親密度Max (Pixiv Fanbox)
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ハロウィン衣装のリルテットが強いので、毎日クエストに連れて行っていたら、あっという間に親密度30万を突破してしまった。
その日の晩、愛でルームを訪れると、リルテットは神妙な顔をしてベッドに座っていた。髪からふわっとシャンプーの香りがする。その目は潤んでいた。
「だって…しないといけないんでしょう?」
少し拗ねたような顔をしながらも、上目遣いで満更でもないといった雰囲気だった。
新人の頃、親密度30万に達したら、えっちしないといけないという嘘を教えてしまった。だがそれを真に受けたリルテットは怒った顔をしながらも渋々身体を許してくれたのだ。意外にも彼女は処女だった。
出会ったばかりの頃は刺々しく、すれ違いの関係だった。現在も普段はそれほど変わっていない。だが今はこうして、あの時の話を信じて愛でルームで待機していたのだ。その顔に拒絶の意思は見えない。
そんな彼女がいじらしくて、思いっきり抱きしめる。
*
丁寧に愛撫すると、もうすっかり準備ができていた。
せっかくなので服を脱がさず、ハロウィンの衣装のままで愛でることにする。
避妊具をつけるか迷ったが、特に何も言われなかったのでそのままにする。
ぬらぬらと光るサーモンピンクの蜜穴に、固くそそり立つそれを押し込むと、ゆっくりと呑み込まれていく。最初の頃よりもずっと柔らかく迎えてくれる。
「ん……」
リルテットは気持ちよさそうに吐息をついた。
軽くピストンすると、肩をくねらせて全身で感じている。
中は狭いがとても熱く火照っている。
正常位で繋がると、彼女が恥ずかしがる顔を見れるのが好きだ。普段の凛々しくて冷淡そうなリルテットとはまるで別人みたいに、可愛らしい顔を見せてくれる。
だがそれが彼女の本当の姿なのだ。それが知れるのが嬉しい。
「んんっ……あっ…!」
リルテットは声を隠しきれないほどに快楽を感じているようで、ぎゅっと手を握りしめてくる。そろそろ逝きそうなのだろう。せっかくならタイミングを同時にあわせたい。
だが少しだけ迷った。今は生で挿入しているので、このまま出すと膣内射精になってしまう。それはさすがの彼女も嫌がるのではないか。
でも今から避妊具をつけるのも煩わしい。
「中…そのまま中でっ……!」
意外にも彼女の方からおねだりされたので、そのままピストンを早めてクライマックスまで導いた。
「んんん…!!あああ、あー………っ!」
絶頂した腟内が脈打ち、それに促されるようにしてどくどくとその中に白濁を注ぎ込んでいく。子作りの本能が蘇り、普段よりも濃く、長い射精だった。
*
その後も何回戦かして、二人でいちゃいちゃしながらシャワーを浴び、普段着に着替えると、たちまち恥ずかしさが巻き戻ってくる。
あんなに可愛い顔をしていたリルテットも、照れているのか、視線をあわせようとしてくれない。
今度はフェネッカも誘って三人でしよっか、とその背中に聞くと、
「それは絶対ダメ」
と真顔で怒られた。