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クジョウの島の遊郭が一番賑やかになるのが元旦である。

厄を落として新しい一年をスッキリと迎えてもらうために、それぞれの楼閣がこぞって「新春姫初め」のキャンペーンを実施するからだ。


普段所属している姫だけでは到底回らないので、この日は臨時のバイトを雇って接客にあたる。

トワも今日だけ働くことになった臨時の姫の一人である。

正直あまりやりたくないバイトではあったが、いつもお世話になっている温泉観光協会からの頼みで断りきれなかった。

通常のご奉仕はヒラの姫で60分4万円。

生で中出しコースは、通常はプラス2万円のオプション料金がかかるが、この姫初めキャンペーンではこのオプションが無料となる。

なので今日はほとんどの客がこのオプションを追加していく。

新年の一番搾りを姫の中で気持ちよく迎えてもらおうという粋な計らいである。


その代わり90分と120分コースがなく、60分しかない。できるだけ回転率を早めるのが狙いである。

60分のうちに射精させて満足してもらわないといけないので嬢もなかなか忙しく、できるだけ早い段階で本番に移行し、腰を使って積極的に搾り取っていく。




最初こそ、中に出されることには抵抗を感じるが、二人、三人と相手していくうちにだんだん感覚が麻痺していき、四人目の客の時は、「中にください」とせがんで哀願するほどであった。トワは自分がどんどん淫らに乱れていくのがわかって恐ろしくなる。


五人目の精が子宮の中にたっぷりと注がれた頃、新春姫始めの一日は終わった。

今日受けたたくさんの穢れを温泉で流して、トワはすっきりとした新年を迎えた。

新春姫初め(2)

遊郭の姫初めに、カスミも動員されていた。 カスミは基本的に男嫌いである。 恋愛というのも書物の中でしか読んだことがない。 小説の中では美しく素敵な存在として男性が描かれている。 現実はその逆で、粗野で無骨でデリカシーがない。 よく読む恋愛小説には二人の素敵な夜の時間についても描かれているが、現実のセッ...


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