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fanbox post: creator/114230/post/2647397


後夜祭の出し物によって全裸にまでされたトワは、勝者の男からえっちをすることを求められた。所詮は遊びである。逃げようと思えば逃げることもできたはずだ。

こんなことで守ってきた貞操を失うわけにはいかない。


だがその場の勢いと雰囲気に圧倒され、それに呑まれつつあった。まわりの女子たちの気持ちよさそうな表情がひどく脳裏にこびりついている。

私もあんな感じになるのだろうか。


「よーし、じゃあ選ばせてやるよ。上がいい?下がいい?後ろがいい?」

「…上で……」

ついそう答えてしまった。

すぐ横のツキミがその体位をとっていたからだ。それに上ならばある程度自分で動きを制御ができる。


既に用意されていたマットに男が横たわっている。その股間からは凶悪すぎるほどのモノがそそりたっており、思わず息を呑んだ。

あれが、自分の中に……

期待と興奮ですでに身体の準備はある程度できており、後は気持ちを乗せるだけだった。


「失礼しま……す……」

自重をゆっくりと乗せていくと、貞操の門は最後の抵抗を見せる。だがあっさりとその道は開かれた。

「んん…っ!!」

ちくりとした痛みがはしる。だがそれだけだった。もっと痛いと聞いていたのだが、思ったより大したことはない。もしかしたら式神が痛みを肩代わりしてくれたのだろうか。

誰も受け入れたことがなかったその聖なる秘所は一杯に拡げられてずっぽりと咥えこんでいた。男のそれは大きすぎて、全てを飲み込むことはできない。

両手で体重を支えようとするが、未知の感覚への戸惑いで力が抜けそうだった。

男は執拗に胸をこねくりまわしてきて、集中を阻害してくる。

「ん……ん……っ!」

腕に力をこめて腰を上げるが、力が抜けて奥まで突き上げられてしまう。その繰り返しをしているうちに、身体が熱くなっている。

これが気持ちいいということなのだろうか。とくに深く挿し込まれたときに、身体の芯から鷲掴みにされ、息ができなくなるほど気持ちいい瞬間がある。

それを求めているうちに、段々とリズムがわかってくるようになった。

上下運動もいいが、前後に腰をグラインドさせるだけでも気持ちいい。このほうが体力を使わずに長く楽しむことができる。


「はあ……っ!ん……!」

気がつけば、回りの女子たちと同じように、淫らに腰を震わせ、髪を乱れさせながらあえぎ声を挙げていた。

えっちがこんなに気持ちいいものだったなんて。男の人は好きにはなれないけど、この行為は嫌いではないかもしれない。

何度も腰を打ちつけているうちにどんどん熱が上がってきて、身体の奥底から快感が溢れだしてくる。この奔流に飲み込まれてしまったら、どんなに気持ちいいだろう。


だが唐突にその瞬間が来た。

男がウウっと低く唸るとともに、腰をガクガクと痙攣させる。

膣内に入っていたものがこれまでになく膨らんだかと思うと、どくどくと白濁が溢れ出してきた。そして徐々に力を失い、萎んでいく。

ぴったりと膣内にはまって悦ばせていたものが、力なくぬるりと抜け落ちた。


これで終わったんだ…。

ほっとする反面、どこか物足りなさも感じる。あともう少しで何かを掴めたかもしれないのに。身体が急速にクールダウンしていく。膣内射精された白濁がどろりと太ももに垂れてきた。


後夜祭はまだ始まったばかりだった。

(Fanbox)


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