいい身体。一生、この身体を味わっていたい。
出したい、出したい……!
このまま。この中で。ルカの聖域を汚す、男の白濁を。
己の分身をこの子宮にむけて吐き出して、その身に我が子を宿したい。
全ての欲望をぶちまけて、ルカに受け止めてもらいたい。
…そして限界は訪れた。
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