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女子生徒全員が必修のソープ実習だが、成績がいまいち芳しくなく補習になる生徒が現れた。二期生のカスミアサミヤである。

彼女は相手役の男をはっ倒したことでひとつの武勇伝となっている。

協調性に欠け、ご奉仕の精神も足りないとして低い成績がつけられている。

だが逃げることなくこうして律儀に補習に応じ、裸で待機していたことは評価したい。

彼女は根本的に、性行為を穢らわしいものだと思っており、その気持ちよさがわかっていないようなので、性技を教え込むのではなく、まずは徹底的に気持ちよくなってもらうことにした。


一時間かけて丁寧に愛撫し、奉仕されるのではなく奉仕することに徹する。

そして身体全体がとろとろになったところで、満を持してその身体の中にお邪魔した。


よく準備はしていたがその中は狭くてきつく、未だなお侵入者を拒もうとするほどの強い締め付けがあった。ほとんど新品同然で、おそらくこの実習がなければまだ処女のままであったであろう。

だが深く突いても苦痛の声を漏らすことはなく、ただ気持ちよさそうに喘ぐだけだった。

これはいけると思った。


「どうだい、男にされるのもあんがい悪くないだろう?」

「し……知らな……あッ!アッ!あっ!」


当初のピリピリしていた雰囲気はとっくに消えていて、ただ女としての快楽を貪る淫らな女性がそこにいた。

そう、これこそが性行為の基本。お互いが気持ちよくならないと意味がない。

小手先のスキルよりも、まずはセックスを好きになってもらうこと。それが大事だ。

いつでも、誰とでも笑顔でえっちできる女の子になってもらう。カスミはまだその域には程遠いが、いずれはそうなってもらうのが目標だ。だが、育てがいはある。


「う…でる……」

「んんーー!!!」


お互い気持ちよくなるということは、こっちも限界ということで、その膣内にたっぷりと出してしまった。

本当は直前で抜くつもりだったのだが、真の気持ちよさとはなんだろう、などと哲学的なことを考えているうちについつい中に出してしまったのだ。



― 思ったより悪くなかったけど、中に出すのはルール違反です。次は気をつけてください。


補習後に提出されたレポートのコメントには、そんな一言が書いてあった。






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