性処理当番 (Pixiv Fanbox)
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茶熊学園には、生徒たちの福利厚生のため、「性処理当番制」という制度がある。
何人かの女生徒達が交代で、男子達の性欲発散をサポートする。
当番に選ばれた女子は、その日一日を全裸で過ごし、当番の証のネームプレートをつけて過ごす。
男子はいつでも当番に性行為を求めることができ、当番生徒は原則としてそれを断ることが出来ない。
ただし避妊は推奨される。
当番制とはいえ、強制ではなくあくまでも当該女生徒の同意を得た上での、任意の活動であるため、なり手がなかなか少ないのが課題である。
そのため経験豊富で年上の女性たちが、率先して性処理当番を受け持つことが多い。
今日の当番はミラ、オスクロル、シズクの三人だ。
それに対して集った男子は30人近く。
ひとりにつき10人は相手をしなければならない計算だ。
オスクロルは三人の中でも一番人気で、ずらりと順番待ちができた。
慣れた動作で机に肘を下ろすと、後ろから男子を待ち受けた。
待ちきれずに先頭の男子が前戯もせずにいきなり突っ込む。
しかしそれをきちんと受け止めてあげるのがオスクロルの優しさだ。
慣れた腰つきでピストンにタイミングをあわせていく。
速やかに射精に導き、回転率を高めれば、それだけ体の負担も少なくて済む。
そのとなりではシズクが同じ姿勢で男を受け入れた。
シズクはまだ当番としての経験が浅く、このようなことにも不慣れである。
しかしあえて酒の切れるタイミングにすることで、この特異な環境になじもうとしていた。
シズクはとりわけ運動部の屈強な男子たちに人気が高く、マッチョな男たちの激しいピストンを、その細い躰で必死に受け止めていた。
身体をくねらせ、喘ぎ声を上げ、体力の消耗も激しそうだ。
ミラのもとには、出遅れた生徒たちが一斉に襲いかかった。
前の男子が終わるのを待つこともせず、我先にと己の剛直を押し付ける。
その勢いにたじたじになりながらも、ミラはなんとかそれをさばいていた。
ミラはこの活動を通じて信者集めをしているようだ。
それで信仰心が集まっているかどうかは、実のところわからない。
教室には止むことのない嬌声が響いていた。
――次の当番は誰になるのだろうか。