温泉接待(4) (Pixiv Fanbox)
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「そこの岩に手をついて、お尻をこっちに向けなさい。」
「誰がそんなことをっ!」
「私はどちらでもいいのだよ。君がしなければ、あの娘を代わりにするだけさ。」
「トワには手を出すなぁっ!」
「ふむ、ではどうすればいいか、わかるだろう?」
トワにとって温泉旅行は特別なものだ。それに水を差したくはない。ここでこのオッサンを満足させることができたら……。そんな考えがセツナの頭をよぎる。
「よし、いい子だ。」
セツナは露天風呂の端にある岩場に両手をついて、無防備なお尻を晒した。
「さっさと、終わらせてよ!」
後ろをちらりと見ると、凶悪なまでに巨大化したオッサンのそれがそそり立っていた。あれが入ってくると考えるとゾッとする。
「痛っ……!!」
「おや、この抵抗感。君は処女なのかな?」
「痛……、無理、やっぱり無理!!」
「なあに、痛いのは最初だけさ。」
「うあああ……っ!」
セツナの聖域を守っていた結界は、いとも簡単にぶち破られてしまった。
男のそれが無理矢理侵入してくる。
とろりとした泉質の湯がローション代わりになっていたが、それでもろくに前戯もせずにぶち込まれると、その衝撃は激しすぎる。ましてやこれが初体験だとすると。
「さすがにきついな。だがおめでとう、これで君も女だ。」
「うるさい!抜いて、抜いてよっ……」
「お言葉通り、一発抜いてやろう。このままではキツすぎるからな」
オッサンの腰が律動して、中に熱いものが入ってくるのを感じた。
「まさか……っ!」
「これで中も滑りやすくなるだろう。アレも少し小さくなって、痛みも減ったはずだ。」
男の言う通り、さっきまではち切れそうなほど固く肥大化していたそれが、今は柔らかくなってその圧も減っていた。だがその出したものというのが気になる。
「まさか……中に出したんじゃ……」
「当たり前だろう。男女のまぐわいとは、子作りのためにするものだ。」
「子づく…り…」
その生々しい現実を押し付けられて、卒倒しそうになる。そうだ、知識としてはなんとなく知っていたが、これは間違いなく子供のできる行為だ。そんな重要なことをこんなにあっさり許してしまうなんて……。
「うむ、滑りがよくなって、実に良い。」
「う…動くなぁっ!」
パンパンと音を立てて肉体がぶつかりあう。先程までの刺すような痛みはだいぶ和らいでいて、そのかわりに内側から来る熱が全身を支配しようとしていた。
出されたばかりのものが、そのピストン運動によって、奥へ、奥へと入り込んでいく。一刻も早く洗い流さないと、大変なことになるのに。
「ほら、だんだん気持ちよくなってきただろう。君の尻がそう言っている」
「そんなことは……ぁっ……!」
セツナは大きく背中を反らせて、そのお尻を突き出していた。
容赦ないピストン運動を全身で受け止めるためだった。だが、ある角度で突かれた時に、しびれるような感覚がやってくるのに気がつく。毎回ではないが、ときたま絶妙な角度で入ってきた時に、悦楽が身体を包み込む。まるでかゆいところに手が届いたような気分だった。
「はあ……そ、そこ……っ!」
そんなセツナの後ろ姿を見て、男はにやりと笑う。
ホメ=タタエールの百人斬りノートに、また一人の名前が刻まれた。