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「聖霊閃アギオン=レイ!!」

ハルカはミラーワールドで戦闘員相手にかなり健闘していた。

始めから必殺技をぶっ放して圧倒的な火力で制圧していく。十数人いた戦闘員も次々と倒れていき、勝利は確実……に見えた。


「うそ……!」

突然の眩暈がハルカを襲う。そして消失していく戦闘服。

魔力切れだ。必殺技を連発しすぎたせいで、あっという間に枯渇してしまった。魔法で編み込んだ戦闘装束も維持できないくらいに。

このミラーワールドでは、魔力を回復するのは容易ではない。一度ログアウトして補給を受けなくてはいけない。だがそのためにはゲートポイントまで戻らなければならず、ここからはかなり遠い。そしてそうこうしているうちに残りの戦闘員に囲まれてしまう。

「こ、来ないで!!」

魔力のない魔法戦士はただの非力な女の子に過ぎない。雑魚戦闘員に簡単に組み伏されて床に倒れてしまう。

そこから地獄の時間が待っていた。




「あう……っ!あっ……!こんなの……許さないんだから!!」

敗北による死も覚悟していたが、待ち受けていたのは別の形の蹂躙であった。

色恋沙汰に疎いハルカによって、それは予期せぬ行為である。初めて味わうその感覚に、ただ戸惑いを感じるだけだ。

最初こそ引き裂くような痛みがあったものの、そこから先はどんどん身体が熱く共鳴して高ぶっていく。

これが敵の攻撃方法なのかと痛感する。なんて卑劣な戦法!

「あう……っ!そんなの…だめよっ!」

ただ痛いだけなら耐えることができたかもしれない。だが身体の内面から溢れてくる快感には抗いがたい。

お尻を高く突き出して、もっと欲しいと求めてしまう。めちゃくちゃにされているのに気持ちいい。脳がバグを起こしているに違いない。


屈辱の時間は唐突に停止し、どくどくと熱い魔力が体内に流れ込んでくる。

「ああ~~っ!」

唐突に魔力の奔流が全身を包み込んだ。枯渇していた魔力が回復し始める。それはこの上ない至福の感情であった。

でも足りない。このくらいではまだまだ全回復とは言いがたい。


しかしハルカの懸念もよそに、次の戦闘員が待機しており、選手交代してすかさず続きが始まった。


「フェニックス・フォーム!!」

5人にも立て続けに膣内射精された結果、魔力がオーバーフローしてしまい、爆発的な閃光を解き放った。

無敵の力が湧いてくる。もはや敵はいない。天より出でし光の槍が降り注ぎ、残った戦闘員を殲滅していく。そのあまりの火力の高さにハルカ自身も驚いてしまう。



「お疲れさまー!ハルカちゃん。ついに覚醒モードが目覚めたんだね~~」

無事ミラーワールドからのログアウトを果たすと、お団子仮面が笑顔で迎えてくれる。

今回のことがどこまで見透かされているのか……、戸惑いつつも苦笑いするハルカであった。

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