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聖夜の夜、恋人たちが楽しそうに談笑し夜の街に消えていく。

だが自分は独り、虚しく街をあるいていた。

― クリスマスなんて爆発してしまえばいいのに

ジングルベルのメロディが鳴り響くたび、苛々が募り、全てが腹立たしく感じる。


だがそんなとき、女神に出会った。

「あなたが色欲の罪に悩む方ですか?」

彼女はルウシェ・エルレンシアといい、人々の罪を贖う聖女であると名乗った。

その美しい顔立ちを見て、むらむらとして犯してしまいたいと思った。

そんな無防備と無邪気さが彼女にはあったのだ。


「その罪を・・・・私にください。」

ルウシェは物陰にいくと、いきなり覆いかぶさってきた。

突然のことに唖然とするが、ふわっと漂う爽やかな髪の匂いに、頭がくらくらする。

彼女はたどたどしい手付きで、股間にそそり立つそれを取り出す。

たった今名前を知ったばかりの相手に、こんなことをされるとは思ってもいなかったが、為す術もなく、ただされるがまになっていた。

「失礼します……」


ルウシェは美味しそうにそれを咥えると、舌で裏筋をぐるりと舐めわます。

ぞわりとした感触と共に、強い快感が襲ってくる。

小さな両の掌で深くしごき、舌で亀頭を丁寧に舐めて刺激した。そのダブルの感触に、たちまちボルテージが限界まで膨張する。


「ふふ、罪の味がします。」

先端からでるカウパーを丁寧に舐め取り、舌先を尿道に絡めてくる。

まるでどこか気持ちいいかを全て知りつくしているようで、一体どうしてこんな可愛い子が……。


―もう限界だ……っ

我慢できずにびゅくびゅくとその口の中に解き放ってしまう。

ルウシェは口を離さずにしっかりと咥えて、一滴も零さないように全てを口の中で受け止める。

さらに両手で強くしごきあげ、さらなる射精を促した。


全て出しきって、ほっとしたのも束の間、ルウシェの動きは止まることがない。

強烈なバキュームの如く吸い上げて、尿道の奥まで残っているその全てを搾り出そうとする。


― うぁぁぁあ……っ!


苦しいとも気持ちいいともわからない絶望的な快楽に呑み込まれながら、視界が真っ白に染まっていく。



「罪を、ありがとうございました。」

全てを搾り取ったルウシェは、女神のように微笑んでそう言った。



気がつけば気を失っていて、目が覚めると宿屋の軒先に寝転んでいた。

あれは夢だったのだろうか……


ただ股間はじんじんと痛く、なんともいえない爽快感に包まれていて、性欲はすっかり消えていた。

苛立ちも憎しみも消え、清々しい気分で夜の街を眺めていた。


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