Home Artists Posts Import Register

Content

「もう……限界……!」

ティナが悲痛な声を上げた。

最近一般に出回っている成長の魔法薬は、口から飲むドリンクタイプである。

だが、ティナが今摂取しようとしているのは、飲むことができないタイプのものだ。

コラボの事情で一気に急成長することが求められたティナには、特製の魔法薬が用意された。

この薬品は、胃の消化酵素と反応して効果が消えてしまうため、口から摂取することはできない。別の入口から体内に吸収しなければならない。

――今、その強化の真っ最中であった。

「あ…溢れちゃう……っ!」

「すみません。我慢してくださいね。ティナさん。零してしまったら、最初からやり直しですから。」

サポートしているのは保健委員のルウシェだ。

優しい声でティナを気遣う。しかしシリンダーを持つ手は容赦がない。

1リットルの大きな浣腸器の注射筒を、ぐいぐいと押し込んでいった。

勢いよく送り込まれるひんやりとした液体が、腸内を一杯に満たしていく。


「もう無理……限界!!」

「ダメですよ、ティナさん。もう少しで1本目が終わりますから。」

ルウシェが最後のひと押しをすると、びゅっと水圧がかかった。

すべてを吐き出して空になったシリンダーの先を肛門から抜き取った。

その瞬間、ぞわっと背筋に震えが走る。

ふるふると小刻みにお尻を揺らしながらも、ティナはなんとかそれを耐え切った。

通常の浣腸とは違い、出すことが目的ではない。その水分を腸を通して体内に取り込む必要がある。だから放出することで楽になることはできない。ただじっと耐えて、体内に染み込んでいくのを待たなくてはいけない。出すことは許されないのだ。

「く…ううっ……」

一番苦しい波を切り抜けて、はあはあと肩で息をついた。すこし波が収まってくると、耐えられるような気がしてくる。これならいけるかもしれない。

「それじゃあ、次、行きますよ。」

「え……?」

「すみません、強化には最低でも2リットルは必要なんです。また半分しか入れてませんから。次、注いでも大丈夫ですか?」

ルウシェの手には、再びなみなみと液体を湛えた1リットル浣腸器が握られていた。

「う…そ……」

「それじゃあ、失礼します。」

戸惑うティナをよそに、シリンダーの先端部がぴたりとお尻に差し込まれた。

Files

Comments

雨宮

ティナ…頑張れ!

雨宮

ルウシェさん、その1本僕にやらせてください

Anonymous

ルウシェ目線も見たいですなぁ〜♪