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スパルティが校長になってからは、学園では強権的な校則が敷かれるようになった。

事細かく規則が定められ、破ったものは罰せられる。


罰を担当していたのはスパルティの部下、ベンとキョウの二人組で、権力の乱用は日に日に増長していく一方だった。



「それはあんまりじゃないですか!」

エレノアの気高い声が響く。

校則違反を咎められていたのはエシリアで、靴下は無地以外認めないという規則に破ったとのことだった。縞々の柄など言語道断。ベンとキョウによって懲罰室に連れて行かれそうになっているところだ。


「なんだね、文句でもあるのか、エレノア君。」

「そんな校則、昨日までなかったはずです。それに靴下の柄なんて、何の意味があるんですか!」

「法は法だよ、エレノア君。」

「なんなら君が代わりに罰を受けるかね。」

「……っ!」


ベンとキョウの懲罰は過酷だという噂があった。だが受けた誰も、その内容を話したがらないので詳細はわからない。エレノアは一瞬迷う。だが、年下のエシリアが痛めつけられるのは、生徒会長として見過ごせない。

「わかりました…。私が代わりになります。

……だからエシリアちゃんは離してください。」

「へへへ、話がわかる。まあこんなちんちくりんよりも、あんたのほうが愉しめそうだな。」

「発言は取り消せんぞ。覚悟はいいのか。」

エレノアはぎゅっと唇を噛みしめると、黙って二人に連れて行かれた。



エレノアは懲罰室で服を剥ぎ取られ、全裸にされる。

仮に抵抗しようとしても、この校内では絶対的な力を持つ校則のルーンによって阻まれるだろう。


こうなる展開はエレノアもある程度予想していた。ゆえに年下のエシリアに執行させるわけにはいかない。

だが、"二人同時に"責められるとは、想像すらしていなかった。

「くううっ!」

キョウ上に跨らされ、前穴を塞がれるだけでなく、背後から後ろの穴も突かれる。

出すための穴に入れられることなど、予想だにしていなかった。

ローションをたっぷり塗りたくっていたとはいえ、全く開発されていない穴をいきなり押し広げられ、痛みと苦痛が拡がる。


「さすがにきついな…だがこの淫乱のルーンがあれば……」

ベンがベンダントのような何かを振った。すると痛みがすっと引いたような気がする。

「ひ、卑怯です…!」

「へへ、効いてきたかい?こっちの穴でもイかせてやるよ」

「んんーっ!」


後ろの穴を出し入れされると相変わらず苦痛だったが、前に入っている肉棒は甘美な快感を引き出してくるので、苦しいのか、気持ちいいのか、段々よくわからなくなってくる。

次第に、苦しいだけのはずだったお尻も、女性器の快感と逆転して気持ちよく感じるようになってきた。これも淫乱のルーンの力かもしれない。


「あ…あん、あ…んっ!」


上下からの攻めに、声が漏れ出してしまう。

同時に二本を出し入れされる刺激の強さに、身体が耐えきれず、背中を仰け反るようにして快楽を全身で感じた。奔流のように押し寄せる刺激信号を脳が処理しきれず、痛みも苦しみも全て快感として処理してしまう。やがてそれはオーバーフローするがごとくに溢れ出していった。


「あああーっつ!!あーっ!」



エレノアは二人に一方的にイかされ続け、やっと二人が射精した頃にはぐったりとして視線も虚ろだった。2つの穴からどろりと精が零れ落ちてくるのも、ただぼんやりと感じるだけだった。


満足したキョウがにやりと笑いながら言う。

「優等生そうに見えて、とんだ淫乱じゃないか。」

「そ…それは、あなた達がおかしなルーンを使うから…」


「ああ、これか?」

ベンが先程のペンダントを取り出す。

「これはただのガラス玉だぞ。」


エレノアはびっくりしたように衝撃を受けると、そのまま項垂れて自分を恥じた。

きっと他の生徒もこうやって騙しているのだろう。

誰もこの懲罰のことを話したがらないのはそのためかと、エレノアはようやく理解した。


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