Home Artists Posts Import Register

Content

ルエル・サクラリッジは度重なる戦闘と暴走の末、その身体は朽ち滅びた。

…と思われていた。

彼女のコピー体であるルエル・ウォーロックの身にソウルを間借りすることで、ルエルはまだ生き延びている。


瘴気を纏うことが出来ず、その身体は汚れのない赤子のようであった。

質素ながらも愛を持って育てられ、戦闘能力はまるでない。

それでもルエルは人格を徐々に乗っ取っていき、再び破壊の悦びを取り戻すつもりであった。


だがその前に、元島民たちに捕らえれてしまった。




「おい、下手に触るなよ。瘴気にやられちまうかもしれん。」

「わーってるって。でも全然そんな感じはしないな。ただの女の子みたいだ。本当にこいつはルエルなのか?」

「油断するなよ。間違いなくルエル・サクラリッジだ。俺の家族を殺した、凶悪で非道な女だ。」

「そうだったな……。妹の無念、ここで晴らしてやる…!」


ルエルを捕らえた男たちは、彼女の瘴気によって全滅させられた村の出身だった。たまたま出稼ぎに出ていたので無事だったが、帰省した時の彼らの絶望感は筆舌に尽くしがたい。

ルエル・サクラリッジの顔は手配書にも載せられており、執拗に追いかけた末に、ついに捕まえることができた。このまま殺すかギルドに引き渡してしまってもよかったが、それでは腹の虫がおさまらない。徹底的に屈辱を味合わせるつもりだ。


「う……ク……ッ」

ヴヴヴヴと鈍い駆動音を立てながら、極太のバイブレーターが腟内をかき回していく。

ルエルは激しい快楽の波に、無言でじっと耐えていた。

かつての壊れた肉体では味わったことのない感覚。常に痛みと苦痛が付きまとっていたあの身体と違って、ルエル・ウォーロックの身体は至って正常だった。むしろ敏感すぎるほどで、甘美な刺激が気持ちいい。慣れない性的刺激が波のように押し寄せてくると、心がキュっと締め付けられる。


「見ろよ、気持ちよさそうに腰をくねらせてるぞ。こんなに太いのを咥えてるのに。それ、これならどうだっ!」

「ぎゃっ……!」

後ろの穴に押し込まれていたものが、一気に引き抜かれる。いくつもの数珠状に連なった珠が、入り口に何度も引っかかりながら抜き出されていく。強制的に排泄させられているような錯覚を覚え、その快楽に震え上がる。

だがもう数日何も食べていないので、腸内は綺麗だった。


「どれ、そろそろ腹も減ってきただろう?腹一杯にしてやるよ。」

もう一人の男が持っていたのは、先端の尖っていないシリンダーだった。透明な筒の中には何かの液体がなみなみと満たされている。これから何をされるのか、ルエルは悟った。

「このクズがっ!」

お尻にひんやりとしたものが当たり、思わず目をつぶってそれに耐える。

まもなく質量のある液体がお尻の穴から逆流を始めた。

「あっ……」

一本全てが腸内に入る。だがすぐに次の溶液がシリンダーに満たされ、お尻にあてがわれた。

「まだまだっ」

「む…無理……それは……!」

それはこれまでの感覚とはまったく別物だった。ルエルも焦りを覚える。

裸に吊るされても、腟内をかき回されても平気なつもりだったが、排泄を見られるというのは本能的に受け付けないものだった。

ゆえにぐっと耐えて流出しないように我慢するしか無いが、そんなことは構わずに浣腸は次々と続行される。

「なーに、2リットルくらいは入るさ。」

「無理…、こ、こわれる…」

「大丈夫、大丈夫。人間結構丈夫にできてるもんさ。」

ルエルが全身を震わせながら耐えている姿を見て、男の顔がサディスティックに歪む。

「それ、もう一本入ったぞ。」

「本当に、無理……だから」

「俺たちの家族が味わった苦しみは、こんなもんじゃないさ!」

新たな浣腸液が注入されると同時に、バイブレーターが最大出力で振動を始めた。

「あああああっ!!」


その苦痛と快楽の間に翻弄され、ルエル・サクラリッジはこの難儀な肉体に宿ったことを後悔する。いっそ苦痛だけであれば良かったのに。

脱水症状になりかけていたところに、急激に水分が補充され、満たされていくのを感じた。溶液に含まれる栄養分が全身に行き渡っていく。それは筆舌に尽くしがたい快楽であった。

絶頂とともに意識が薄れていくのを感じながら、ルエルは思考を停止する。この世に生まれてきたことを呪いながら。

その人格を優しく受け止めたのが、ルエル・ウォーロックであった。


Files

Comments

T.K

あのルエルが弱音を吐いてるのが好き