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人が良すぎるというのも、ときにあだとなることがある。

ルウシェは保健委員としての仕事を全うしていたが、ある男子からの性的欲求を断ることが出来ずに、それを許してしまった。

そこから噂が広まり、いつしか「誰でもやらせてくれる女子」として認知されるようになってしまった。


一人の男子が保健室に入ってくる。

「ルウシェさん、あの噂、本当?誰とでもやるとか言われちゃってるけど…」

「そ、そうなんですか?」

「昨日、カズノコ組のあいつが言ってたぞ。少し頼み込んだらすぐにヤらせてくれたって。あとイクラ組の奴も」

「そのようなつもりではなかったのですが……」

「じゃあ嘘なのか」

「いいえ……嘘ではありません」

「まじかよ。クソっ!嘘だと信じてたのに!俺、ルウシェさんのことずっと見てたのに。会ったときから、聖女みたいに美しくて清楚な女性だって。一目惚れしたのに。それなのにこんなに尻軽な女性だったなんて」

「も、申し訳ございません…」

「謝らなくていい。頼めばやらせてくれるんだよね!」

「そ…それは…」

「あいつにも許したんだろ!俺もいいだろ!」

ルウシェは下を向いたまま、静かにうなずく。

「わ…わかりました。」

「そ、そうか!」

その瞬間男子の顔から怒りが消え、代わりに歓喜の表情が浮かぶ。

他の男に先を越されたという悔しさよりも、自分もできるという性欲が勝ったのだ。

かたちはどうあれ、好きになった女性に童貞を捧げることができる。これほど幸せなことはない。



「ど…どうぞ…」

ルウシェは保健室のベッドに横になり、その無防備なお尻を晒した。

「綺麗だ……」

その秘所は、何人もの男を受け入れてきたとは思えないほど綺麗なサーモンピンクをしており、かすかに潤い光っていた。

指で撫で、舌を這わせると、その艶やかさは一層ぬめりを増す。

その様子を見て、もう我慢は限界だった。



「それじゃ、いくよ」

「ああ‥いけません…これを…」

ルウシェは枕元から避妊具を取り出したが、聞こえなかったふりをしてそのまま秘所に狙いを定め、後ろから腰を深く押し込んだ。

そこは何の抵抗もなくぬるりと亀頭から根本までを全部飲み込んでいく。

「はぁんっ」

もうここはルウシェの身体の中だった。奥深くで強く結びつき、二人の身体は一つに繋がっている。温かい体温が直接伝わってきて、優しさに包まれているようだった。

「最高だ……!」

これが女の子と繋がるということか。できれば初めて同士でありたかったが、その差はこれから埋めていけばいい。

「あ…ありがとうございま……はあんっ」

腰を深く押し込むと背中が仰け反るように震え、ルウシェが感じていることが伝わってくる。華奢な身体を揺らし、淫らな嬌声を喉から上げる。

なんということだ。自分の憧れていた女性は、肉棒一つでこんなに淫らになる女だったのだ。そのお尻を見ていると、サディスティックな衝動が湧き上がってくる。

「今まで何人の男としてきたんだ?」

「わ…わかりませ‥んっ」

「わからないほどしてきたというのかっ!」

「すみません……っすみませんっ!」

あえてパンパンと音が出るように後ろから犯していく。最初は軸を外して肉棒が折れそうになることもあったが、コツを掴むとリズムを取れるようになってきた。

激しくすると一層乱れ、髪を振り乱して全身で感じている様子を見せる。

「本当は犯されるのが好きなんだろう?だから毎日いろんな男としているんだっ」

「そ…そんなことはぁっ!」

どうしてだろう。身体は繋がっているのに、心がつながらない気がする。自分が求めていたのは本当にこんな関係だったのだろうか。

だがその迷いを打ち消すほどに強い情欲がこみ上げてくる。

「出すぞ…膣内にっ!」

「ああ……いけません…なかは…ナカはぁっ」

その心の隙間を埋めるために、自らの精をありったけ注ぎ込んだ。そうだ、二人の関係はこれから埋めていけばいい。


「じゃあ、また明日来るよ。」

ベッドに横たわり、下の口からどろりと白濁を流しているルウシェを保健室に残し、男は一人部屋を出た。



だが次の日保健室で見たのは、先に来た別の男に犯されている聖女の姿だった。





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Comments

みょん

前の日以上に、大変なことになってしまいそう...! 少しダークな雰囲気が、そそりますね!